脳の探究 - 大企業病とイノベーション

大企業病とInnovation

基本的な、大脳生理学に於ける脳の分類

(注: 正式名称は、大脳=大脳新皮質、辺縁系=大脳辺縁系です)

左脳大脳(A) | 右脳大脳 (D)

--------------|---------------

左脳辺縁系(B) | 右脳辺縁系(C)

大企業や官僚組織内(大脳生理学/ネッド・ハーマンの脳優位性理論に基づくと、(A)+(B)に相当)において、「政策の結果よりも手続きの整合性が優先」になるのは、畢竟「手続きの中に責任がカプセライズされる」という事になるかと思いますが、これはある意味、「保守化」(すなわち、左脳の動物脳の優勢度の増大)に必然的に付随するものであると言えます。1 + 1 => 2 という計算しかできないように育てられると、情報処理能力は「リニアにしか」増大しないので、必然的に「限界」がすぐにやってきます。<イノベーションのジレンマ>(Byクリステンセン教授)的に言えば、何の事は無い「持続的技術」な法則ですネ。新しい家電製品を購入すると、「遣い方をマスター」すればするほど「回転率があがる」の法則の事ですが、回転率は100%が限界です。学問領域でもしばしこれと似た現象が見受けられるでしょう。そして、「情報処理能力の限界」を察知している組織は必然的に「ノン・リニアを」排除しようとするのでしょう。「手続き」は積み重ねの法則に基づいてます、だから「リニア」にしかなりません。「結果」は常に不確実性に基づいた非常に「ノン・リニア」です。そういう点で考えると、「政策の結果よりも手続きの整合性が優先」は、「熱力学第二法則的死の法則」とマッチした大変「限界を知っているが故の」リアクションなのかな、という気がしなくも無いです。

この続きをみるには

この続き:1,211文字
この記事が含まれているマガジンを購入する

コラム集・エッセイ集・写真集 By Tetsuya Kitahata

または、記事単体で購入する

脳の探究 - 大企業病とイノベーション

北畠徹也

200円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

1

北畠徹也

Patchy Magazine from ASEAN

コラム集・エッセイ集・写真集 By Tetsuya Kitahata
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。