前回はライフウェル相模大野に在籍していた時のことについてお伝えしました。
今回はその後マネージャーとして新業態に立ち上げから携わった時に感じたことなどをお話したいと思います。

リヴィタップときわ台

リヴィタップときわ台は、TRXやViPERといったツールや、自重を使った体幹トレーニングのクラスと、トレーニング要素の強いヨガ、ピラティスの3種類のクラス提供で体幹を強化するという新業態でした。

この店舗は、別会社とフランチャイズ契約をして出店したお店だったので、僕はライフウェル本部のフランチャイズ事業部から、出向という形でマネージャーをさせていただきました。

上述のような体幹に特化したクラスを商品として売っていくために、ここで今一度身体のことを勉強しました。
一般的にトレーナーは、筋肉や骨、関節系などには強い人が多いですが、循環器系とかリンパ管などについては、苦手意識を持っている人も多いです。僕もそのタイプだったので、ここで勉強できたことは大きかったですね。

また、自社のオリジナルプログラムをメイン商品として提供していくことに携わることで、強く思いはじめたことがありました。

この店舗に着任するまで、僕はコナミスポーツ時代から、プライゾ、わらわら、アイヴァ、ライフウェルと、どこへ行ってもBODYCOMBATとBODYPUMPをやり続けてきました。
15年近く拘り抜いてやってきたプログラムのインストラクターを、自らの意思ではなく、突然引退することになったわけです。
あっけない終わり方で、最初は「寂しいな」とか「またどこかの店舗でやりたいな」という気持ちがありました。

その一方で、自社商品をメインコンテンツとして提供していくことに喜びを感じるようになっていきました。
そして、「他の誰かが作ったプログラムをやるのはもういいかな。。」と思うようになったのです。
もっと言えば、「自分が作ったプログラムで幸せになる人を増やせたらいいな」と。

もちろん、既存のプレコリオプログラムは、音楽、コリオ、運動効果、どれもスペシャリストたちが集結して作っている完成度の高い素晴らしいプログラムだし、僕も今でも好きです。
そんな世界的なプログラムに対して、おこがましいにも程があるんですけどね。。

だけど僕はこの時、大好きでずっと続けてきたものから一度離れることによって、今度はその経験とキャリアを活かして、自分が生み出す側になりたくなったのです。

そしてこの気持ちは日に日に強くなり、いつか自分の作ったオンザビートのプログラムで幸せになる人を増やすと決めました。

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最後のBODYPUMPとBODYCOMBATは「わらわら」

ときわ台へは9月1日付で異動となりましたが、辞令が出たのが8月28日。笑
次の日のBODYCOMBATが相模大野では最終レッスンになってしまいました。
でも実は、僕の人生での最後にレスミルズのクラスを担当したのは、8月31日にわらわら航空公園にスペシャルゲストで呼んでいただいたイベントだったのです。

以前に在籍していたわらわら航空公園店は、その年オープン12周年を迎えていて、その周年イベントで「レジェンド凱旋」と称して僕をスペシャルゲストで呼んでくれていました。
最後のBODYPUMPとBODYCOMBATの担当クラスを、一番磨きをかけていたわらわらで、しかも大好きだったスタッフと一緒にやらせてもらえたことは、本当に運命的で感謝しかありません。

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次回予告

リヴィタップときわ台に在籍し6ヶ月ほどで、また次の場所へ異動となります。
次回はタイカンズ新宿御苑へ異動した時のことをお話したいと思います。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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