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『ぷるぷるの夜』 NHK新人落語大賞 受賞に寄せて 全文掲載
『ぷるぷるの夜』
NHK新人落語大賞を受賞することができた。
やりたいことに対して素直に向き合い続けてきた結果、気付けば従来の落語家像の外側を歩きがちな十数年だった。枠からはみ出た活動スタイルは当然ながら大多数との差別化に繋がり、そのことで声がかかった仕事や出会えた人は多い。一方で、伝統芸能でもあるこの世界においてそういう道を歩むということで自ずと手放さざるを得ないものもあって、その一つに
【無料】あと295日(たぶん):かっこいい真打になる。
5月3日
「真打トライアル2024」のチケットが去年に比べて明らかに売れ行きが悪く、「だから言わんこっちゃない」と思われているのだろうな。現に勢いが落ちるから、間をおかずにすぐに昇進した方がいいと、去年のトライアルが終わってから何人もの方に言われた。ただ、師匠や志の輔師匠からはそうは言われなかった。自分が思うタイミングで昇進したらいい、と言ってもらえた。
そりゃ、去年のトライアルは華々しいも
【無料】あと296日(たぶん):丑四つ刻
5月2日
テキストばかりじゃなくて、週に1回くらいは喋っているものをアップしようかと思っている。本当は木曜をその音声の日にしようと思っていたけど、まだ動けていないから、今週もテキストでお届けすることに。
音声でいうと、夜中の丑四つ刻にXのスペースで配信を始めている。聞きなれない「丑四つ刻」というのは2時30分~3時ということ。去年くらいから如実に夜更かしできなくなってきて、これまでは夜通し作業
【無料】あと297日(たぶん):Party Kills Me
5月1日
真打昇進について、相変わらずパーティーの詳細が一切決まっていない。披露目のことが少しずつ決まっているのはやっぱり落語をやりたくて入門した身として、落語にまつわることを考えるのは好きだからどんどんやっていくのだけど、ことパーティーに関しては別にパーティーをしたくてこの世界に入ったわけじゃないから、どうしても後回しになってしまうのだ。
とは言え、一生に一度の真打昇進を飾るハレの場だから、
【無料】あと299日(たぶん):300日を切った。
4月29日
気づけば真打昇進まで300日を切った(たぶん)。と、(たぶん)がまだ取れないくらい動けていないことがたくさんある。改めて整理すると、真打披露パーティーの日を真打昇進日にしようと決めていて、今のところ理想は2025年2月22日(土)なんだけど、まだホテルが決まっていなくて、果たしてその日にパーティー会場が空いているかわからない。もちろん師匠や列席して頂くべき関係者の日程もまだ確認できて
【無料】あと305日(たぶん):テーマ曲
音楽の力をとても信じている。気分を高めたり落ち着かせたり、如実に影響を受ける。世界観を色濃く映し出すことができる。だからこそ、自分の会では前から流す音楽に気を巡らせているのは当然として、いつからかイベントを象徴づけるテーマ曲も作るようになった。わかりやすいのはにゃんぞぬデシに作ってもらったソーゾーシーのテーマで、今ではあの曲をかけるだけで一気に空気が出来上がる。他にもソーゾーシーで使う出囃子とし
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