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パリひとり旅〜夢のかけらを探して〜

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娘の留学準備の足でロンドンからパリへひとり旅。気づけばたくさんの夢のかけらを拾っていたのでした。
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東京でパリ旅行

東京でパリ旅行

もう、パリが恋しくてたまらない今日この頃。パリと言うのはなにか、中毒性がある。恋に落ちたように、思いを馳せるとドキドキするのだ。9月の終わりに旅をしてからずっと、恋の病ならぬ、パリの病にかかっている。

それならばと、東京でパリ、少なくともフランスを感じられる、さまざまな試みをしている。

1.HelloTalk でフランス人とお友達になる。いやぁ、exchange language て素晴らしい

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パリで鼻血 〜子連れ旅行の思い出〜

パリで鼻血 〜子連れ旅行の思い出〜

パリひとり旅を書き始めてから、今までの旅行や娘たちの小さな頃の記憶がずっとシンクロしていました。

そんなわけで昔の旅行が懐かしくなり、まだ長女が4歳の秋に行ったパリの写真を探してみました。その当時は今のようなスマフォではなかったので少ない枚数ですし、画像が荒いのですが。

この頃から地下鉄の切符のデザインが変わってない!

この頃は子育てと仕事の両立で、もうどうしようもなくいっぱいいっぱいになっ

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旅の終わり 〜パリひとり旅 #17〜

旅の終わり 〜パリひとり旅 #17〜

帰りの便は10時台だったので、朝7時にはホテルをチェックアウト。いつもと違うおじ様でしたが、これまたイタリア系で、早朝からものすごい勢いで、次回はいつくるの?来週?今回どこにいったの?と話をコロコロ変えながらとにかく話す話す。

挙句には自分の携帯番号とメールアドレスを渡して来て、次に来るときは連絡してと。どこまでが本気なんだか?イタリアってこんな男性がたくさんいるのかしら、それはそれでちょっと行

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魅惑のミントティー 〜パリひとり旅 #16〜

魅惑のミントティー 〜パリひとり旅 #16〜

なぜだか大学のころから、イスラムに惹かれ、何冊か関連の本を読んだりしていた時期がありました。その本ではイスラムではお酒が飲めない代わりにお砂糖いっぱいのミントティーをこの小さなグラスで皆でちびちびとまるでお酒を酌み交わすように飲むんだと。アルコールも入っていないのに、ちびちびと飲んでいたら不思議と虚ろな気分になってしまう、不思議な飲み物だと。

そんなミントティ、モスケドパリ で初めて飲みました。

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メディカルアロマで処方を 〜パリひとり旅 #15〜

メディカルアロマで処方を 〜パリひとり旅 #15〜

2年前の旅行は8月のまっただ中だったため、行きたかったお店がバカンスで軒並みお休みでした。今回はそのリベンジを。

まずは、ハーブ専門店へ。以前から仕事のストレスや年齢的なものか、PMSが酷く悩んでおりました。フランスはアロマが医療にも使われており、メディカルアロマには長らく興味があり是非本場で処方してもらおうと。

向かったのはフラゴナール博物館からほど近い、エルボリストリ・パレ・ロワイヤル。ハ

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何度か目のパリなら香水博物館へ! 〜パリひとり旅 #14

何度か目のパリなら香水博物館へ! 〜パリひとり旅 #14

これまでのパリ旅で一通り有名どころは既に見て回ったため、ちょっと変化球な美術館、博物館はないかな?と今回調べてみました。

月曜日はほとんどの美術館がお休みの中、香水のメーカー、フラゴナールが独自でやっている、フラゴナール博物館が開いていました!良い香りが大好きで、自宅の玄関には必ずディフューザー、そして香水も気に入ったものあると少しずつ集めて、その日の気分でシュッと吹きかけてでかけます。とくに柑

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パリのオアシス、モスケ・ド・パリ 〜パリひとり旅 #13〜

パリのオアシス、モスケ・ド・パリ 〜パリひとり旅 #13〜

さて、マレ地区からバスで向かったのは一番の楽しみだった、グラン・モスケ・ド・パリ。

今回、ホテルからすぐのところにグラン・モスケ・ド・パリ があったのはホテルの立地として最大の魅力でもありました。

月と星のシンボルがそそられます。何と言っても建物のディテールが本当に美しく繊細なのです。さぁ、中へと入りましょう。

中には回廊があり、たくさんの観光客が気軽に入ることができます。お祈りの部屋だけは

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ピカソの気配を感じて 〜パリひとり旅 #12〜

ピカソの気配を感じて 〜パリひとり旅 #12〜

パリで一番好きな美術館と聞かれたら迷わずピカソ美術館と答えるでしょう。

ピカソのそものは大好きな画家というわけではありませんが、ピカソ美術館の建築様式や、内装、空気感などがどれをとってもツボにハマるのです。

建物とピカソの作品たちが融合して、美術館まるごとが大作のような。

写真は2年前に娘たちと訪れたときのものです。

中に入ると中央に大きな階段が。一つの邸宅のようになっていて、部屋のあちこ

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オルセー美術館、大時計の裏側は? 〜パリひとり旅 #11

オルセー美術館、大時計の裏側は? 〜パリひとり旅 #11

オルセー美術館に着くと、また開館30分前とあって、チケット無しの列も数人ほど。調べた通り、朝イチならチケットなしでも待ち時間はかわらない様子。

着くなり大雨が降り出して、、、私の並んでいる場所は屋根があったので幸いにも濡れずに済みました!これも旅の幸運を感じてしまう。この日はジャンパーが必要なほどの寒さで古着屋さんのストールが大活躍しました。

9時半になりようやくオープン。セキュリティチェック

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大聖堂の復興、セーヌ川の光と共に 〜パリひとり旅 #10

大聖堂の復興、セーヌ川の光と共に 〜パリひとり旅 #10

◆早く起きた朝には

今日は日曜日!美術館はどこも月曜日がお休みなので、今日は最後のチャンスです。

前回ものすごい行列で力尽きてしまったオルセー美術館へ、朝イチに行くと決めていました。事前にチケットを購入しようか迷いましたが、朝イチであればさほど差はないとのことで、オープンの30分前、9時には到着しようと意気込んで!

8時前から早く動き出したく、美術館に行く前にまずは一目近くで見ておきたかった

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サンジェルマン街歩き 〜パリひとり旅 #9

サンジェルマン街歩き 〜パリひとり旅 #9

◆定番のスナップガーデン!サンジェルマンでは行きたかった店が数件あったので、ここからはお買い物を楽しむことに。

まずはアニエス・ベー本店。昔話になるけれど、高校生のころ、アニエス・ベーのスナップカーディガンが大流行し、母にねだって渋谷の東急で買ってもらったことを今でもよく覚えてます。
その頃からスナップカーディガンは永遠のスタンダードなんだなぁ。30年近くたった今も変わらずステキでした。本店の品

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古着は究極のサスティナブル!  〜パリひとり旅 #8

古着は究極のサスティナブル!  〜パリひとり旅 #8

◆古着屋さん巡りそしてそして今回楽しみにしていた大きな目的は古着屋さん巡りです。もともと古着にはあまり興味がなく、ビンテージやデッドストックなんてさらにわからない世界なのですが、2年前に何故だか、ZOZOTOWNの古着を見ていて掘り出し物を見つける楽しみにハマって以来、古着の活用ってもっと広くみんなが知って楽しめばいいのに、と思うようになりました。

環境のためには、3つのRと言われてます。リユー

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この栗は食べられないの?  〜パリひとり旅 #7

この栗は食べられないの?  〜パリひとり旅 #7

◆体と心を満たしてリュクサンブール公園の植え込みはいつも丹念に手入れさえ、通りを行く人も、ベンチで本を読む人も全てがその公園の一部であるごとく、溶け込んでいるように見えます。

先程行ったBread and roseカフェからは目と鼻の先。素敵なカフェで体を温めて、こんな庭園で心を温める、これほどの贅沢はないでしょう?

◆20年前の記憶リュクサンブール公園を満たされた気持ちで歩いていると、芝生の

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なんて素敵なサンジェルマン!  #6

なんて素敵なサンジェルマン!  #6

◆これぞイメージ通りのパリの街ヴァンヴから一路、バスでサンジェルマンへ。パリと一口に言っても、全てが美しい街ではなく、住む人の層によっては落書きや路上がゴミだらけの汚れた街もあります。タクシーに乗って空港から移動していると、その違いが歴然とわかると思います。

ヴァンヴはとても治安が悪いとか汚い街というわけではないけれど、サンジェルマンに着くと、街の美しさには大きな差があります。好みにはなりますが

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