タクシーにゴミを捨てていくババァがいたのコピー

交通違反をして文句をつけることほどダサいことは無い。交通ルールを守ることは自分の命を守ること。

いつも読んでくださっているみなさま、ありがとうございます。
今日初めての方が居ましたら不快感を与えてしまうかもしれません。
ごめんなさい<(_ _)>

二週に一度の不満を書く日がやってまいりました。
(前回書いたとき、定期的にやろうと決めました)
ちなみに、前回はこちら

さて、僕は普段タクシーをエンタメにする!と謳い、タクシー運転手や利用者の体験談を集めています。

どういう経緯かはこちらから

僕の記事を何度か見たことある方は分かるかもしれませんが、
やっているのは基本的にポジティブな内容です。
心温まる話であったり、ちょっとビックリする話であったり。

「そっちの方が楽しい」という理由で集めている、
ただの収集家みたいなモノです。
(スニーカーとかマンガを集めるみたいに)

しかし、世の中にはムカつくし汚いところだって沢山あります。
隠しているわけではなく、さっと頭の中から捨ててるだけです。
そんな不満をぶつける投稿もたまにはしてみるのも良いだろうと思い、今日はタクシー運転手として感じる不満を書いてみます。

と言いつつ、本日の記事は不満というより、それ恥ずかしいぞ!ダサいぞ!実は大切だぞ!というお話です。

違反をしておいて、警察官にあれやこれやイチャモンをつけるアホ!

タクシーで街中を走っていれば、毎日のように違反で取り締まりを受けている車を見ることがあります。
以前、こんな光景を目にしました。
お客様を乗せある場所へ向かう途中、違反で捕まり、警察官から取り締まりを受けている車がいました。
真横を通り過ぎると、警察官に突っかかり(手は出してない)あれこれイチャモンをつけるような態度。
そんな光景は何度も見ているので気にはしなかったのですが、
僕がお客様を目的地まで送り、走り回って約一時間後、再び同じ場所を通ると、、、

まだイチャモンつけてる!!
しかも警察官増えてる!!!
無線話してる警察官の声を聴いてみると応援を要請してる!!!!

驚きました。

まずその時点でアホだなと思いましたよ!
一時間もそんなことに時間を使っている!!

正直どんな状況だったか見てないから分かりません、、
ほぼギリギリのところを違反と取られたため怒っている可能性ももちろんあるので。。
でも、イチャモンの付け方を見てみるとそんな様子ではない。
警察官に詰め寄る様子からこう思いました。

「(きっとコイツ、普段から違反してるぞ!!)」
(決めつけは良くないことは分かってます)

そして思う、普段から違反行為を平気でしている運転手への不満を。。。

そもそも、取り締まりを受けるのは交通ルールに反したから受けているわけです。
それが違反でなければ受けない。
特に難しいことではありません。
(東京の街を初めて走るドライバーは一旦除外)
そんな簡単な選択肢を誤る、もしくは違反と分かっていて違反する奴は基本的に普段からやっています。
それが、警察官が見張っている場所か、見張っていない場所かだけの話。
日ごろの行いが悪ければいずれ捕まる。
それで捕まって、イチャモンをつける。。。

何も産まれない無駄な時間を過ごす。。。

そこでやるべきなのは、素直に受け止め、日ごろの行いが悪かったと反省し、さっさと手続きを終わらす。
これ以外ありません。
そこでイチャモンつけたりするからまた違反をする、もしくは事故をする。
(タクシー会社でも事故や違反をする人はだいたい決まった人です)

取り締まりを受けたときには、もっと考えるべきことがあります。
“いずれ起こしていたかもしれない大事故の前に、自分の運転のいい加減さに気付かせてもらえてよかった”
これくらいでなきゃいけないと思っています。

もし、その違反することが当たり前になっている運転を続けていたら、事故を起こす可能性は格段に高くなります。
事故を起こすことによって車にキズが付く、自分がケガをするだけならまだ良いにしても、人を傷つけた後ににようやく気付いてからでは遅い。
本当に遅い!!

人を轢いてしまった後に後悔しても、事故によって同乗者をケガさせてしまった後に後悔しても本当に遅いです!!

違反で捕まることは、その可能性を減らしてくれた、気付かせてくれた機会として捉えなければならないと僕は思います。

なのに、イチャモンばかりつけている。。
時間が無駄であることを含めアホとしか思えない。。。

交通ルールを守ることは自分や家族の命を守ること

違反は、自分の悪い部分に気付けて良かったと、素直に受け止めるべきだと先ほどは書きました。

その先にもっと大切だと思うことがあります。
それは、

交通ルールを守ることは自分や家族の命を守ることである

ということ。

タクシー運転手として都内を走り、何度も危ない目にも遭い、危ない瞬間も目撃してきました。
そこで感じるのは、ほんの一瞬の間違いが大きな事故に繋がること。

車を運転するときの動作のひとつにウィンカーがありますが、これこそ、安易に考えている人は多いと思います。
街中を走っていると、ウィンカーを出さずに運転しているドライバーを何度も見掛けます。
右手をほんの数センチ動かすことが出来ないなんてありえない。

ウィンカーごときで、、、
そう考えるのは危ないことだと思います。
車を運転しているとき、ドライバーは進行方向全体に目を向けてはいます。
しかし、サイドミラー、バックミラー、ちょっとしたよそ見等、一瞬一瞬どこを見ているかは分かりません。
もし、バックミラーを確認中に、ウィンカーを出さずに目の前に入り込んでくる車が居たら
気づくのが一瞬遅れたりします。

それだけでは無く、ウィンカーを出さないことが当たり前となることも危険だと思っています。

人間は常に一定の状態ではありません。
体調が悪かったり、疲れていたり、イライラしていたり、考え事をしていたり、
様々な状態があるときにこそ当たり前となっていることが出てくると思います。

そして、ウィンカーほど簡単なこともメンドくさがる人が、交通ルールを守れるとは思いません。
交通ルールを守れないということはいつか事故を起こす可能性だってあります。
そう考えると、ウィンカーを出さないことは、いつか自分や家族の命を失うことに繋がると言っても過言ではない。

考えすぎかもしれませんが、世の中の大半の事故は運転手のちょっとした不注意です。
当たり前のことが当たり前に出来ないから、事故を起こす。

ちょっとしたところが出来ていないから違反を起こし、取り締まりを受ける。

そこでイチャモンをつけるか、素直に受け止めるか。
実はそこが人生の分かれ道かもしれません。

世の中には、「融通を利かす」という、いかにも余裕があり正しいかのような言い方や概念がありますが、交通ルールに関しては無くて良いと思っています。

事故を起こして、後悔するぐらいなら。



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