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映画、アニメ、ゲーム、漫画、サッカー、テニスが好き。 さまざまな感動を色んな人と共有で…

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映画、アニメ、ゲーム、漫画、サッカー、テニスが好き。 さまざまな感動を色んな人と共有できることが好きなので、noteを初めてみました。好き勝手書いていますが、よろしくお願いします。

最近の記事

【映画】岸辺露伴ルーヴルへ行く《心地よい不協和音》

NHKで放送されていた「岸辺露伴は動かない」実写版が映画化。 原作は漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品。 実写化の難しそうな漫画でありながら、ドラマ版がなかなかおもしろかったので、原作未読で今回、観に行きました。 奇妙で不気味で美しい、人間の織りなす物語 ドラマ版を観ていた時から思っていたのですが、このドラマ、音楽が特徴的で良いですよね。 弦楽器の不協和音が際立つBGM。 それでも、その不協和音が美しい。 この音楽の特徴が、まさにこの物語も象徴していると

    • 【映画】善き人のためのソナタ《素晴らしい余韻》

      前々から観たいと思っていた映画。 なかなかAmazonプライム等に配信が来なかったので、ついにネットでレンタルして観ました。 第79回アカデミー映画賞をとっただけあり、素晴らしい映画でした。 静かにざわめく物語 淡々と、盗聴するヴィースラー大尉とドライマン、クリスタの生活が描かれます。 東ドイツの理不尽に翻弄されるドライマンらの生活を垣間見て、徐々に観察対象に感情移入してしまうヴィースラー。 終盤、均衡が大きく崩れ、ドライマンらが危機に瀕するあたりから、不穏な空気が

      • 【映画】ミッドサマー《ドン引きに潜む普遍性》

        「ヘレディタリー 継承」の監督、アリ・アスターの次作。 ヘレディタリーもかなり精神にくる映画だったので、この映画も心して観ました。Amazon primeで観ました。 怖さの種類 面白かったです。 この映画、怖くて不気味でドン引きすることがいっぱい起こります。 怪奇現象や生命の危機を感じさせる従来のホラー映画に描かれていた恐怖というより、 他の文明から隔絶された閉鎖的コミュニティにおける文化、因習、信仰に狂気を感じ、恐怖を感じる映画だと思いました。 人が怖い映画

        • 【映画】スーパーマリオ・ブラザーズ ザ ムービー《スーパーピーチムービー》

          ようやく観に行きました。 お子様向けであることを覚悟して行ったのですが。 結論として、なかなか面白かったです! はじめに 一言で言うと、明るく、鮮やかで、とても楽しい映画でした。 シンプルに「楽しい」と言えることが、マリオである以上、必要で、かつ、充分だと思います。素晴らしかった。 映画全体の華だったピーチ姫 とにかく、ピーチ姫が魅力的でした。 芯があり、凛として、前向きで、優しく、強く、でもちゃんとかわいくて姫らしい。 マリオが等身大のヒーローとして描かれて

        【映画】岸辺露伴ルーヴルへ行く《心地よい不協和音》

        • 【映画】善き人のためのソナタ《素晴らしい余韻》

        • 【映画】ミッドサマー《ドン引きに潜む普遍性》

        • 【映画】スーパーマリオ・ブラザーズ ザ ムービー《スーパーピーチムービー》

          【映画】峠 最後のサムライ《敗北》

          知人から勧められて、観に行きました。 司馬遼太郎作品でなおかつ幕末の話、というのも観に行った理由の一つ。 河井継之助は、この映画を観るまでは知らなかったです。 主人公、河井継之助は幕府側ということで、やはり予想できるのは敗者としての生き様。 本作もその予想は違えず、新選組とはまた違った、動乱を生き切った人間の姿が描かれていました。 二つの言葉(ネタバレあり)個人的に印象に残った言葉が二つありました。あくまで、私の人生や信条に照らした時グッと来た言葉なのであって、この映画を

          【映画】峠 最後のサムライ《敗北》

          【映画】ガーディアンズオブギャラクシー volume3《価値とは》

          2014年に初めて公開された「ガーディアンズオブギャラクシー」シリーズの3作目にして完結編。 ヒーロー単体作品としてはもともとガーディアンズオブギャラクシーが一番好きでした。 きっとそういう人は多いのではないでしょうか。 劇場でもそう言ってる人を見かけた。 そんなシリーズの3部作完結編。 楽しみに観に行きました。 一言で言って、凄まじく素晴らしい映画でした。 ロケットの物語1が、ガーディアンズオブギャラクシー結成の話。 メンバー紹介も兼ねて、特定の主人公を語るというよ

          【映画】ガーディアンズオブギャラクシー volume3《価値とは》

          【映画】アメイジング・スパイダーマン【完成度が高い】

          トビーマグワイア版スパイダーマンの後に始まった新シリーズ。主演は、アンドリュー・ガーフィールド。 洗練された演出と物語構成まずはこの予告編を観てほしい。 かっこいいですね?  観て、まず思った印象は、演出が全体的にソリッドで、洗練されているということ。 前シリーズは漫画的で、良くも悪くもシンプルかつ派手な印象でしたが、アメイジング・スパイダーマンは、大人が観ても違和感のないストーリーと演出でした。 父の失踪の真実を追う形で物語が引っ張られ、観客もそのミステリーに引き

          【映画】アメイジング・スパイダーマン【完成度が高い】

          【映画】スパイダーマン3(トビー・マグワイア版)《跋扈するMJ》

          トビー・マグワイア版スパイダーマンの最終話です。ラストにふさわしい作品でした。 豪華な敵陣 ゴブリン、サンドマンにヴェノムと、ヴィランが3人も出て、シリーズラストを飾るにふさわしい豪華さ。明らかにスパイダーマン一人では対処しきれない…。 特にサンドマンはどうやって倒すのかわからないので、たとえこいつ一人だったとしても手に余ったのでは。 なお、結局最新作ノーウェイホームでもサンドマンは相変わらずだったので、やはりこいつは、「倒せない」という意味でかなり強いのではないでし

          【映画】スパイダーマン3(トビー・マグワイア版)《跋扈するMJ》

          【映画】スパイダーマン2(トビー・マグワイア版)《躍動するMJ》

          ノーウェイホームに向けての予習の一環。 2の感想です。 個人的には、1より面白かった。 ヴィランが魅力的 今作のヴィラン、ドクターオクトパスがいい。 あの濃い顔に黒メガネ。 厳しい表情も驚いた表情もいい。 なんかコミカル。 背中からアーム生やすというアイデアも他のキャラクターと大きく差別化されて好き。 前作のヴィラン、グリーン・ゴブリンは、生活の中の鬱憤を晴らすために街で大暴れしたり、自分を会社の経営上陥れたやつを直接ぶっ殺したり、スパイダーマンと直接戦うのが大変と

          【映画】スパイダーマン2(トビー・マグワイア版)《躍動するMJ》

          【映画】スパイダーマン(トビー・マグワイア版) 《暗躍するMJ》

          現在公開中の「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」のために、過去作のトビー・マグワイア版スパイダーマンを視聴。 過去に観たことはあったのですが、改めて観た上での感想を書こうと思います。 アメリカンでドラマチック 全体的な印象としては、展開が明瞭で、わかりやすいなということ。 微妙な心情を描くとか、そういうのはない。いかにもアメリカンでいかにも漫画、という感じ。 なお、勝手なアメリカンな印象です。 嫉妬、コンプレックス、恨み、怒り、憎しみ、後悔など、意外と暗い感情が物

          【映画】スパイダーマン(トビー・マグワイア版) 《暗躍するMJ》

          【映画】スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(ネタバレなし感想)

          ついに観てきました。 スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム。 素晴らしすぎた…。 以下、ネタバレなしで感想を書きます。 スパイダーマンの集大成 アヴェンジャーズの中で、スパイダーマンが特別好きというわけではなかったけど、今作でついに好きになってしまった。 今作は、過去約20年ほどのスパイダーマン映画の集大成だと思う。トムホランド版スパイダーマンは当然として、話的には直接の連続性はなかったトビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版も全て観たうえで今作を鑑賞

          【映画】スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(ネタバレなし感想)

          【映画】バンテージ・ポイント

          大統領銃撃事件をそこに居合わせた人物それぞれの視点を通して描く物語。 成田良悟が絶賛してたのでどんなかなーと思ってたら、もうこれは完全にバッカーノ!ですよ!バッカーノ!好きな人には超おすすめ。 次第に明らかにされていく真相と、 加速度的に盛り上がっていくクライマックス。 90分というちょうどいい長さも 飽きさせなくてすばらしい。 エンターテインメント映画としては 最高級だと思います。  観終わると気分爽快。

          【映画】バンテージ・ポイント