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「何でもいい」は思考停止状態だ

「今日のランチ、何にする?」
「何でもいい」

「何でもいい」と言うのは、とても便利な言葉です。
でも、よく考えてみて下さい。
相手に対して、自分の意思を預けているのですよ。

と言うことは、自分は何も考えていない。
つまり、思考が停止している状態なのです。

確かに、相手に合わせると言うのは、コミュニケーションにおいて大事な手段の一つです。

ただ、それを繰り返してしまうと、自分から物事を考える力を失う。
と聞いたら、あなたはどのように思うでしょうか?

現代社会って、白黒をあまりつけたがらずに、「グレーゾーン」と言う言葉で曖昧にしてしまうことは多くなりました。

それはさておき、迷ったりすることは別段良いのです。誰しも迷うのですから。
それでも、そこから思い切ることが大切なのです。

自分の意思を表示しないで生きていくのであれば、誰かに生かされていくことになります。
それだと、人生は楽しいのかな?って私は考えるのです。

もちろん、考えない方が楽です。
ストレスもありません。
でも、いざという時に自分で判断が出来ない人になってしまいます。

そして、人としての面白みも出てこないのです。
魅力的な人は、何かしらの決断を持って、それに自信を持ってるから格好良く見えるのです。

人は多かれ少なかれ、失敗をしながら進んでいます。

少しずつ勇気を出して、「小さな決断」を日頃から積み重ねて行くことが、自分の色や魅力を出すことにつながるのだと思います。

いざという場面で、自分の意思をしっかり表現できなくては、結果として困ることになりますからね。

では、いざという時に困らないためには、どのようにしたら良いか?
それは普段から、自分で決める習慣をつけることが大切です。

例えば、「今日のランチは、何がいい?」と聞かれて、「何でもいい」という答えをしないようにするのです。

別に何でも良くても、「脂っこくないものが良い」だったり、「肉が食べたい」ぐらいは伝えることが出来る筈なのです。

ちなみに、「あなたに合わせます」はよろしくない回答です。
会話が終わらないですし、「いえいえ、あなたに合わせますよ」とその方が言った場合に、お互いによそよそしくなるので、この言葉は避けましょう。

他にもあります。
「はい」か「いいえ」で答えるようにするのです。

例えば、「どっちの服が好き?」と聞かれて、「青」と答えるような形です。

このように、相手からの質問に明確に答える事を日頃から意識してみましょう。

「何でも良い」ではなく、別の言葉を探してこたえること。

それが、あなたの魅力を作っていきますからね。

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