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支援の力

column vol.1183

昨日、午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生。

石川県で最大震度7を観測しました。

この時間、ちょうどnoteを書いており、横浜でも震度3ながら、いつもとは違う変にゆっくりとした大きな揺れに違和感を感じておりました。

石川県に住む友人は、停電も断水もなく無事だったのですが、未だに震度5程度の余震が続く状況…

そこで、本日はさまざまな支援の状況について共有させていただきます。


寄付額はすでに1億円超え

LINEヤフーが設立した「Yahoo!基金」はネット募金サービスYahoo!ネット募金において緊急支援募金を受付開始。

すでに1億円を超えた寄付が集まっているそうです。

〈ITmediaNEWS / 2024年1月2日〉

クレジットカード(100円から)やTポイント(1ポイントから)で募金可能。

集まった寄付金はYahoo!基金を通じて、クレジットカード会社の手数料など(消費税含む)を除き全て災害の緊急救援活動、被災地復旧支援として被災者や被災地のために活用されるとのこと。

ちなみに、同募金では500万円を上限とし、寄付額と同額をLINEヤフーが寄付する「マッチング寄付」を適用していたのですが、早々に上限の500万円を突破しているそうですよ。

募集期間は3月31日まで

他にも、認定NPO法人難民を助ける会緊急支援には現時点で300万円以上の寄付が集まっています。

こちらの募集期間は7月1日までです。

そして、直接的な支援も始まっています。

空飛ぶ捜索医療団 ”ARROWS”

その1つとして、東京・渋谷の公益社団法人Civic Forceは、緊急災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」の一員として、石川県の被災した地域に緊急支援チームを派遣しました。

〈PRTIMES / 2024年1月2日〉

同法人は、国内外の大規模災害時企業、NPO、行政などが対等なパートナーシップのもとに協働し、迅速で効果的な支援を行うための連携組織

発災直後から復旧・復興まで、個々の強みを最大限に生かすことで、被災地のニーズに即した支援を届ける役割を担っています。

被災地と被災地をつなぎ、被災の経験や教訓を共有することで、災害に強い地域づくりをサポートしているのです。

そして、2019年からは、空飛ぶ捜索医療団 "ARROWS" の一員として、医師や救助犬を含むレスキューチームを派遣。

救急医療や行方不明者の捜索・救助、物資配布、パートナーとの連携による支援活動などを展開してきました。

昨年5月に起きた震度6強の地震の時も、ARROWSは避難所整備、物資支援、高齢者家庭の戸別訪問を実施。

Civic Forceはその後、復興支援プログラム「NPOパートナー協働事業」を通じて、被災した地域への支援を続けていました。

今回も、ニーズ調査を行うとともに、捜索救助や医療支援、緊急支援物資の配布、避難所サポートの活動など、ニーズに合わせた支援を実施します。

また、大阪に本社を置く関西電力系列の大手電気通信事業者「株式会社オプテージ」は、MVNO型携帯電話サービス「mineo」で被災地に向けて「フリータンク/災害支援タンク」を開放しました。

〈ケータイWatch / 2024年1月1日〉

フリータンク/災害支援タンクは、mineoユーザー同士で通信量をシェアできる機能。

余っているデータ量を提供したり、足りない場合は引き出したりして利用することが可能なのです。

このことにより、災害地で通信に困っている人たちを支援できます。

政府・各国からの支援

日本政府は、各省庁に対して、被災地からの要請を待たずにプッシュ型の支援も行うよう指示。

食料や毛布など必要な物資の確保や医療行為の提供、電気・水道などの復旧を挙げています。

〈読売新聞 / 2024年1月2日〉

また、アメリカのバイデン大統領も「恐ろしい地震の被害を受けた日本の方々のために祈っている。アメリカは日本国民のために必要な支援を提供する準備をしている」と声明を発表。

〈毎日新聞 / 2024年1月2日〉

他にも、スナク英首相が「被災した全ての人に、心からお見舞いを申し上げる。日本を支援する用意があり、状況を注視している」とする声明を出しています。

〈JIJI.COM / 2024年1月2日〉

カナダのトルドー首相(旧ツイッター)に「カナダは日本の人々と共に立ち、支援の手を差し伸べる準備ができている」と投稿。

フランスのマクロン大統領も日本との連帯を表明し、「フランスの支援を頼りにしていただきたい」と述べています。

本日の石川県の気温最高気温10℃、最低気温が0℃

横浜が最高気温9℃、最低気温が4℃ですので、ほぼほぼ同じ寒さと思うと、この状況での震災は本当に堪えるでしょう…

まずは、余震が一刻も早くおさまることを願っております

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