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おばあさんに学んだこと

先日、高齢の方とお話をすることがあった。彼女は私より40年以上多くこの世で暮らしている。彼女から学ぶことは多かった。
まず、ヨーグルトは毎食食べるとお通じによいこと。
次に、日焼け止めは塗った方がいいこと。
さらに、若いうちから運動しておくことや栄養に気をつけて食事すること。当たり前のことだが、頬を茶色に焼き毎日決まった時間にトイレへ行き、骨粗鬆症になった彼女の言ったそれらはとても説得力があった。私は生活をまだまだ続けなくちゃいけない。

食べてお風呂に入って寝て、必要な人に会ってたまに会いたくない人にも会ったりしてそんな生活をこれからも続けていかなくちゃいけない。
基本的に食べることが好きな私も時々食べることすら嫌になるほどのことがある。寝ても寝ても体が重たいことがある。それとは打って変わって、どうしようもなく人と会いたい時がある。とにかく家から出て何かになりたい時がある。

致死量の人間の悪意に触れてしまって参ってしまう。誰にも相談できなくて気丈に振る舞って久しぶりの友人からの連絡に安堵したりして。そんな風に生活をしてきた。
私は運がいいから友達や家族に恵まれてたくさんの人に救われてきた。
だから、私の周りの人には私が与えることのできる最大の思いやりを持って接するようにしている。人にされた分だけ優しくできる人がいるのに対し、一定数の優しくできない人がいると思っている。
だけど私はその一定数がいることにあぐらをかいて、思いやりのない人にはなりたくない。

つまり所詮は自分のことでいっぱいいっぱいだけど、それを言い訳にして、人に優しくできない愚かな人間にはなりたくないと言う話です。

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