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言葉に出会うということは、

今日も私のnoteにお付き合い頂き感謝します。
ありがとうございます🙏💖

先日、仕事の出張先で出会った言葉。

察して欲しいは、努力の放棄。
きっと伝わっているのは、確認の放棄。

直接、言われた言葉ではないのだけど、
凄く自分に刺さった言葉だった。

今、任されている職場(現場)で抱えている問題。

自分自身の戒めでもあり、人との関わりが常の世界の中で、意識し続けないと大切な事だと私は思っている。

この様に、心を動かされる言葉を知るという体験は人生を豊かにする獲れ高としては最幸なものである。※個人の感想です笑

ヴィトゲンシュタインという哲学者を知ったからだ。

言葉を豊かにすれば、それだけ世界は広くなる。

数十の言葉しか知らないならば、わたしたちは狭い世界で動物のように生きることしかできないだろう。 しかし百の言葉を知っていれば、自分の周りの世界は百の広さになる。 千の言葉を知れば、世界は千ほどに大きくなる。万の言葉を知っていれば、世界はさらに広大になっていく。 言葉が増えるほどに見える景色が大きくなる。理解できるものが増えてくる。 だから、自分が理解でき、自由に使える言葉や言い回しをできるだけ増やしなさい。そうすれば、世界はもっと広くなる。それは、自分のチャンスと希望を限りなく大きくすることと同じなのだから。 (『論理哲学論考』)

ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉

ヴィトゲンシュタインのことを詳しく知っているわけではない。

好きな読書を続けているうちに、行き着いたというか知ることなったという程度。

にわかファンにもなっていない。

でも、学びを得る、腑に落ちるという感覚が強い。

言葉を知れば知るほど、白黒、単純に決めつけられない。

曖昧さを孕んだ表現になってくる。

何故なら、世界が豊かになるということは捉え方も多様性を帯びてくるから。

そこに言葉の意図、文脈が付随していき経緯を考えるようになる。

言葉を知れば知るほど、知った気でいた無知である自分に気づく。

自身に嫌悪を抱く意味ではない。
パラダイムシフトが発生するのだ。

自分の経てきた知識で創ってきたモノサシが、世界の正解ではないということ。目の前にいる相手に対して寄り添える、相手を理解しようする行為を行なっているのか。

その様な思いを私は抱くのです。

そして、

言葉が相手に与える影響力を改めて実感する。

いつ、どこで、今、その瞬間、過去に、何気ない時に、

発した、残した言葉が

身近な人や、意図せず巡り合った人に

正にも負にも、影響を与えるということ。

私は過去に負の影響を与えた経験がある。
もう二度と取り返しがつかないことになった。

だから、それ以降、私は言葉を意識する。

いつ、どこで関わる人たちに影響するかわからないから。

わからないのであればすることは一つ。

受け取った人にとって力となる言葉を投げかけよう。

今はわからなくても、いつの日か、届いてくれたらいいなと願い、祈りを込めて。

言葉に出会うというのは、相手からの贈与に気付き、また誰かに贈るということなのかも知れない。

今日1日に感謝🙏✨

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