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あどけない話(夜のエッセイ)

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日々の暮らしから、あどけない話を綴ります。
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#中島みゆき

瀬尾さんと中島さん

瀬尾さんと中島さん

瀬尾一三さんは、中島みゆきのプロヂューサーを長年務めている方。

杏里さんの「オリビアを聴きながら」や、バンバンさんの「『いちご白書』をもう一度」など、彼のアレンジによるヒット曲は数知れず。中島さんのプロデュースは、1988年11月のアルバム「グッバイガール」から現在に至るまで、およそ30年になる。

そんな瀬尾さんが、カフエ マメヒコのオーナーである井川啓央さん(「2008年、影山知明氏の依頼に

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それぞれの「リトル・トーキョー」

それぞれの「リトル・トーキョー」

2月9日(土)、中島みゆきの「夜会VOL.20 リトル・トーキョー」を観た。
少々、ここに雑感を書き残しておきたい。以下、若干の「ネタバレ」を含むことを付言しておく。

夜会とは夜会は1989年に始まった公演で、平たく言えば音楽劇。ストーリーとポップミュージックが融合したもので、多少スタイルを変えながら今回20回目を迎えた。ちなみにご存じない方もいらっしゃるかもしれないが、中島はいわゆる「普通のコ

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言わなくても伝わる「ありがとう」

言わなくても伝わる「ありがとう」

杉本和世さんという方がいる。

アーティストのコーラスとして長く活動されてきた方で、Wikipediaにはお名前が見当たらないのだが、検索すると出てくるミュージックスクールのWebサイトには以下のように書かれている。

1980年より、つのだひろ率いる『ジャップス.ギャップス』で約2年間活動。その後、佐野元春、中原めいこ、南こうせつ、沢田研二、他のサポート、コーラスとして参加し、バンドやソロ活動を

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あんたのままの あんたで おいでよね

あんたのままの あんたで おいでよね

いやはや、アドベントカレンダー、無事に担当回をアップすることができてホッとしました。お読みいただき、そしてお聴きくださった方、ありがとうございました。

仕込みを始めたのは数日前だったのですが、そんな折、一昨日だったか昨日だったか、Twitterで中島みゆきのオールナイトニッポンに関するツイートがバズったとかで、ネットニュースになっていました。もしかしたらご覧になった方もいるかもしれません。198

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予想外の組み合わせ

予想外の組み合わせ

コラボというのは面白い。

私自身は誰かとコラボして作品を創ったことはないし、上手くできる自信もないのだが、noteを見て回っていると、詩作と朗読でコラボしたり、連作のを分担して書いてみたりと、素晴らしい作品がたくさんある。
「noteアドベントカレンダー2018」に参加させていただこうと思ったのは、コラボということに惹かれたからだろう。今のところ作品創り自体は独りで取り組む予定だが、「アドベント

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夜物語

夜物語

週末である。そして三連休である。
「週末はノートを探しに行こう」などと嘯いていたが、天気が優れない上にそれに連動してか体調も優れないので、家から出ずに過ごした。

せっかく日中家にいるのだから昼からnoteに投稿しようとも思ったのだが、不思議と筆が進まない、いや、タイピングが進まない。どうやら、私にとってnoteは夜の活動場所で、昼の活動場所としてはTwitterの方が適しているようだ。これはこれ

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奥渋谷と公園通り

奥渋谷と公園通り

6月に渋谷を訪れた際、あまりの人の多さに疲れてしまい、「私的渋谷考」と題した投稿をした。

足が遠のくかと思っていたら、ひょんなことから先日、渋谷を再訪した。

先の投稿で登場した東急百貨店の本店は、不思議と私にとって少しだけ気が休まる場所。先日はここで一呼吸置いてからさらにその先へと進み、「奥渋谷」と呼ばれるエリアに足を踏み入れた。

おやおや、人が少なくて、とても落ち着くじゃないですか。

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「生きづらさ」を吐露する場としてのnote

「生きづらさ」を吐露する場としてのnote

noteを始めて2週間が経った。

面白く、惹きつけられる投稿ばかりで、つい夜更かしをして読みふけってしまう。

様々な人(の書いたもの)に出会って思うのは、世の中にはこんなにも『生きづらさ」を抱え込んで生きている人がたくさんいるのだということ。
多くの人が、あわよくば誰かに届いてほしい、と願いながら発信し続けている。「生きづらさ」を吐露しながら、なんとか日々を生きている。
鬱々とした気持ちをつぶ

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