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大手からスタートアップへ。人生の安定は自分に力をつけること。金融領域で家族の絆と向き合うPM。

こんにちは!Timers広報担当です。
Timersは子供がいる女性向けのキャリア・金融教育サービスや、家族アルバムアプリを展開するライフデザインブランド「Famm」を展開しております。

Timersをより知っていただくため、活躍するメンバーのインタビュー記事を公開しています。

▼前回のインタビュー

今回は大手企業から転職し、プロダクトマネジャー(PM)として活躍する河合にお話を聞いてきました!

河合海至
立命館大学を卒業後、大手精密機器メーカーに就職。商品開発や工場の生産性向上につながる企画運営に携わる。
2020年10月に株式会社Timersに入社。Fammお金の相談会&無料撮影会事業部のプロダクトマネージャーとして事業企画・開発を担当。
副業でフォトグラファーをしており、結婚式やお宮参りなどの出張撮影を行っている。

「安定した会社=人生の安定」で選んだファーストキャリア

ーー ファーストキャリアでは大手精密機器メーカーに勤めていらっしゃいましたが、当時どのような思いで入社を決めたのでしょうか?

元々ガジェットが好きで、自身がワクワクする商品に携わりたいと思っていました。また、海外で働けるような会社で働きたいという思いもありメーカーを中心に就職活動をしていました。当時安定した会社に入社することが人生の安定につながると思っていて、大手企業で利益を出していたのが前職の入社の決め手でした。

この安定志向は昔からあって、将来の夢は「会社員です」と言ってしまうような子供でした。笑
何を始めるにも情報収集はついついやってしまうタイプで、自分が進む道も念入りに調べた上で、自分が安定だと思った道を選んできました。

ーー どのようなお仕事をされていたのでしょうか?

宇都宮工場で工場企画部に配属になり、一眼レフカメラの交換レンズの工場で工場全体の生産性を向上させるためにどのような仕組みを入れた方が良いのか、モチベーションを上げるには何をすれば良いのかなど課題解決のプロジェクトをリーダーとして推進しました。

工場は工程ごとに職場が分かれていて、自分が何のためにレンズを作っているのか、他のメンバーが何をやっているか見え難く、モチベーションは上がりづらい状態でした。
そこで工場見学を企画し、仕組み化して運営しました。工場全体で1,500名ほど勤務しているので、工場見学を推進することは大変でしたが、満足度アンケートでの評価は高く、「他の職場をみて自分自身が作ったものが実際にこうやって運ばれているんだということを実感して、より後の工程の方のことを考えて仕事するようになりました。」などという報告をいただくことが出来きました。

カメラにより詳しくなることで任せてもらえる領域も広がっていくと考え、独学でカメラを学びました。その結果もあって東京本社に転勤が決まりました。東京本社配属時、ユーザー目線では一番商品に詳しかったと自負しています。

東京本社では、一眼レフカメラの交換レンズの商品企画を4年ほどしていました。交換レンズは1年に7〜9機種程度、新機種が発売され、そのうちの2〜3本を担当しました。技術的なシーズを元に商品化するケースと市場調査していく中で商品化を提案するケースの大きく2つの方法で商品化を進めていきました。
また、海外出張でインドへもいきました。インドの結婚式は大変賑やかでフォトグラファーは1つの結婚式に20名、ゲストも1,000名程度で日本では考えられないほど大規模で行われるんです。現地のフォトグラファーへのヒアリングをしたり、交換レンズは専門的なことが多く、現地の販売員がなかなか売り方がわからないという課題があったため、売り方を伝授しました。

自分自身に力をつけたい。コロナをきっかけに、成長と向き合える環境へ。

ーー 大手企業で順当にキャリアを形成していたはずなのに、転職を考えたのはなぜでしょうか?

コロナ禍で会社が1ヶ月休業になったことがきっかけで転職を考えるようになりました。
休業の1ヶ月間給与は減りましたし、その休業の間、副業で稼ぐというノウハウやスキルも持ち合わせていませんでした。会社が決めたことに対し、従うしかない状況で自身の力のなさを感じました。
安定って本当に会社に委ねるものなのか、自分自身が力をつけないと安定して生きていくのは今後難しくなってくるのではないかと考えるようになりました。
なので、裁量やスピード感持って自分自身でPDCAを高速で回せるような、より自分を成長させることができる環境に飛び込みたいと転職活動を始めることにしました。

出世のために習得したカメラがTimersと巡り合わせてくれた

ーー Timersの採用選考を受けようと思った理由をお聞かせください。

TimersはFamm出張撮影のサービスで、フォトグラファーとして登録していたので以前から知っていました。改めて事業内容を調べてみて面白そうだなと思い応募しました。

カジュアル面談では代表が出てくるとは思わなかったので、田和が登場して驚いたことを覚えています。自身が出張撮影のフォトグラファーに登録していることを伝えると、大変嬉しそうでした。サービスを広げる側として使ってくれている人に対しても喜びを感じていることが素敵だなと思いました。
Timersは色々な事業をやっていることが大変魅力的で、自分が将来的に新規事業も任せてもらいやすくなるだろうなと思い、より一層興味を持つことが出来ました。

面接では田和と写真が今後残るかというテーマでディベートをしました。自分の意見とは異なる”写真が残らないと思う”の立場から話すことになり、上手く議論することが出来ませんでした。そこで面接が終了になるのではなく、立場を”写真が残ると思う”に変更して再度ディベートをしてくれました。しっかり自分のことを見ようとしてくれていたのを感じました。

ーー 最終的にTimersに行こうと決めた理由についてお聞かせください。

一つ目はFammのブランドビジョン「家族の絆を深める」を掲げ、家族をテーマに様々な事業を展開している点です。コロナ禍で何もできなかった時に家族がいて本当によかったなと思ったので、家族をテーマとした事業に携わっていきたいと思いました。

二つ目は自分に力をつけることができると思ったからです。入社前に配属先のチームメンバーと話す機会があり、少ない人数で様々なプロジェクトを推進していることやコロナ禍に左右されない新しい取り組みも模索しているという話を聞いて、この環境に飛び込むことでより自分を成長させることができるのではないかと思いました。

ーー Timersに入社されてどんなことをされていますか?

2020年10月に入社しましたが、当時はコロナ禍真っ只中だったので、オフラインモデル中心で展開していたチームの中で、新たにオンラインモデルの事業検証に注力することになりました。
子育て中の女性と、ファイナンシャル・プランナー(FP)などのお金の専門家を引き合わせる機会をつくるオンラインモデルの検証で、まずはミニマムな体験を作ってお客様の反応を見ていく所からスタートしました。ただ、初期はROIがうまく合わない結果となり、そこから課題となっていた広告費・獲得の最適化の改善に注力していくことになりました。
子供がいる女性を対象にいきなり「お金」の話を訴求してもなかなか反応が得られなかったため、育児雑誌やオンラインメディア、ヒアリングなどのリサーチを通じて、ターゲットの興味関心が高いものを一通り洗い出していきました。その中でも、離乳食や寝かしつけなどに興味が高そうだということがわかり、興味関心度が高いテーマのコンテンツも交える事で集客効率の最適化がうまく進みました。検証から1年半経った今でもチームで継続して取り組みができるモデルになっています。

現在はオンラインイベントの他に、オフラインモデルの集客改善や新しいビジネスモデルの検証を推進しています。具体的には自身が担当しているクライアントのFPが100名程度いるのですが、お金や子育て費用の相談会の状況を管理・可視化し、お客様とうまく信頼関係が構築できていない方に対して必要なサポートを提供することなども進めています。

僕自身はFPの皆さんほどの知識や経験を持っていませんが、未知の領域にまずは飛び込んで、情報収集して体系化していくということは、前職でやってきた経験が生きていると思います。

ーー 大企業から転職して感じる、Timersで働く面白さは何だと思いますか?

大企業だとルールや慣習に縛られている部分もあったのですが、Timersだと状況に応じて柔軟にルールを変えることも出来ますし、自分でルールを作ることもできます。仕事上もそうですし、人事的なものも従業員の声を反映してくれる会社なので、ルールがないなら自分で作る・提案するという体験ができる点は非常に面白いと思います。
また新しい企画を進める際、まずは自分個人で動いてみて、上手くいきそう、モデルとして成立しそうとなったら組織を巻き込んで仕組み化をしていくといったように、事業を進めていくことが多いです。個人としても組織としても働ける環境があることもTimersで働く面白さだと思います。

離婚の原因の4割が“お金”。金融リテラシーの底上げはより円満な家庭づくりへつながる。

ーー Timersへの入社理由として「家族の絆を深める」に共感した部分もあったかと思うのですが、そのブランドビジョンに対して自分が体現できているなと感じていることはありますか?

子育て世代にとって「お金」というテーマは切っても切れないものです。ある調査では、離婚の原因の3〜4割がお金のトラブル・お金に対しての価値観の違いなのですが、お金のことについて家庭内で話していないという方は多いかと思います。
子育て費用相談会がきっかけで、教育費にこれからどれ位かかるとか、夫婦でお金の話しをすることで、双方のお金に対しての認識ギャップが解消され、それが夫婦円満になり家族の絆が深まっていくことにも繋がっていくでしょうし、結果として子育てしている世帯の金融リテラシーの底上げにも貢献できていくと思っています。

ーー 副業でフォトグラファーをされているとおっしゃっていましたが、現在もされているのですか?

前職では出張撮影サービスを通じて一般の方へもサービス提供していましたが、現在は知り合いベースの依頼を受けてフォトグラファーをしています。相手に喜んで欲しいので、風景より人物の写真を撮ることが多いです。この先も続けていきたいと思っています。

ーー 今後Timersで成し遂げていきたいことはありますか?

自分が考えた事業を大きくしていきたいと思っています。今やっている撮影会事業に付随するものでも良いですし、全く違う領域でも良いと思っています。自分が企画したと胸を張って言えるようなものを作りたいと思っています。
そう強く思うきっかけになったのは、前職で商品開発インタビューを受ける際に開発者に並んで、商品企画担当としてインタビューに同席することが度々あったのですが、インタビューを受けている中で、自分が商品に携わっている部分って本当に少しで、貢献度を感じることや手触り感があまりないなと感じてしまうことが多かったからです。

ーー 今後どんな人と一緒に働きたいですか?

前向きで自主的に動ける人と働きたいです。
日々業務をしていく中で、上手くいくことばかりではなく、むしろ上手くいかないことが多いので、ショックをうけたり、一時的にモチベーションが下がってしまうこともあると思います。そのような状況の中でも前向きに、そして自主的に、上手くいかなかった要因を考え次の打ち手を考えたり、フィードバックを生かして再度チャレンジすることで結果は必ずついてくると思っています。このように成功事例が増えていくと自分にも自信がついてくるかと思いますし、楽しく仕事ができると思っています。

ーーありがとうございます!大企業を経験したからこそわかるTimersの良さを聞くことができました。これからもPMとしての活躍を期待しています!

TimersではPMを募集しています。この記事を読んで興味を持っていただけた方は是非カジュアルにお話ししましょう!


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