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見ていない月

ヴヴ、新着メッセージがあります。、0・5・1・0、下へスワップ、〇〇さん Now 満月だね、タップ、電源を落とす、窓の外、見えない、電源を点ける、確かに昨日大きかった気がする、インスタで流れてスクショをとっておいた月の写真を送る、戻る、水瓶座の満月だったからパワーをもらってた・月の写真はうまく取れないね・取れないね→撮れないね、月にも星座ってあるのね・とろうとすることに価値があるんじゃない・写真フォルダーをみると昔の自分が何を考えているのかわかる、カネコアヤノの月明かりを送る、今は獅子座のひとたちの星だから・月は対岸の星にいる・昨日ちょこっと聞いたの、寺尾沙穂の月の海のリンクが届く、ずっと頭が痛い、翌日、今日の夜聞く、夜、聞いた・やっぱり空をみると遠くの方に思いをはせることになるのかな、空気公団の天空橋にを送る、空気公団だ!・そして空は思いを馳せますね、絶対・私の生きている時間の中では・空に浮かぶ星や月・風に思いを馳せる、レモンを買おうが好き・なるほどなぁ・自分の場合は思いが融けるって感じかも・近いうち電話したい、

満月って教えてもらってから特別見てない、その前の日みたあれは特別満月じゃないということ?、満月っていつからが満月でいつからもう満月じゃないんだろう、満月って思っているうちなんじゃない、それはいつまで、誰かが満月って言っているうちなんじゃない?、誰かって、うーん誰か、二十九、三十みたいね、いつかっていつかってこと?、誰かって誰かってこと、そういえばそんなのだった、今日はいつかね、五日ってことか、ややこしい、たぶんなんか癖で、そうそう・インスタの満月は見れたよ・あとは想像上の月と・体調悪かったから、

月を見て思いを馳せるみたいなのが膜のようになってた、いつからだろう、馬が走るみたいなのかな、駆けていくってことなんかな、でも見遣るのほうが近い気がする、遠くへ、黒が灰色へ、曲線が直線へ、でもどこかからみたら曲線でまあるくみえるみたいな、膜ってどうして、どうして薄いの、出す手紙がないから、出す手紙があったら、運んでくれる、馬とかが、出す手紙がないの?、ないんじゃないかな、でも普段から何か書いているのに、書くことはあるんよ、届かなくていいの、届かなくていいの、届かなくていいの、そんなこと、もないのかもしれない、じゃあ、でも手紙じゃない、おばあちゃんには手紙を出しているっていってなかった?、それはそうなんだけど、それも始まったばかりだし、出す手紙あるじゃない、それはそうなんだけど、前に借りて読んだおばあちゃんが好きな小説、文章苦手で、商業的でありきたりな理系男性視点の文章って感じで、なんかそういうのが売れてるみたい、そう、出したいものじゃないんだ、出したいんだけどなんか違う気がする、言葉はあるけど月を見て馳せるって感じじゃなくて、前は馳せていた気がする、相手があった気がする、どういうこと、必要なくなったっていうか、うん、自分にとってこういうのって必要だからで、わかんない、どうしようもないからというか、どうしようもないから必要なの、しょうがないってこと?、そうかも、でもしょうがないってよりかは必要って感じだった、じゃあ必要じゃなくなったのね、そうなのかも、そっかそうなのか、それでどうしたの、これまでは必要があったからわかんないのかも、馳せたいってこと、違う気がする、でもそうなのかも、馳せたいって初めて使った、たしかにわたしも思った、でもえっちぃ夢みるし、そっか、でも融けるっていってなかったっけ、うん、それはどうなの、不思議、不思議?、悪くないの、そう、いいんじゃない、いいんかな、いいとか悪いとかじゃない、だって融けてんだもんね、適当返さないで笑、いや、なんでもいいんだけど、月ってわかりやすい感じがする、星よりはわかりやすいかも、でもちょっとわかった気がして、そう、満月って望月っていうよね、うん、うん、お餅、お餅?、望月、だからお餅、あっ、そう、わかりやすいよねって、食べてしまえるみたいに、食べてしまえるみたいにか、たしかに、星の話に戻してもいい?、ああごめんよ、どうぞ、星座ってくだらないって思ってたんだけど、わたしは信じてるんだけど、ごめんなさい、うん、続けて、言葉と同じ気がして、うん、言葉って触れないし、食べれないし、ヤギなら食べれるかもしれないよ、ヤギと会ったことないでしょ、ヤギに会うって何、お餅にひっぱられた?、たしかに食べられないけど、あと、決まっているじゃない、形も、並び方も、お伽っていうのって、おイカロって見えたことない?、(人差し指を動かしながら)あ、あーなるほど、遠くから見たらおイカロってお伽に見えるのか、なんか逆なんよ、えっ、そっか、たしかにね、イカロがぎゅっとしているから伽で仲が悪いとイカロ、そもそも綺麗に横に並んでいないとだめだし、ひっくり返っていてもだめだし、なんとなくおイカロの方が仲よさそう、たしかに適切な結婚生活って感じ、1人と3人と、4人で?、時代ね、適当言ってる、お互い様、でもたしかに星座も似たような感じする、でしょ、なんとなく、なんとなく、言葉と同じくらいには信じてもいいんかなって、でも星座、覚える気ないけど、覚えたくなったら食べて、それはいい提案、なんこか消費期限きれてそうだから消化悪そうだし、食べたらなんか爆発しそう、そういえば思い出した、日の光を反射してる川の水面をみているときとか、青葉市子さんのうたを聞いているとき、なんか浮かんだ、委ねるってこと?別のものになるというか、うーん、それもあるけど、でも、空を見ているとき、なぜ空を見たいと思うかだとおもう、いや、なぜ見続けたいかなんかも、満月はもう少しちがくて、一緒に見たいと思うかも、誰かと見たことあったからか、ほら、月ってわかりやすくて、一緒に食べられるくらい大きいものだから、消費期限が切れていたとしてもおいしそうだし、お餅もあるんだから、そっか、だから馳せるなのかも、いや、流していたんかも、瓶を流すみたいな、走るんじゃなくって、だれかへ、いつかへ、とぎれたりはなぜかしてなくって、わからんけど、薄くのびて、のびていくみたいな、なんだかわかる気がする、でも月を見てそう思わないかも、やっぱり誰かと見たいものだし、星のほうが近い感じがする、そうかも、月見れてないからかな、ここじゃ星も見れないけど、音楽聴きすぎたとか、それいつもと違うの?、いや体調悪かったからにしとく、うーん、なんか、お腹空いてきた、うどん作ろうかな、そのまま繋いだままでもいい?うるさいかもだけど、


P.S.
今日の月は関係ありません。
なんかめちゃくちゃ若い。
友達に見せたら宮沢賢治読んでそうと言われました。やまなしに似てる。気がする。
よだかの星は正月に読むのがおすすめです。


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