【石垣島プチ移住2024】day14. 黒島
石垣島プチ移住14日目。
この日は3月20日、水曜日ですが春分の日で祝日!貴重な1日休みを満喫すべく黒島へ。
写真たっぷりでお届けします。
▶︎石垣港離島ターミナル
AM7:30。
おなじみ離島ターミナルへ。
この時間だとバスがないので家からターミナルまで40分弱歩かないといけないんだけど、もう早起きも歩きも慣れたもんです。
乗船までの間ちょっと時間があったのでユーグレナリベンジ。
この前飲んだマスカット味はイマイチだったけど、トロピカルフルーツ味は美味しかった◎
ユーグレナデビュー戦はトロピカルフルーツ味が良いでしょう。マスカットは玄人向けだな。
▶︎黒島へ
八重山諸島にいくつもある離島ですが、黒島へは初めて行きます。
ハート型をした島で(異論はある)人口より牛の方が多い島という情報くらいしか知らなかったのですが、せっかくなので行ってみようと思って調べたらけっこう私の好みの施設やカフェもあり期待値MAX。
自分で情報収集するのってやっぱり大事。
黒島までの乗船券が往復3250円なのですが、安栄観光のツアーで乗船券+自転車のプランが3690円でした。自転車代はほぼタダ。
なんと言っても個人手配しなくて良いの楽ですよね。
安栄観光や八重山観光フェリーが出してる観光コースのプランが何気にお得なので賢く活用したいところ◎
黒島までは船で30分ほど。
珊瑚礁の海を抜けて港へ。
静かでのどかな黒島船客ターミナルに到着。
到着したら自転車屋さんの送迎車で、レンタルサイクルの受付まで。
飛び込みもOKのようです◎
お世話になったまっちゃんおばーのレンタルサイクルさん。
店内にギターなどの音楽アイテムが飾られててめちゃくちゃお洒落でした。
自転車は鍵無しで、返す時どうしたら良いですか?って聞いたら駐輪所に置いてそのまま帰って良いって言われてそんなんあり!?と思った。
治安が良い。
こいつはレンタルサイクルの近くにいたファーストインプレッションヤギ。
牛より先にヤギに出会ってしまった。
草食べるのに必死で、人間に見向きもしない。
それでは出発!
▶︎保慶海岸
自転車を走らせるとすぐに牧草地が広がります。
この一本道を自転車で走るのめちゃくちゃ気持ちよかった。
数日前に竹富島へ行った時は照りつける暑さだったけど、今日はお天気だけど気温も涼しくて快適。
牛はいませんね。
まっすぐ自転車を走らせて、港の反対側にある保慶海岸へ。
途中、プズマリという石灰岩を積み上げられた遺跡がありました。
自転車を止めて、海岸へ。
しゃがみこんでアーサー採りしてる方がちらほら。保慶海岸は砂浜ではなくて、ゴツゴツした岩場になってます。
波の勢いが強いのか、侵食されて反り返った岩肌が目立つ。
引き潮のタイミングだったので、潮溜まりに何か生き物がいないか探してみたのですが…
※集合体恐怖症の方は閲覧注意※
全部巻き貝でした。
そんな全員で密着する必要ある!?
キモいけどシュールでかわいい。
海岸にはまだ軽石がちらほら。
岩場の上に登ってみる。
黒島の海は八重山諸島の中でもトップクラスの美しさで、ウミガメが産卵しに上がってくるそうです。
▶︎黒島研究所
保慶海岸を後にして、黒島研究所へ。
人口よりも牛の方が多いという黒島ですが、今の所の遭遇率はヤギ>>>人>>>牛です。
海岸のすぐ近くにある黒島研究所。
ちょっとした博物館と、ちょっとした水族館になっています。
入館料は500円。
入館チケットとしてウミガメの卵と同じ大きさのシールがもらえます。
受付にあった「カメ噛みます」のイラスト。
これはめちゃくちゃ良いイラスト。
なんて目してやがる。
このステッカーが欲しいな…。
最初に展示室へ。
見てください、もう、性癖ぶっ刺さり。
孔雀もいました。
こいつらは外来種なので駆除対象。
続いて生態展示へ。
水槽がいくつもあり、ウミガメや八重山諸島に生息する海洋生物が飼育されています。
ちっこいウミガメ。
こっち見てる、かわいい。
このカメさんたちには200円くらいで餌を買ってあげることができます。
カメも観光客が餌持ってると知ってて寄って来るので…
結果、めちゃくちゃカメにモテた。
しかし忘れてはいけない諸注意。
カメ、噛みます。
油断して手を出してはいけない。
カメの他にも熱帯魚や、
ゴシキエビ。
ふーん、チーズをかけてカリッと…ね。
こないだシュノーケルで見たハナミノカサゴ。
そしてヤシガニ。
何度でも言うけど、ヤシガニと聞くとヤシガニ少女やし子(GTO最終巻のおまけ漫画)がチラつく。藤沢とおるの罪が重い。
ヤシガニも美味しいらしいですね!
きっと君もチーズをかけると絶品系なはず。
外にも水槽があります。
またしてもカメにモテる私。
ごめんね、小銭足りなくて餌買えなかったんだ…。
他にもサメがいたり大きなリクガメがいたりと、小さいながらもなかなか見応えのある展示でした。
スベスベマンジュウガニ会いたい…。
研究所なので、研究室なる場所も。
八重山諸島や海、珊瑚に関する本がたくさん。
その気になればずっとこの部屋に居れるやつじゃん。
そして研究所の所長からの言葉。
良いこと書いてありました。
また来たいな。
▶︎仲本海岸
黒島研究所をあとにし、次は仲本海岸へ。
仲本海岸はシュノーケリングで人気があり、この日もたくさんのシュノーケルツアーの船がでていました。
ただ流れが早いらしいので、遊泳はライフジャケット必須。干潮時にはリーフの内側が天然プールのようになり、サンゴ礁や熱帯魚を見ることができるそうです。
ちょっとした展望台があったのでひと休み。
綺麗な海だ。
▶︎うんどうや
海岸から集落へ。
黒島は平坦な道ばかりなので、電動自転車じゃなくても余裕です。
自転車を走らせていると…
お?
やっと牛と邂逅。
私が牧草地を通ったときは放牧前だったから居なかったっぽい。
途中、 展望台があったので登ってみる。
海が見えるとかではないですが、黒島の広大な牧草地が見渡せます。
タイルが八重山諸島の形になっていました。
なんだかんだで八重山諸島の島を回り、あと行けてないのが鳩間島、新城島、嘉弥真島かな…。
新城島は行きたかったんですが、行きたいプランと予定が合わなくて今回は諦めました。鳩間島は西表島へ行くときに一緒に行けたら良いなと思ってます。
嘉弥真島へ行くツアーは最低2名からなので、常に一人旅の私的に1番ハードルが高い 。笑
展望台を降りて、お昼を食べに集落へ向かいます。
お昼を食べに来たのはこちら。
そばCafeうんどうやさん。
シュノーケルショップも併設されています。
アーサそばを注文。
色も香りも良いアーサは、今朝ご主人が海岸で採ってきたんだそう。
そう聞いて、もしかしたら保慶海岸でアーサ採りしてる人の中にいたかもしれないと思った。
優しい味で美味しかった。
自転車乗ろうとして砂にタイヤがはまってズッコケたところが痛い…。
まだ北海道で作った膝の青あざ治ってないのに。傷が増える。
▶︎伊古桟橋
食後の運動で伊古桟橋へ。
途中、気になってチェックしていたカフェの前を通過。
さすがにアーサそば食べてすぐだったので通過しましたが、ここのカフェもすごく素敵で行きたかったのでまた今度。
茂みを通り抜けると、海に向かってまっすぐ伸びる桟橋。
海に向かって延びる全長354メートルの伊古桟橋。竹富島の西桟橋の3倍の長さ。
こちらは以前は船着場として使用されており、平成17年に国の有形文化財に登録されているそうです。
自転車で先端まで行くとまるで海の上を走っているような気持ちになれるとか(私は桟橋の手前で駐輪して置いてったけど)
エメラルドグリーンの海。
誰もいなくて独り占めでした。
満潮時だともうちょっと違う雰囲気になるんだろうか。
爆風すぎて飛ばされるかと思った。
▶︎ハートらんど
だいたい行きたいところを回れたので、港まで戻ります。
桟橋から港までは15分弱かな。
どの道を通ってもオオゴママダラやリュウキュウアサギマダラがたくさん。
あと石垣島もそうですが、黒島も庭先や道路脇に当たり前のように自生しているパパイヤ。
何気に食べたことない青パパイヤ。
ソムタムはちょっと苦手なのですが、それ以外の食べ方で美味しいレシピあるかな。
自転車を返却して港へ向かおうとすると、最初に出会ったヤギに再び出会ったのですが…
え、体勢変わってなくない!?
私が黒島をぐるっと一周する間ずっとこの状態で草食べてたんだろうか。
帰りの船まで時間があったので徒歩でちょっとお散歩。
港のすぐそばにあるハートらんどカフェへ。
レンタルサイクルもしてるみたいです。
水色で統一されてて可愛い店内。
そばやカレーなどの食事の他にデザートメニューも。
黒糖塩ミルクのかき氷を注文。
ほんのり塩っ気を感じるふわふわのミルクベースのかき氷。お茶碗サイズの器なのでぺろり。
黒糖が大好きな人にはたまらない美味しさでした。
気温的にはそんなに暑くなかったのですが、やっぱり日差しを浴びると顔が火照るのでちょうどよくクールダウンできた。
ぐるーっと黒島を回ってみたけど、雰囲気は小浜島にちょっと似てるかな。
そして海岸でもうんどうやでも一人旅の女性を何人も見かけました。
リゾートホテルとかはなくて素朴な島なので、自転車でのんびり一人旅できると思います。
せっかく来たので何かお土産がほしくて港の売店をちょっと覗いてみたところ、アダンの葉で編まれたウミガメを発見。
アダン〜!お前こんな活用方法あったのか。
編み目の柄もヒレの大きさも何もかも可愛すぎる!
素敵なお土産をゲットできてよかったです。
15日目に続く。
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