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ドヤ顔が 可愛いうちは まだ子供

1. 思春期は 腹が減ったら 戦になる

「花見ナニソレ美味しいの」そんな絶賛反抗期の我が子を食べ物で釣って、お花見へ。道中、「あのさ、化粧って何のためにするワケ?」と毒づく。駅から降りて5分ほど歩いた頃には「やっぱり帰る!!」とぶんむくれ。

機嫌の悪さに拍車がかかっているのは、腹減ってる証拠。はい、「腹が減ったら戦になる」お年頃、何か食糧を買わねば。
パン屋でしっかり目の惣菜パンを買うが、イートインコーナーは満席。待ちきれず歩きながら食べようとする我が子を何とか制し、会場の川沿いへ。

腰掛けられる場所をしばしウロウロと探し、決めたのは桜の木の根元。じゃあここにする?と声をかけると、小さな驚きと共に子供が叫ぶ。

「あっ、これ!後で写真撮る!!」

そこには樹の根元、地面ギリギリに咲く、桜の花が。

2. お腹満たされ その後は

お腹が満たされると、さっきまでの不機嫌はどこへやら。私のスマホを借りて、意気揚々と撮影タイム。「神アングル!!」って、キミ、末は篠山紀信かグラドルか。タップした場所にピントが合うことを教えると、さっそくトライ。そして撮れた写真がこちら。

そのまま、「どんどん撮る!」と目を輝かせてのたまう。あのー、キミ、さっきまで「帰る」って言ってませんでした?!生きる「花より団子」じゃなかったっけ?訊くと、「写真撮るの大好き」らしい。( ´_ゝ`)フーン、確かに絵を描くのとか、好きだもんね。

橋の上、「ちょっとスマホ落っことさないでよ!!」と厳重注意しながら撮ったのはこちらのトップ画像。付けててよかったスマホリング。

撮るときに画面を覗きながら、「何か茶色っぽくするやつないの?」と言う。どうやらフィルターの事らしい。撮影後にフィルターかけるのはしたことあるけど(これとか)、撮影時は…と考える間もなく、

「あるじゃん♪」

え。母さん知らない。母さんのスマホだけど。

3. 初めての投稿&登録

花見中の追加食糧を父子で買い込んでる間や、帰宅後にTwitterやnoteに投稿。「写真、ちょっとイイ感じじゃない?」と結構得意げ、わりとドヤ顔。
「#ドヤ とか #ドヤ顔 って、タグしとく?」と聞くと、真顔でキッパリ。

「いや、ダメだ。それは炎上の素だ」

えっと、そのムダに有益な知識。いったいどこで仕入れたの。

近年稀にみる上機嫌さに、つい言ってしまった。
「あのさ、『みんなのフォトギャラリー』っていうのに登録してみる?」

概要を話すと大喜び。実は私自身も利用の一方で登録(提供)はしたことがなく、初めて画像の登録を「してみた」。使われる日が母子で楽しみ♡

「フォトギャラリー、登録しといたよ。」
「アカウント、ワタシの?」

違うよ、母さんのだよ。まぁ、遠くない未来、自分のアカウント持ちたいって言ってくるよね。【令和元年にやらされる事】だわな。
早速母さん、こまかーい文字のnote【利用規約】を読んでみたけど、どうやら「年齢制限」は、ない模様。

代わりに?!「責任能力」「支払能力」って言葉が突き刺さってきたのだけど、コレ、母さん自身大丈夫なんだろうかってそっちが気になっちゃったよ。

4. 桜散り行く時に想う(2019.4.9追記)

実は昨年辺りから、家族での花見を本格的に嫌がるようになった我が子。「家族での花見は今年が最後かなぁ。来年からは、夫婦2人の花見を楽しもうか」
行き道、そんな風に思っていた。それがまぁ、まさかの展開。

このnoteの目次3.まで書いて投稿した後、我が子はかつて類を見ない位の勢いで「花の写真撮影」にのめり込み、私の代理投稿でこちらをアップした。

それとほぼ同時で、このnote自身が「#noteでよかったこと」のお題で『noteからのお知らせ』をいただきみんなのフォトギャラリーがスマホから使えるようになり、さらにnote5周年!というお報せが!

この流れ、子供のアカウント作成する方向でしかない!感じ。
来年、令和最初の桜は、我が家にどんな風に咲くのだろう。


トップ画像は、【三沢厚彦 ANIMALS IN YOKOSUKA】撮影OKエリアにて。写り込んでいる”手”は我が子のもの(心霊写真ではナイ)。

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