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「建設・不動産のデジタル化 〜FMBIMの活⽤〜」:その1 デジタル社会に求められる建物(建築・設備)のデジタルデータ
Ⅰ. デジタル社会に求められる建物(建築・設備)のデジタルデータ
「BIM (Building Information Modeling︓ビルディング・インフォメーション・モデリング)」という⾔葉は建設業界ではポピュラーな⾔葉だ。
しかし、発注者や不動産業界にとっては⾃分とは関係ない、あるいは⾃分たちにとって必要かもしれないが、自分だけでは扱うのがむずかしいデータで、⾃分の仕事とは関係ない
「建設・不動産のデジタル化 〜FMBIMの活⽤〜」:その4 3.2.2 Society5.0 時代は、ビル内の状態を IoT センサーで把握し、AI で分析する時代
3.2.2 Society5.0 時代は、ビル内の状態を IoT センサーで把握し、AI で分析する時代
ビルの⽇常点検においても、BIM は⼤きな役割を担う可能性がある。
⽇常点検において、各種機器の運転状況などを把握し、5G(⾼速⼤容量時代)を活⽤して、各種センサーにより、数分おきのビッグデータを取得することができる。
① 空気の質の測定
② 床壁天井(空間)の状態(温度、振動、⾳)
③
「建設・不動産のデジタル化 〜FMBIMの活⽤〜」:その8 6. 環境対策(カーボンゼロシティ、ゼロ・エミッション・ビル(ZEB)、サステナビリティ、TCFD)で求められるデジタルデータ
6. 環境対策(カーボンゼロシティ、ゼロ・エミッション・ビル(ZEB)、サステナビリティ、TCFD)で求められるデジタルデータ環境対策において、⼤きなCO2排出量となるビルや住宅。これらの排出量算定においても、多くの建物デジタルデータが⽤いられている。
本章では、カーボンゼロシティ、ZEB、TCFDなどについて、その施策の概要といかに建物のデジタルデータがリンクされているのかについて、述べてお
「建設・不動産のデジタル化 〜FMBIMの活⽤〜」:その13 4. FM-Integrationの導入
4. FM-Integrationの導入以上のような考え方の背景を持って、ある病院での実例で開発したシステムをご紹介する。病院が最も必要としているFM 分野は、障害情報やLCC(ライフサイクルコスト)情報などの維持管理分野になる。
病院は市民の命を守るための安全な施設でなければならない。緊急事態に即応するシステムでなければならない。私たちが開発しているFM 活動のためにFMBIMを用いた シス