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このコースをクリアしたことにしてつぎに進みますか?

友人がNintendo Switchを買ったのと
僕のNintendo Switchが壊れたのは
奇跡的に同じタイミングだった。

今回はゲームを通して
人生に思うことを書いていきたい。

友人と僕は共通のソフトを持っていないので
スイッチで無料でできるスーファミとかの
レトロゲームをプレイすることにしていた。

そんな時に僕のスイッチが壊れてしまった。

しかし、レトロゲームをやったところで、
いっときは楽しいのだけど、
ひとしきり遊んだあとは
飽きてしまうのだろうな、とも思う。

友人も「修理して一緒にやろうぜ」
とは、遠慮して言ってこない。


このコースをクリアしたことにしてつぎに進みますか?


このコースをクリアしたことにしてつぎに進みますか?

新しいマリオがこんな機能を実装したことで、
ネットで話題になっていたのは、すこし昔の話。

どうしてもクリアできないステージがあったら、
クリアしたことにして、すっ飛ばすことが
できる機能のことだ。

ゆとり仕様だとか、
散々言われていたような。。


でもこれって悪いことなんだろうか?


確かに困難をなかったことにして
マリオが姫を救ったとしたら、
なんだか味気ない、というのは分かる。

仮にほとんどのステージを
クリアしたことにして、姫を助けたとしたら、
どんなことを言われるんだろうか(怖)

ただ、レトロゲームのように
クリアしないと先に進めないゲームが
あったとしたら。

その後の展開がいくら面白かろうと、
その人にとっては「つまらないゲーム」
になってしまう。

ゲームやYouTubeの動画の間で、
「消費者の時間の奪い合い」が
激化している昨今。

このコースをクリアしたことにしてつぎにすすみますか?

このメッセージはゲーム会社が講じた
消費者に遊んでもらうための
工夫、なんだと思う。(多分)


人生もクリアしたことにしてつぎに進もう


バカバカしいと思われるかもしれないが、
決して変な意味ではなく。

人生においても、
「クリアしたことにしてつぎに進む」
は大事なことだと思う。

僕は高校を中退したり。
新卒で入った会社をすぐに辞めたり。
昇進を事情により辞退したり。

普通の人よりちょっとだけ多く、
挫折を経験してきた。

「意外と辞めても人生詰まないんだな」

というのが、素直な感想。

「できないことを、できるようになる」

というのも達成感もあるし、
それも人生で大事なことだと思う。

でも、自分のできないことを気にしすぎて、
本来の自分に目を向けられない人も
いるんじゃないだろうか。

そういう人がいたら、

このコースをクリアしたことにしてつぎにすすみますか?

というメッセージウインドウを、
空中に表示させてあげたい。

僕が義務教育下だったころは
苦手を克服することが、ある種の美徳と
されていたように思う。

そういう教育も大事だとは思うのだけれど。

できないことを気にしすぎて
前に進めないのは、とてももったいないと思う。

他にもっと得意なことがあったら、
それを活かすほうが世の中のため。

隣にいる人が元気がなかったら、
なんとなく、自分も悲しくもなるし。

自分が元気でいることが、
結局は周りの人のためになってたりする。

もうすこし、ゆるく生きられる世の中になるといいな、
と、思うのです。

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今回の記事は以上です。

それでは!

ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。

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