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お兄ちゃんという役割は不可抗力である

先日長男と話した時のこと。弟と妹がいる立場である長男に、下の2人のことをどう思っているのかを聞きました。

長男曰く、

「大変だし、うるさい。」

そっけない回答ですが、ごもっとも。
もちろん一緒に遊ぶと楽しいけれども、お世話をしたり、気を使わないといけない。だから大変だと。

具体的には

・クッキーが残り2枚になった時点で自分はもう食べられない
→弟、妹が食べる可能性があるため。

・何か食べたい?の問いに対して弟、妹の意見に従うようにする
→そうじゃないと、ケンカになるから最初から争わない

・お花の水やり、入浴剤を入れるなど、弟妹がやりたがるお手伝いは譲る
→そうじゃないと、やりたかったのに〜と泣いてしまうから

色々気を使っているんだね。素敵だぞ、我が息子。

お兄ちゃんと言う立場は、彼は全く望んでいないにも関わらず、なってしまった立場。完全に不可抗力です。

ただし、そこでお兄ちゃんらしさを求められてしまう。


この状況、仕事でもありませんか?
望まない部署に異動。でもパフォーマンスを出さないといけない。

対応方法は長男と同じかもしれません。

・争わずに、手柄を譲ること。
・譲ることに喜びを感じること

どうしても成果を出そうとすると、躍起になってしまうもの。でも、それをやっていると衝突が起きる。
衝突を厭わないなら良いですが、譲ることで不要な労力をかける必要がなくなります。孫子の兵法ごとく、戦わずして勝つ。これがスマートです。

でもこれだけだと萎縮したり、自分の成果が測定されにくい。その場合、

・自分にしかできないことに特化すること

ここを見つけることです。我が家の長男であれば、大好きなお菓子作りです。詳細はこちらに。お時間がある方は47秒で読めますのでどうぞ。

仕事でも周りを見渡し、仕事内容を整理することで

・空いている役割、これから必要となるであろう役割を探すこと。
・自分が得意で周囲が不得意なことを探すこと。
・これまで上手くいかなかった仕事を分析し、改善すること

これらをやることで、自分の存在意義、介在価値が上がるはず。

子供と接していると、学べることが多い毎日です。世の中のパパさん、一緒にやっていきましょう!





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