見出し画像

人生50年の節目に(これまでの試みのまとめ)

未来のために何ができるのか? 僕はとても懐疑的かいぎてきだ。良い事と思ってやった事が 100年後 200年後に何をもたらすのか、もたらさないのか、自分達で見る事はかなわない。
もしかしたら、思いもかけない事態をまねいているかもしれないし、何も招かないのかもしれない。

それでも何もせずに過ごす事は出来ない。ならば少しでも良かろうと思う事をするしかない。

自分にあとどれくらい何ができるのか? 昔人生50年と云われたその年齢が近づくにつれ、若くして亡くなった諸先輩の事を思い起こしながら、そう思う事が多くなった。そんな中で近年試みて来た事を、この機会にまとめてみようと思います。

いい加減ベランダ菜園

もう長らくベランダ菜園をやっています。はじめは忙しく仕事に通っている時に始めたから、枯らしてしまうことも多かった。そんな中でも続けられそうな強いオクラカラシナクレソンなどが残った。手入れも簡略化して工夫しました。

ノゲシスベリヒユなど生えて来た雑草も食べれるものは調理しました。


今は少し家にいることも多くなり、少し丁寧ていねいに手入れができるようになったが、それでもなるべくいい加減に、長続きするよう心がけています。

昨年はオクラに加え、トマトとサニーレタス、今年はキュウリが豊作だった。ヘチマ・キュウリ・朝顔などで暑さ対策に緑のカーテンも作りました。

もともとクーラーは夫婦共に苦手なので、それほど使う方ではなかったが、暑さが増したのか、としをとったのか、このところはクーラーなしでは過ごせなくなって来ました。

それでもクーラーの基本の温度設定は30°Cで、あまりに暑いとつけ始めなど一度下がるまで強めることもありますが、それでも27°Cまで。落ち着けば30°Cに戻しています。それで済んでいるのに緑のカーテンが多少なりとも、役立ってくれているように思います。


間引いた青いトマトを漬物にすることもインスタのコメントで教わり覚えました。

こういった市販されない副産物も家庭菜園の楽しみの一つです。新しく知ることも多く、嬉しくなります。

種を買う時は伝統野菜や固定種を主に扱っている野口のタネのオンラインショップで買っています。


野菜作りにそんなに大きなこだわりはありませんが、肥料は基本的に少なめで

室内で電気なしで使えるコンポストを使ったり


冷ました野菜ので汁を薄めて野菜にあげたり、収穫の終わった植物の茎や葉をそのまま土に埋めてしまったり、いろいろ楽しみながら試しています。
それで今まで大きな問題はなく来ています。


ちょぼちょぼ発電


新型コロナウイルスがはやる少し前のことだと思いますが、ベランダで太陽光発電を始めました。

自分で発電パネル・充電池などをそれぞれに手に入れて組み立て、発電している人がいることはビッグイシューの記事を読んで知ってはいました。
でも機械にうとい僕には始めるのにちょっとした抵抗感がありました。

充電池にパネルをただつなぐだけで良く、パネルが折り畳めて、簡単に持ち運べる小型のものがあるのを知って早速試してみた次第です。

晴れと曇りの時にベランダ出して、雨の時に取り込んでいます。まるで洗濯物のようです。

雨の日はダメだし、緑のカーテンを作りつつ行なうという矛盾した事をしているので、発電量は大したことはないが、それでも多少なりとも発電できているのをみるのは嬉しい。

太陽光発電は、家庭や地域など小規模でやるのが良いのではないかと何となく思っていた。
発電パネルも充電池も、緊急時に役立ちそうだという考えもあった。だから試して手応えを感じてみたかった。手に入れた理由にはそういった事もあります。

何かが大きく変わったわけではないが、今のところ満足しています。

僕のやり方では発電できる量に限りがある事が分かり、電気を大切にするようになったとも感じます。

発電パネル
パネルの影に充電池を置いています


適当セルフヘアカット


いつからか散髪セットを買って、自分で散髪するようになりました。前々から興味があったので試してみたのです。

やってみると、それほど大変ではなかった。11回ほどやりましたが、大きな失敗は後ろを少し切りすぎてしまった事が1度あっただけです。ほぼうまく行っています。

やり方は Youtubeでプロの方があげているのをいくつか見て、ずぼらな僕でもできそうなものだけ、簡略化しつつ真似してやっています。

髪型にそれほどこだわりがないし、僕の髪質も割と切りやすいということもあるのでしょうが、やっていて苦に思った事は今のところありません。

いろいろな髪質と頭の形の人を散髪するプロの方は大変だと思うけど、僕は僕の頭と髪だけだから、わりとやれているのかと思います。

いつもかかる時間は1時間程です。

これを覚えて、僕はすごく楽になりました。床屋や美容院が苦手だったからです。一対一の接客が苦手なのです。

床屋や美容院が好きな人は無理して始めることはないけれど、僕のように苦手とする人は、試してみてる価値はあるかも知れません。


20年来の考えをまとめる

20年来考えてきた事を、時間ができたので資料を集め、更に考察を加えてしてまとめてみました。
注と文献へ文中から行けるように、noteに別のアカウントを作るといった工夫もしました。

学者ならここから更にいくつものテーマを導き出して、数多あまたの論文を書くようですが、僕にはとても無理です。
一つ目の論考の後半部などは、特に詰めがあまく、またまだ考察の余地がありそうですが、今はこれ以上書ける気がしません。

しかし今の自分にやれるだけの事はやりました。
誰かの参考になれば幸いです。

志賀直哉のエッセイ「国語問題」について


カール・マルクスの「資本論」冒頭の文章について


注と文献のためのアカウントについて


エッセイと論文


旅の記録

若い頃に行った旅についてあまり語った事はなかったのですが、としをとるにつれ、せっかく経験できた事を自分の内だけにしまっておくのはもったいない気がして来ました。それで instagramで書き、改めて note にもまとめて来ました。
誰かの参考になる事があれば幸いです。

昔アフリカのケニアとマリとジンバブエで手に入れた音源を幾つか Youtube に上げました。
僕が探した限り、ネット上では見かけなかったし、貴重なものに思えたからです。

ネット上に既に上がっているものや、著作者がネット上で利益を上げているものは避けました。そういう人達の不利益となるのは、なるべく避けたかった。

後で著作者が気が付いた場合、削除することや、広告をつけて利益を得ることを要求する事も可能なので、思い切って上げました。
この貴重な音楽が、ただ僕の部屋で眠ったままになることを残念に思ったのです。

すると僕が特に貴重なものではないかと思った
マリの Yoro Sidibe の録音は西アフリカから多くのアクセスがあり、3.3万回再生され、
ケニアの Nyatiti の演奏はそれと比べれば少ないですが、2474回の再生があり、どちらもコメントで感謝の言葉をいただきました。(2022.9.14現在)
→(その後Yoro Sidibeの録音は5.1万回、Nyatiti の演奏は2.9万回再生に達しました。2023.12.10.)

少しでも役に立てたなら、望外の喜びです。


投票服

選挙には必ず行くようにしています。その時は一張羅いっちょうらを来て行くようにしています。


好きなものを紹介する

文化は自分たちでつくるものだと敬愛する友人に言われた事があります。それに納得するところがあった。
自分で行う活動も大切であろうが、それ以外に、自分がいいと思うものは、積極的に紹介しようと思うようになってSNSで記事を書くようになりました。
SNS (特に Instagram、note、Youtube )を通して、僕も知らないものを多く知ったし、それがとても有意義であったからです。

誰かの参考になれば幸いです。


お気に入りのものを買う


しょっちゅうという訳には行かないが、近所の無農薬・低農薬野菜を扱う店で野菜を買うようにしています。おいしくて安全なものが食べたいという事もあるが、気に入ったものはなるべく応援したいという考えもあります。
自分がいいと思うものが評価されないなら、自分が良かれと思ってやったことも評価されない。周り回ってそういうことになるのではないかと感じます。
好きだった店がなくなってしまうという事も何度かあり、もうそうしたことはもう経験したくないという気持ちもあります。

たまに僕の記事の料理に出てくる「恋する豚研究所」の豚肉もお気に入りの1つです。

一度「恋する豚研究所」の経営に関わっている方の講演を聞いたことがあります。

今どうなったかは分からないが「恋する豚研究所」でおいしい豚肉をつくるだけでなく、地域の木材の活用を促進したり、地域のお腹をすかせた子供達にご飯と味噌汁を振る舞う場所をつくったり、知的障礙しょうがい者が働きやすいようなマニュアルを作って雇用し、出来るだけ多くの賃金を払えるようにつとめたり、いろいろな試みを行なっているという事でした。(随分前のことなので、記憶違い・変わってしまった事もあろうかと思います。その点はご容赦ください)

感銘は受けたが、僕はいい話はすぐ疑ってかかる所もあるので、話半分で聞いている部分もあったのだが、帰宅してから、とりあえず本当においしい豚肉なのかどうか買ってみようと思い注文しました。

しゃぶしゃぶ用の肉・ハム・ソーセージ・ベーコン・ポン酢などです。とてもおいしかった。これは疑うべくもない。それで気に入って今もたまに買っています。


食べ物以外でお気に入りは matsunbocraft さんだろうか?これもそんなにしょっちゅう買うわけではないけれども。


こうした買い物へのこだわりはちょっとした贅沢ぜいたくではあるかもしれない。
しかし他に欲しいものとて余りないし、夫婦共に華美な贅沢は好まない。

外出が減ってから、服もほとんど買わなくなった。Tシャツはり切れるまで来て、後はウエスにしている。(ウエス作りは妻に教わった)
シャワーもそれほど浴びない。(もともとずぼらなので、められたことかは分からないが)

このような買い物とたまの外食と散策とが楽しみの中心だから、まぁ、続けられるうちは続けていこうと思います。

たまの外食


散策


自己紹介の代わりに




この記事が参加している募集

わたしの野菜づくり

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?