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誤読ノート

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展示会などの場所であつめられた何者かの散歩たち。 ▼誤読ノート収集場所一覧 2023年10月-12月 ZINE+展(石巻のキワマリ荘)
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記事一覧

誤読ノート08 若柳(栗原市) #風景誤読

誤読ノート08 若柳(栗原市) #風景誤読

時計店の帰りに

栗原の若柳の町で時計の直してもらいに行ったときに時計の店主に1時間くらいかかりますと言われ、久しぶりに時計の店周りを散歩して時間を潰そうかなと歩き始めました。

北町の中田というところで昔は色々な商店が建ち並ぶ小じんまりとした通りです。
今はあまり店じたいをしてるのは少くないのですが、小さい頃にはよく通る道だったので、歩くだけでなつかしい気持ちになりました。

時計の方から右側に

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誤読ノート07 石巻運河(石巻市) #風景誤読

誤読ノート07 石巻運河(石巻市) #風景誤読

散歩は好きです。たいていは行き先を決めずに歩きはじめて、思いつきで角を曲がったりベンチにすわったり1時間くらいふらふらします。最近よく歩くのは大街道の家から石巻運河に出て運河ぞいを海に向かって歩くコースです。ハクセキレイとシジュウカラをよく見かけます。たまにアオサギが水面すれすれを滑空したり水中にもぐって魚をとらえたりする姿をみかけます。歩きながら、体調のいい時は、草のいいにおいを感じて、「ああこ

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誤読ノート06 むにゃむにゃ通り(仙台市) #風景誤読

誤読ノート06 むにゃむにゃ通り(仙台市) #風景誤読

ここのトコロ気持ちのコントロールが出来ず、近所の連坊通り〜新寺に向けてぐる〜りと一周してます。小さき頃から歩きなれてた道ですが、月日と共にお店や道路がキレイになり、「時代」を感じます。むにゃむにゃ通りの迷な置き物見てくたさい

2023.11.19

[michiko]

※2023年10月7日から12月24日にかけて、石巻のキワマリ荘にて開催された「ZINE+」展。
滴滴は〈風景誤読〉をフリーペ

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誤読ノート05 宮町(仙台市) #風景誤読

誤読ノート05 宮町(仙台市) #風景誤読

最近の散歩は、というか
ろくにしてないですが、案内標示板のロゴとか
絵にのめり込むのが好きで、仕事帰りのワタワタの中
バスを待ちながら妄想するのがたのしい日課です。

あとは文章にもならないけど
たのしい発見を近所でみつけたりしてます。
花咲くお姉さんの辺りは今きれいに除草されてしまって
なんかせつないですね。(冬なんでそうなっちゃいます)

ユーチューブでPVみながら歩くとPVの世界観に
ひたれ

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誤読ノート04 ドイツ #風景誤読

誤読ノート04 ドイツ #風景誤読

ドイツに留学して半年。
太陽が消えて雲空ばかりの日々から
逃げるようにして散歩に出る。
出ても寒くて、枝枝した寒そうな木ばかり。
目的なしに歩くとさらに虚しくなった。
歩くとどんどん日本に帰りたくなった。
まっすぐの道だった。

[おまめ]

※2023年10月7日から12月24日にかけて、石巻のキワマリ荘にて開催された「ZINE+」展。
滴滴は〈風景誤読〉をフリーペーパーや立体に展開して展示をつ

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誤読ノート03 青葉山(仙台市) #風景誤読

誤読ノート03 青葉山(仙台市) #風景誤読

普段、青葉山にある校舎に通ってます。
超絶坂道なのですが、いつもは車でエンジンふかして登っています。

いつの日か歩いてみたら、
汗ダクダク
体力がなく
もう限界・・・

となり、5回以上道の途中で
バタンキュー・・・。。

さわやかに歩いて登ってる人は尊敬しかない、と思いました。
ぜひ挑戦してみて下さい。

[ちびまる]

※2023年10月7日から12月24日にかけて、石巻のキワマリ荘にて開催

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誤読ノート02 石井閘門(石巻市) #風景誤読

誤読ノート02 石井閘門(石巻市) #風景誤読

石井閘門周辺

石井閘門近くの水の洞窟には
昔ミニゲームがあり、そこそこの
難易度でなかなかクリアできず
数時間居座って遊んだ

レベル1はクイズ

レベル2

レベル3があったかわすれた

※2023年10月7日から12月24日にかけて、石巻のキワマリ荘にて開催された「ZINE+」展。
滴滴は〈風景誤読〉をフリーペーパーや立体に展開して展示をつくりましたが、会場内に「風景誤読ノート」という自由帳

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誤読ノート01 石巻駅(石巻市) #風景誤読

誤読ノート01 石巻駅(石巻市) #風景誤読

祖父の葬儀
斎場へ向かうために降り立った石巻駅。
跨線橋を渡り、駅の反対側へ。
仙台と石巻の間を、せわしなく往復する列車。
ホームから見ると、人の行きかう姿も含めて
あわただしく映るけど、
駅の裏側の広いところで見ると、
ゆったりとたたずんでいるように見えた。
列車もほっと一息だろうか。

生活感があふれる、住宅街の真ん中を進む。
割と通い慣れた中央の通りではないので、
妙に新鮮に映る。

会場に

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