「死」を整えることは、「生」を整えること


今この記事を読んでくださっている方は、全員が生きています。

そして全員必ずいつか死にます。

あなたは、その人生の最後を迎える時、どんな状態で集大成を迎えられたら幸せですか?




日本では、「死」は忌むべきものと認識されて来ました。

だからこそ、人々は「死」をネガティブに捉えています。

しかし、「死」をネガティブに捉えるほどに、「生」への執着が生まれます。

「死んだらすべておしまいだ」
「生きているうちにやりたい事をやろう」
「生きているのがつらい」
といった言葉にも、死ぬ事に対するマイナスイメージを含んでいるのでしょう。



僕は「死」とは決してネガティブな事ではないと思っています。

”死ぬ事”は人生の最後に起こる、”生まれる事”と同じくらい大切な”人生の一世一代のイベント”でもあるのです。

「死」を敬遠する風潮があるために、人々には「死」と正面から向き合う文化がありません。
漠然とした不安を感じながら「死ぬ事は悪い事」という常識がまかり通っています。
敬遠するから無知になり、無知は不安や恐れを招きます。

でも実際に「死」と正しく向き合ってみると、それが悪い事や怖い事ではなとわかるようになってきます。




「あなたは、その人生の最後を迎える時、どんな状態で人生の集大成を迎えられたら幸せですか?」

どんな人生を経験して死を迎えたら幸せですか?

どんな家族と出会って死を迎えたら幸せですか?

どんな心の成長をして死を迎えたら幸せですか?


これから先の人生で、自分が求めている様々な経験をし、その一番最後の時に自分の過去のすべてを肯定し、満足しながら旅立つ事ができる。

そう思うと、ワクワクすらしてきます。

ディズニーランドに行く事よりも、楽しい事かもしれません。




また、「死」を”苦しい事”として捉えている方も多いかもしれません。

死ぬ直前は苦しみがあるかもしれませんが、”死ぬ事”自体は、むしろ最高の幸福でもあるかと思います。

大切な人が亡くなった時は、悲しくなります。
別れはもちろん寂しいです。
でも、その人は決して苦しみの中にいる訳ではないでしょう。

現世でしっかり自分の使命を全うして、また次のステージに進んだと言ったところでしょうか。



「今の人生に絶望しているから死んで楽になりたい。」
と思っている人もいるでしょう。

でも、あまり良い死に方とは思えません。

「生」が良いものだと思えていない状態にあるのなら、残念ながら「死」も良いものにはならないでしょう。

「生」を整えてこそ、「死」が幸せなものになります。

逆に、「最高の状態で死ぬ事」を求めれば、人生はそこをゴールにして動き始めます。

「理想の死」を迎える”いつか”に向けて様々な出来事が起こるようになります。

今自分の身に起きている事のすべては、「理想の死」のために起きている伏線だと思うようになります。

そう思えれば、「なぜ私にはこんなに苦しい事ばかりおこるのだろう?」という疑問も解決できるはずです。




今回は、「死」という、なかなか取り扱いづらいテーマについてお話したので、賛否はあるかと思います。

僕自身はできれば多くの人に、可能な限り人生を長く生きて欲しいと願っています。

その「人生」を大切にするからこそ、その大切な人生を最後に終える瞬間を大切にしたいと思えるようになるのです。
丁寧に食事をしたあとに、感謝を込めて「ごちそうさまでした」と言う感覚と似ています。


ぜひ「良い人生」を生き、「良い死」をお迎えください。

今日も素敵な人生をお過ごしください。


鈴木天尋


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鈴木天尋(Tenjin Suzuki) 生き方・心理

本質的に幸せに生きるための考え方と心のあり方について配信してます。 心理ナビゲーターとハンドメイドアクセサリー作家として活動。

コメント4件

よく父から 死んだら終わりや
と半笑いで言われて育ちました
死を軽く見ているようで
今でも。嫌な気持ちになります
この投稿を見て思い出しました
死生観、めっちゃ共感します。
わかこさん
もしかすると、生きる事の価値観を持ち上げるために、死の価値を下げてしまっていたのかもしれないですね。
生も死も、同じくらい大切ですし、もともと日本は死を神聖なものとして肯定的に扱う文化があったはずですが、その価値観も変わってきているようです。
神食品@こんにゃく屋Gorilla566さん
ありがとうございます。
繊細なテーマでもあったので、記事にする事に少し抵抗もあったのですが、それでも表現したい思いが強かったので、そう言っていただけると救われます^^
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