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身が引き締まるような、学びの多いお正月

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

…とは、素直に祝えない新年の始まりでしたね。

地震により被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、大変な状況にある方々の日常が早く戻ってきますように心よりお祈り申し上げます。

・・・

さて、そんな元日のお話。

地震が起きた時は、自宅で家族4人のんびり過ごしている時だった。

最初に気づいたのは私。
大阪なのでそれほど大きな揺れではなかったけれど、ゆっくりと少し長く続いていた。

揺れてるわ、ドア開けとくで。

そんなことを、夫婦でいつもと同じ口調で話していただけだったけれど、地震の揺れといつもと違う親の様子に気づいた6歳の娘のぽんちゅが怯えて泣き始めた。

ぽんちゅにとっては、物心ついてから初めての地震。

何が起きたかわからず、怖くなったのだろうと思う。
(ちなみに、3歳の弟のすけちぃは急に泣き出したお姉ちゃんを見て、どうしたん?という顔をしていた。)

とはいえ、まずは身の安全確保が第一。
これ以上ぽんちゅを怖がらせないようにゆっくりと話しかけながら、子ども達をテーブルの下に誘導した。

「幼稚園でも避難訓練あったやろ?机の下に隠れた?」

うん、と泣きながら答えるぽんちゅ。

「揺れている間は何が落ちてくるかわからんから、テーブルの下とかに隠れて、揺れが止まってからお外に逃げるんやで」

ぽんちゅは真剣に話を聞きつつ、遊びと思ってテーブルから出たり入ったりしている弟に「中に入って!」と声をかけていた。

その後、地震の揺れの収まりとともにぽんちゅも落ち着いた。

私がまさにそうだったのだけど、幼稚園や学校などで避難訓練があっても、どうにも現実味がなくてイベント気分。

でも、子どもを持つ親になった今は思う。

それじゃ困る、と。

今回は親と一緒だったからよかったけれど、これがもし別々の時だったら?

今は親や先生などの大人が必ず近くにいるけれど、これから大きくなると一人で行動することも増える。

そんな時に泣いて怯えて何もできないでは困る。
とっさの時でも自分の身は自分で守ると決めて適切な行動を取れる人間になってほしい。

今はまだ小さくてよくわからなかったかもしれないけれど、今回のことでそれが少しでも伝わっていたらいいと思う。

とはいえ、私も防災準備が不完全。

偶然にも秋頃に仲よしのママ友さんとハザードマップについての話になり、その延長で防災準備を意識し始めた。

が。

必要なものが家にあるとわかっていても、置かれている場所がバラバラで、すぐに持ち出せる状態になっていない。

子どもを守りたいと思うなら、まずは私がきちんと防災準備をしておかないといけないなと改めて思った。

・・・

と、ここからは余談。

今年は初めて、重箱のおせちに挑戦した。

娘のぽんちゅがお正月料理に興味津々で、せっかくならどんなものか見せてあげたいと思ったのだ。

でも、初めての重箱詰め。
詰め方がわからず四苦八苦した。

一の重にはどの料理を詰める、とか、品数は縁起のいい奇数で、とか、この仕切り方は〇〇という、とか。

他にも色々決まりごとのようなものがあり、詰めながらもかなり悩んだ。

大晦日に重箱を購入して急きょ詰めることにしたので、中の仕切りやお皿などの準備もなく家にある物を使用。

そして、なんとか仕上げた重箱おせちがタイトル画像の写真。
初めての割にはそこそこの仕上がりになったかも!

ちなみに、多分この詰め方は「七宝詰め」に近いと思う。

子どものためにと思って作った重箱おせちだけど、私にとっても勉強になった。

【おまけ】こちらは、重箱に入れ忘れた紅白なます。
せっかく作ったのになぁ!


・・・

防災に風習に、今年は本当に学ぶことの多いお正月だった。
これをきっかけにして、家族それぞれが学び飛躍できる一年になればありがたいなと思う。

最後になりましたが、皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。




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