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発信することが「ブランド」をつくる

column vol.1007

最近、東洋経済オンライン【SNS「見るだけで発信しない人」が失ってる3つの事】を読んでテンションが上がりました。

〈東洋経済オンライン / 2023年5月7日〉

SNSを発信しない3つのことを失う

そう指摘するのは『LinkedIn(リンクトイン)活用大全』の著作である松本淳さん

今やSNSが名刺代わりになる時代で自分を発信していないと、「不信感」「不足」「不明瞭」という「3つの不」を背負うことになると仰っているのです。

では、具体的にどんなデメリットがあるのか?

非常に興味がそそられます。

発信しないと失ってしまう3つのこと

デメリットとは以下の3点です。

【1】「副業・転職のチャンス」を逃している
【2】「人がもたらすチャンス」を失っている
【3】「個人のブランドと信頼を築くチャンス」を失っている

【1】はそれこそ「LinkedIn」がその代表格ですし、InstagramFacebookなどもお馴染みのお仕事獲得SNSになっているかと思います。

では、【2】「人がもたらすチャンスを失っている」ということについてはどうでしょう?

人がもたらすチャンスとは、人は人との関係の中でチャンスが生まれるということ。

要は人脈

友達や知人が多いほど、チャンスに恵まれる可能性が高いということですね。

それは「計画的偶発性理論」からも言えます。

これは、個人のキャリアとは、実は偶然に左右されることが多いという理論。

ただ、その偶然の「数」は、自分の努力で増やすことができるというところがカギになります。

人とのつながりを増やし、交流を深める努力をすることも、その一つというわけです。

一方で、むやみに知り合いだけを増やしてもという「数へのこだわり」に否定的な方もいらっしゃるでしょう。

そうしたご意見については、松本さんはこのようにお考えを示しております。

確かに、多くの人との薄いつながりよりも少数の親友が大切だという価値観も重要だと思います。
しかしながら、「人生の可能性」という観点で見た場合はどうでしょうか。その少数の親友が、人生に決定的なチャンスをもたらしてくれる可能性は、残念ながらあまり高くないと考えたほうが良いでしょう。
付き合いの濃さよりも、「広さ」こそが、キャリアにとっては重要な意味を持つからです。

私もちょっと前までは「否定派」でしたが、最近、キャリアに関しては濃淡あった良いと考えるようになりました。

例えば、親友にはちょっぴり大変な仕事は頼みにくい場合もありますし…、親友同士仕事の受発注をしていると周りから「思いっきりコネだな…」とネガティブに思われることもあります。

そして、関係が薄くても、能力やコンテンツがハッキリしていれば、お願いできる

そのポイントは、先日【ミドル世代の「理想の転職」】でも書かせていただきました。

いくら仲が良くても「何でもできるから何でも言って」ということだと、逆に「何を頼んだら良いのだろう?」ということが多々あるのです…

「相手」あってこそのブランディング

…まぁまぁ、人脈についてはさまざまな考え方があると思いますので、その辺にしておきまして、3項目の中で一番私の心に刺さったのが【3】「個人のブランドと信頼を築くチャンスを失っている」です。

経営者やフリーランスの方は別として、会社に所属している組織人については、とても重要な話です。

組織人は、会社なり、役職なり、何かしらの看板があります。

…恐らく、私が所属している株式会社ジャパンライフデザインシステムズを知る方はなかなかいないでしょうけど…

一応……、マーケティング会社の副社長という役職の看板はあるわけです。

しかし、辞めてしまえば、ただの「池」です。

そんな時でも、noteで良い記事をアップすることができれば、そこに信用が生まれるかもしれません。

少なくとも【1】と同じで名刺代わりにはなるわけです。

また、個人的に最近思うのは、「ブランド」って相手があってこそ生まれるということ。

仮に自分では「破天荒」だと思っていても、他人から見ると「マジメな人の悪あがき」に見える可能性もあるわけです。

それとnoteをやっていて約3年経ちますが、他のnoterさんの反応を通じて発見する自分が多々あります。

なぜなら、現実世界の人付き合いは利害関係で成り立っているからです。

利害関係があれば「お世辞」「ライバル意識」も生まれたりしますが、ここでは全く利害関係のない方フラットに私を見てくださる

そうすることで、より多面的に自分を理解できる。

そこはとても良いところかなと思うのです。

いずれにせよ、周りの反応があってこそブランドは磨かれていく

発信することがブランディングである。

とも言えるでしょう。

動いた人にしかチャンスは来ない

そういう話とリンクするのが、建設会社「Lincro ROOM」社長・長野雅樹さん東北工業大学で講演した時の

人との出会いや経験を大切にして自分の感性を磨いて欲しい

というエールです。

〈東洋経済オンライン / 2023年5月7日〉

実は、東北工大OBの長野さんは、YouTubeTikTok「ながの社長」として人気。

総フォロワー数190万人を超えています。

ちなみに、TikTokは私も普段からよく拝見しており、建設会社なのになぜか料理動画をアップしているという不思議さと、「おいおいおい!」と怒りながら、最終的に出来上がった料理を美味しく食べるというお決まりの展開がクセになっています。

〈TikTok / ながの社長〉

そんな長野さんが母校の生徒の前でこのようにお話ししております。

人前で失敗を見せることによって、人は改善するようになる失敗するからこそ、次改善しよう、そういう気持ちに繋がると思う。

動いた人にしかチャンスは来ない。人との出会いや経験値を大切にし、自分の感性を磨いて欲しい」と新入生にエールを送ったのです。

非常に胸に沁みます〜

人前で全てをさらけ出してこそ自分の価値は磨かれる

先ほどのブランディングの話とリンクします。

そして、「動いた人にしかチャンスは来ない」という言葉が、noteアカウント登録して、最初は他のnoterさんのレベルの高さにビビって、3ヵ月間記事を投稿できなかった私の心に深く刺さります。

勇気を出したおかげで素晴らしいnoterさんとたくさんつながることができた。

動いて良かった〜と思う今日この頃です。

SNSは発信するからこそのチャンスが待っている。

そう信じながら、記事を書く生活を改めて楽しんで参りたいと思います😊

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