今日の学生相談室

こんんちは!今日はとっても寒い日でした。
なんとか重い体を起こし、大学へ行っていました。
今日は、授業以外にも目的がありました。そう、学生相談室です。

昨年9月から通い始めたのでもう1年以上お世話になっています。心理士の先生は毎回同じなので、同じ先生と週に1回お話をしています。今日もいつも通り行ってきました。

寒いねって話。
今月は忙しいんだという話。
昨日は大学を休んじゃったんだという話。

今日は、そこから家族の話へ飛びました。
「休むと家族からいろいろ言われてしんどい」と。
前にも話したことはあったのですが、今回また話させてもらいました。

両親は、大学を休むと「それくらいなら行けるだろう」「また休んでるのか」「まったく何やっているんだ」とか色々言っているタイプです。私に直接のこともあれば、私がいないところで父と母が話しているときもあります。

私がどんな気持ちで休んでいるのか、全く知らないくせに。考えようともしないで自分の意見ばっかりです。
結構メンタル来ます。でも昔からこの人たちはそうなので、これでも心が麻痺しているほうなのです。

昨日は「またずる休み?」と私のいないところで母親に言われたことがグサッときてしまって、その愚痴を先生にぶつけてしまいました。

父に比べ母は病気理解があるほうだと思っていたからショックだったのです。
「そっか、お母さんも・・・。」と心理士さんは共感してくれました。


そこからは父の話をたくさんしました。
亭主関白なこと、家事育児は母がずっとやってくれたこと、ご飯の準備も洗濯もの片付けも私にはやらなきゃダメだという癖に自分は一切やらないこと、お酒のグラスに氷を入れたり父の箸を用意したりお風呂を沸かしたり父の布団を敷いたりするのも母や子どもの私たち姉妹なこと。ずっとテレビを見ているか寝ているかであること、やっぱり一方的に口出しするばかりで自分は何もしないこと、そのくせ人からの口出しは「あーそういうのいいから」と聞き入れないし言わせないこと、私の気持ちなんか考えることもせずに自分の心配や不安、主観でしか物事を見ずに口出しすること、「~しないとダメだ」が口癖なこと。

不満と諦めが噴出しました。(うっかりしゃべりすぎたなと反省しています)

「なんというか・・・昔ながらのお父さんだね」と先生は言っていました。

「お母さんは何も言わないの?」と聞かれたので母のことも話しました。
前までは聞き入れているように見えたけど、最近になって言い返すようになったこと、それは母がパートで働き始めてから増えた気がすること。


「お父さんもお母さんも、『こうしてほしい』って理想像がはっきりあるのかなぁ?」と言われたので、これも答えました。

理想はきっとある。今だったら、大学は毎日ちゃんと行って、良い成績を取って、アルバイトをしてお金を貯めることなんだと思う。私はバイトしていないし、大学は休むこともある。家ではお手伝いをしたり勉強したりしているわけではなく寝ているだけだから、サボっているように見えるんだと思う。いつも何かグチグチ言われている気がする。褒められて終わることなんてない。良いことがあっても、少し褒めて別の指摘に変わってしまう。素直に褒めてもらったことは少ないかも。

お手伝いは嫌い。やらないとダメだと怒られる。でも、やっても下手とか遅いとか言われることがよくある。(両親や姉から。)下手で遅いのは事実なんだけど言われるのがつらい。やってもやらなくても嫌な気持ちになるならやらない。

ただ寝ているわけじゃない。負の感情に支配されてる。頭はぐるぐるしているから休めていない。
漢検の受験を考えているから勉強はしている。レポートだってちゃんとやってる。決して何もしていないわけじゃないんだ。

と、先生に必死に訴えました。優しく共感しながら話を聞いてくれました。
「娘は知らないところで成長しているのね・・・」と。


それから、「最近は両親に反抗できるようになってきたこと」を話しました。

私は私の意見を言っていいってわかった。
親の言うことがすべてじゃないって気づいた。
親の口出しに「親の不安」が入っているって気づいても、それは親自身の問題であって、私の問題じゃないって一線引けるようになった。
「親は今不安だし取り乱してるんだな、思い描いていたようにいかなくてショックなんだな」ってわかっても、そこに気遣う必要なんて少しもないって思った。
親は希望通りにいかなかったら悲しむかもしれないけれど、それで私まで悲しくなる必要はないんだって思った。
こっちが反抗して逆ギレされても怖くないって気づけた。

だから、私は自分の意見をはっきり言う。親の気持ちに共感しすぎて自分を押し殺すことはしない。でも、こちらが一方的に押し通すのではなく、あくまで対話する姿勢は持とうとする。

「一線引けるようになったか、強くなったね」と先生に言ってもらえました。とっても嬉しかったです。
こういう価値観の転換が良いのかどうかはわかんないけどね、と笑ったら、先生も笑ってくれました。



やっと、家族関係の苦労を誰かに認めてもらえた感じ。その中でのもがきと苦しさと成長を肯定してもらえた感じ。
とってもとっても嬉しくて、泣きそうになりました。

私の両親は優しいところもあるんです。ただ、二人とも、不器用なだけなんです。私はそう信じています。優しいところを知っているから、信じちゃうんです。



これからの家族関係と家庭環境、自分がどうしたいかをこれからはもっと考えていいんだ、と、先生のおかげでまた強くなれた日でした。


どうなんだろう?うちの親は毒親ですか?これだけじゃ判断できないだろうけど・・・。外部の人の意見が聞きたい。