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生きてるから痛いのか、痛みのために生きてるのか

この記事は、ネガティブな内容を扱ったものです。
ネガティブな言葉はあなたの思考にも何らかの影響を与えると思われます。
また、一部の人にとっては良くない引き金を引いてしまう恐れもあります。
ネガティブやセンシティブなことが苦手な方は読まないほうがいいかもしれません。
あなたはネガティブな言葉を摂取しないことを選ぶこともできます。
だってあなたはわたしの感情のゴミ箱じゃないからね。

以上に注意したうえで大丈夫な方はお読みください。



前書きで恐ろしいことを強い口調で書いてしまったが、これは要は前々から記事に何度か登場している、「カオス」についての記事だ。
わたしは、たまに頭の中が不安や焦りや不快感でいっぱいになって、その気持ちを消したいという衝動で頭が埋め尽くされることがある。
私はそれをカオスと呼んでいるのだ。
今回はカオスが来た時の脳内を整理するため、気持ちを吐き出すためにも書いてみようと思う。


カオスの発生と警報・注意報

朝起きたら、その日はいい感じだなって思ったのに、なぜかダメになることがある。
得体の知れない不安とともに目覚めるときもある。
朝からずっと苦痛がわたしの脳や行動や思考を支配している時もある。
起きてすぐに、理由やきっかけのある不安で頭埋め尽くされる時もある。
悪夢のせいで動悸がしていて、ブ▢ンODした後だっけってなるときもある(隠せてない笑)。

家ではなんとなく落ち着いて過ごせても、頭の中はどんよりした感じでなんだか重い。
そのまま外出すると、たいてい不安が増殖し、いろんなことを考え始め、カオス注意報が出る。これはもうほぼ毎回だ。
5割弱の確率で、カオス注意報は警報に変わり、よく進路を外れる台風とは違い、高確率でカオスがやってくる。
カオスには台風や雨と同じように、強弱や大小がある。
でもカオスがやってきても学校は休みにならないし、電車は止まらないので、休んでいいってことにはならない。
そしてたいていカオスになるときは、めまいや吐き気もセットでついてくる。

もっとも恐ろしかったカオス

今までで一番怖かったカオスは、一番最初のカオスかもしれない。
一年半くらい前のことで、そのころはこれが何なのか全く見当がつかないし、とにかく大きくて絶え間のない不安。
カオスという名前はもちろんなかった。
「吾輩は猫である」風に書くと、
吾輩は不安である。名前はまだない。こいつ(わたし)の頭を乗っ取ってやろうとしているところだ。
こんな感じか。まあそれはいいとして、最初のカオスがどのように起きたのか、書いてみようと思う。

たしかある夜、きょうだいとしゃべっていた時だった。
東京オリンピックの開会式の話をしていた。なぜかものすごく恐ろしくなり、過呼吸になった。怖くてどうしよう、と私が言うと、きょうだいは「ちょっとふざけないでよ笑。やめて、あっちいって、もう」って感じだった。
自室に戻ったが、已然としてわたしの過呼吸や不安は収まらず、
突如右斜め後ろに黒い穴が存在しているような感じがした。
異次元とつながっていて、そこに吸い込まれそう。
大きさは一メートル四方くらいだったように感じる。
その穴の異次元のせいで、世紀末の大災害がおきてこの世界がめちゃくちゃになってしまう恐怖だった。
その時はODをしていなかったのでODはしなかったし、リスカでも対処できない、というかリスカできるほど冷静じゃなかったので、ひたすら泣いて泣いて耐え忍んだ。
寝ようとするも寝れず、夜中の3時くらいになるまで数時間、安心する音楽をYouTubeで検索してひたすら聞いてやりすごした。
涙が止まらないかと思うと、急に笑いだしたり、情緒がおかしかった。
そのころは学校でクラスの子とトラブっていたのもあり、連日調子が悪かったので、それのせいでこんなおかしなことになったのだろう、と思っていた。また当時、心療内科に通院していたが、診察でこれをどう話せばいいかわからず結局言えないまま通院をやめてしまった。

それ以来、死にたくなったりベランダから飛ぶことを考えたり、ODしたりするようになって、何度も情緒不安定になった。
そして最近、わたしと同じように不安に悩まされている女の子が出てくる小説を読み、その子が不安を「カオス」と名付けていたので、わたしもそれに共感し「カオス」と命名したわけだ。

外出、人が嫌いではないのに?

日常ではプチカオスは何度も起きる。巨大カオスはたまにやってくる。
特に外出して、人の多いところやざわざわしているところに行ったとき。
わたしは外出は嫌いではないし、人が多いところも別に苦手ではない。
なのになぜカオスはわたしの腕を引っ張って、暴風域に連れてさらっていこうとするのだろうか。
以前読んだ小説では、ボーイフレンドとキスやハグをして強迫性障害の汚染恐怖が強くなる主人公とセラピストがこんなような会話をしていた。

「わたしは人と手をつないだり親密になったりするのが嫌なわけじゃないのに、なぜそういう時も細菌に感染したという考えが侵食してくるの?」
「人と親密になるのを恐れている気持ちが、細菌に感染したのではないかという考えになって表れているのよ」

わたしも、外出を恐れているというのか?
人の心理は複雑だし、前後の文脈もあるので、わたしもこうだとは言えないが、そんなふうに考えるのは興味深いと思った。

最近起こったカオスを詳しく

そもそもこの記事を書こうと思い立ったのは、カオス警報が出ていた時だった。リスカしたくなってどうにも不快だったので、書いてみればいいのだと思ったのだ。

さっき起こったカオスについて説明する。
詳細は諸事情から書かないが、大体こんな感じのことが多い。
抗精神病薬の作用で眠気が強くて寝すぎた日だった。
朝からなんとなく重苦しい感じがあった。
昼すぎ、母と一緒に図書館に行った。そこそこ古い図書館だ。地面を見た。隙間が汚いと思った。本も手垢で、手垢というより常在菌や細菌がうよっている気がして汚く感じた。ここまではまあ平常だ。(汚いは失礼ですよね…。ごめんなさい、でもそう感じてしまった)

大学の課題のために本を探そうと、国際関係の本の棚のところに行った。
ある本を見つけ、2,3文読んだ。面白そうだ。
そのまま読み進めると、ある文を読んでから、私の思考は飛躍し、すぐに不安に飛びついた。頭の中で私の脳は何か言いだそうとする。
「でもあんたはそんなことないよね、○○のくせにね。クズだから...」
はあ。なんでこうなるの!少し涙が出てきた。本はなにも悪いこといってないし、私を責めようなんて考えてないって!
図書館の出口で、いつものめまいを感じた。車酔いのようでフワフワしていてとにかく不快で気持ち悪い。
内耳からくるものらしく、典型的なストレス症状だといわれている。
耳鼻科で薬を出されたが、なぜ3種類もいるのか分からなくてちゃんと飲んでない。薬が増えるのは嫌だ。とりあえず次からちゃんと内服しよう。

図書館から出て母と歩いた。
またため息をつく母。泣いているかな。
何かきょうだいのこといいだす?
車に乗る。
わたしのこと、暗い顔ばっかりしてるから不快にさせたかな。
どうしよう。
昨日友達の行動を思い出して、わたしはリスカしたくなる。
どうしよう。家に着くと、すぐ手を洗って部屋に行きドアを閉めた。
皮膚を消毒をして、リスカ用(ほんとはリスカじゃなくてレグカだけど)の刃を持って肌にあてる。
でも、やめよう。今は切るほどじゃない。
そうだ、noteにカオスや今日のことを書こう。

こんな感じだ。ちなみにさっきのはまだカオスになりきってはいなかった。
今はリスカ欲も落ち着き、落ち着いてパソコンをカタカタやっている。

終わりに

実はカオスにもいろいろ種類があるが、その分類までは詳しく分析できていない。というか、勝手に「カオス」とか言ってるけど、ちゃんと名前あるのかもしれない。でもほんとにカオスって感じでめちゃくちゃになるから、どんな名前より腑に落ちる感じがある。

文字にして発散するのもいいけど、根本的な解決にはなってない気がする。
カオスから逃げるのではなく、何がわたしにとって苦痛か向き合う必要があるのではないか。
頓服薬もほんとは飲むのに抵抗があるし。依存したら怖い。
どうすればいいのだろう。気にしなければいいのだろうか。
でも、感情があるから生きていけるとも思うのだ。
何も感じず苦痛と重さが残ると、活力というものを奪われてしまい、精神的には死んだようになってしまうから。
生きているから痛みを感じるのか、痛みのために生きているのか。

最後まで読んでくれてありがとう。
るえな







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