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SANU 八ヶ岳2nd 宿泊体験レポ

ずっと気になっていたSANU 2nd Home.

2021年からスタートしたサブスク型のレンタル別荘サービスで、現在は会員になるためのウェイティングが7000人越えになっている。

7月上旬は諸用と旅で長野に来ていた。するとある1通のメールが。『メンバー本登録前のウェイティング対象者に対して7月限定で、八ヶ岳か山中湖のSANUに抽選で泊まれるというトライアル宿泊キャンペーン』があるとのことで(宿泊費は実費)是非泊まってみたい…!と即応募。

SANUがスタートして早い段階からウェイティング登録をし続けていたため、こんなにずっと想い続けているのだから当たるのでは…たまたま長野に来ている今という今、当たってほしい…と念強めで応募したところ無事、SANU八ヶ岳2ndの1泊宿泊分に当選したのだった。ありがたや。以下、体験記を書いてみる。

今回は穂高や伊那方面も周遊するため、
松本駅からレンタカー。

私とパートナーはずっとSANUが気になっていて(彼も抽選に応募したものの落選)普段からメルマガをしっかりと読み、Spotify等で配信されているSANUのmusicリストもお気に入りで、普段からその音楽プレイリストを流し積極的にSANUの広報センスに自ら洗脳…身を浸し続けていた。

ついにSANUに泊まれるんだ…と私達は意気揚々と山梨県北杜市に7月1日にオープンしたばかりだというSANU 八ヶ岳2ndに赴いた。

オンラインでパスワードを使ったチェックイン&アウトのシステム。

泊まっての感想としては、CABINと呼ばれるSANUの建物にこもりながら読書やジャーナリング、内省的なことがしたくなる場所だと感じた。

SANUの主なターゲットは都市近郊在住者なので、駐車場には23区や首都圏ナンバーの車がずらりと停車。私達のような島を拠点にしながら時々旅したりオンラインで仕事をしている人はメインのターゲットではないだろうが、元々は首都圏エリア出身なのと将来的にはSANUに登録してみたいと思っているので冷やかしじゃないよ、と言っておこう(?)

洗面所の電気スイッチが石をひっぱる仕組みでかわいい。

森に囲まれつつも快適に過ごせることは、私という野性に憧れつつも実際はそこまでワイルドではない人間にとって、とてもありがたい。自分がそこまでタフではないことは、今迄の旅や現在の屋久島暮らしが教えてくれている。

八ヶ岳エリアを楽しみつつ、6-7割はCABIN内で過ごしたくなる感じ。ゆったり本を読んだり、物書きしながら頭の中を整理したくなる。そのような街を離れて内省したり静かな時間を味わうための、SANUは穏やかな入り口でもあるように感じた。アウトドアの楽しみから帰ってくる拠点としても快適かと。

夜の散歩。各cabinに備え付の焚き火台で火を愉しむ人達も。

貴重な1泊なのでなるべく篭れるよう、蓼科エリアにあるカナディアンファームでテイクアウトしたオードブルと、八ヶ岳2nd近くにある、ひまわり市場という地元野菜から輸入・オーガニック食品まで揃う豊富な品揃えのスーパーで飲み物や食材を購入。

ひまわり市場で見つけた北杜市のパン屋さんチェチェメニのパンを備え付けのBALMUDAのトースターで焼き、オードブルを並べるとそこには素敵なディナータイムなるものが出現していた。(ひまわり市場の品揃えの良さに驚き&カナディアンファームのオードブルもおすすめ。)

基本調味料やカトラリー、料理道具類は備え付。

ついに普段から聴き続けていたSANUの音楽プレイリストをCABINの中で流してみる。「やっぱりSANUの音楽はSANU現地で流すのが合ってるんだね。」とあれこれ話しながら、私たちは和やかな夕食を楽しんだ。(実際、天井が高いCABIN内で備え付けのいい感じのプレイヤーで流すことでプロが選曲した音楽リストは際立っていた)

彼はこの貴重な夜にオンライン会議を2件入れていて「何故今日に限って入れてしまったんだ…」と嘆いてたものの、wifiも問題なくPC作業自体は快適そうだった。私は読書…と愉しい夜はあっという間に過ぎ、朝になると森は霧が立ち込め雨が降っていた。

天井が高いのが嬉しい。
昼間にかけて霧は晴れていった。

『あともう1泊したーーい!!!』

やいやい言いながら、チェックアウト11時ぎりぎりまで過ごした。今回は1泊だけど、将来SANUに泊まりながら大好きな八ヶ岳エリアを満喫するんだ…とあれこれ夢を語りながら、CABINを後にしたのだった。

SANUのコンセプトはLive with natureとのこと。私は昨年秋から自然豊かな離島に住み始めたことで、普段の暮らしそのものが旅になったように感じている。それによって今迄の旅好きなり移動に対する想いはおさまっていくのかなとも予想していた。が、そんなことはなかった。

むしろ普段の島暮らしがあるからこそ、時折行く街が楽しく感じられたり、SANUのような存在に嬉しさとありがたみを感じる。移動やいつもと違う風を感じることがリフレッシュなり心身のバランスにとても大切なタイプらしい。

人間をnatureの一部とするならば、私にとってのLive with natureとは、心を観察しながら試行錯誤することでもある。

なんてことを呟いてみつつ、旅好きの移動星人なので🛸これからも拠点が増えていくというSANUの今後の展開も楽しみにしているのであります。

おまけ。チェックアウト後に訪れた車で15分程のsun.day.food.の青海苔とチーズのリゾット。google mapで様々なコメントがあって少し気になったけど杞憂で、とても美味しく素敵なお店でした。

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