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愛がなんだ

ようやく観に行けました、愛がなんだ。
観に行くまでは心えぐられるような辛い内容なのかなと思っていたけど、全然そうじゃなかった。というか思ってた以上に観点が違った。

恋愛なんだけど恋愛っぽくない、これが大人の恋愛?んーそうなのかな?なんて始めの方は思っていたけれど、観ているうちに理解できた気がする。タイトルの「愛がなんだ」という言葉通り、愛には種類があるし人の感覚によっても違うものだから理解できなくて当たり前のもの。
でもみんな必死にそれを理解しようと自分の心の中で固めて塊に形作って保持したいと考える。理解できないのに理解できたふりをしたがる。そして一番大事な塊の芯の部分である「自分を愛する」ということ、これが一番大事なのに一番後回しにしがち。そして他人からの愛で塊の周りばっかり固めて、真ん中はスカスカだから崩れる。なんかそれの繰り返しなのかなって観ていて思った。テルちゃんもマモちゃんもナカハラもヨウコもスミレさんも結果的に周りに依存していたように感じるし、それをお互いは気付いているけれど自分自身の事に関しては気付かずベクトルが外に向いたままな感じがリアル〜!て思いました。

人に執着するのは誰にでもあることだと思うし、時には素晴らしいものの気がするけどそれと同じように、同じ天秤に自分という存在を置ける人が一体何人いるんだろう。

そうやって自分を大切にしない分、他人に惹かれるのかもしれないけれど、もう少し自分自身を見直して大切にして褒めてあげるのも必要なのかなって観終わって思った!

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