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駆け出しの小説家です。31歳で現役の研究開発エンジニアが小説家になるまでの顛末を描く現在進行形のノンフィクションをお楽しみください。お仕事の依頼はこちら:tkatano.tkatano[at]gmail.com

マガジン

  • 片野朋起の株日記

    株式投資の初心者が、いろいろ読んでゼロから勉強していくようすをリアルタイムでお楽しみいただけます。個人情報やセンシティブな情報(とわたしが判断するもの)を含むので、有料とさせていただきます。

  • 歩く、耐える、見つける

    働くことについて書いたエッセイです。 思い通りの就職が叶わなくても、自分の成長を見つめていこうということが書いてあります。

  • 唐茄子屋久次

    小説落語第二弾です。

  • 小学生の君へ

    小説のような随筆のような、分類しがたい超短編。小学校高学年向けです。

  • レモンをしぼり塩を振る

    第1章 からまわりとおまわり 第2章 上昇気流で雨が降る 第3章 からっきし 第4章 すきもきらいも

最近の記事

ベリーショートな小説

目を覚ましたら、もう夜になっていた。今日中に出かけて所用を済ませなければならないと思っていたけれど、またしても来週に先送りすることになってしまった。何かしないといけないと、自分の身体を起こそうとするけれど、自分の思うようには動いてくれない。これだから、いけない。生来のだらしなさが恥ずかしい、と白井隆太は思う。先週の段階から、今週は土、日、月、火と四連休がわかっていた。先週の段階から、この四連休のうちのどこかで、必ずやろうと考えていた。それが結局、出来ずに終わろうとしている。日

    • これまで書いてきた小説の紹介

      片野朋起です。こんにちは。 これまで書いてきた小説について、簡単に紹介します。 ■アスファルト・アモルファス・ブルースこのタイトルは、たしか高校生のときに、国語の教科書のはしっこに落書きで書いた文言だったと思います。当時、おもしろい言葉の並びかな、と思いついて、なんとなくメモしたのだと記憶しています。いつか、こんなタイトルの小説とか、書いちゃってるかもな、なんて夢想していたのかもしれません。いろんな人が文章を発表できるプラットフォームがそろってきているなかで、自分でも何か

      • 課題解決こそ次の人類の幸せ

        ■GAFA+Microsoftの時価総額、東証1部超え 560兆円に 数日前に見たニュースです。これを見たとき、驚きました。東証一部上場企業のすべての時価総額を、GAFA+Mが上回ったということは、日本を代表する数々の企業が束になってもこの5社には(時価総額ベースの企業価値では)かなわない、ということです。 大量生産、大量消費であったり、目立ったプラットフォーム、便利なツールはもうほとんど勝者総取りですね。大きく勝負に出て、大きく勝つという時代は完全に終わったかな、と思い

        • 2020/03/28 人を動かすのは危機感

           コロナウイルスに関する一連の動きを見ていて思うのは、人は命がかかわれば、火事場の馬鹿力なるものが出るんだなということです。仕事でもそうですよね。締め切り前にならないと集中できない人、いるじゃないですか。あるいは、締め切りパワーで、乗り切れる人。実際、締め切りがあるからこそ、目標を定めて頑張ることもできるのかもしれませんが。  このままじゃだめだということが身に染みてわかったときに動き出す。これでいい時もあるのですが、それだと手遅れの場合もあるかと思います。つまり、事前にど

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        • 予断を許さない余談 2016年10月11月12月号
          15本
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        記事

          2020年3月23日 第100号 よくやった

          日記のようなものを数年前に書き出して、こんなタイトルで書いてきたわけです。めちゃくちゃ断続的ですが、100号達成ということで。 何年もかけて、めちゃくちゃ間は空いたけれど、時々思い出したかのようにnoteを開いて文章を書いているところをみると、もしかしたら、わたしは、文章を書くのが好きなのかもしれない。

          2020年3月23日 第100号 よくやった

          2020年3月22日 第99号 ポン酢

          大好きなポン酢があります。たまにもらうことがあったのですが、好きでよく使っていたので、なくなりそうだったのです。 それで調べてみたら、なんと1本1000円以上…。 おススメのポン酢はこちら。 うーむ、また今度、もらえる時まで待とうかな(笑)

          2020年3月22日 第99号 ポン酢

          2020年3月21日 第98号 記念日

          何かの拍子に頭に入れた記念日が、ふとしたときに思い出される瞬間があります。今日、それですね。 あと、桂文珍師匠の落語会行ってきました。ゲストは立川志の輔師匠。素晴らしい時間でした。

          2020年3月21日 第98号 記念日

          2020年3月20日 第97号 突然

          いい出会いも悲しい別れも突然訪れます。気を付けましょう。

          2020年3月20日 第97号 突然

          電車、明らかにいつもより人いないわ…

          電車、明らかにいつもより人いないわ…

          2020年3月17日 第96号 渋谷にて その2

          こんばんは、片野朋起です。 昨日の話の続きです。 このひとつの話だけでから抽象化するのは、かなり厳しい論理展開かもしれないですが、わたしの実体験上、ほぼ間違いといえるものがあります。 それは、勇気を出す、ということです。 たった、これだけの話なのです。バンジージャンプから飛び降りるかのような恐怖感にぶちあたってしまうことがあるでしょう。しかし、その一歩を踏み出しかどうかが、一番最初の、そしてもしかしたら、一番大きなハードルなのです。 どうやって話しかけたら自然になる

          2020年3月17日 第96号 渋谷にて その2

          2020年3月16日 第95号 渋谷にて その1

          こんばんは。片野朋起です。 わたしが大学生のときの話です。 大学生になって、はじめて東京をちゃんと認識したかもしれません。18歳以下、高校生までは、たまに来ることはあっても、もう本当に、いなかっぺ丸出しだったはずです。新宿にある紀伊国屋書店。全部、本屋さんなんですね。わたしの地元には、長屋的な本屋さん、つまり、1階しかない本屋さんしかありませんでした。当時、東京の人は、こんなに大きな本屋さんを使いこなしているんだー、すごいなー、なんて思っていました。今となっては、普通に欲

          2020年3月16日 第95号 渋谷にて その1

          2020年3月15日 第94号 いろいろ書く

          こんにちは、片野朋起です。新年初の書き込みかもしれません。 もうとにかく花粉症がつらくて…。仕事にならないくらいつらいです。子供の頃は、ほとんど全く問題なかったのに、働くようになってから、花粉症を発症しました。蓄積がうんぬん、というのは、案外当たっているのかもしれませんが、本当のところはわからないですね。 さて、何かを書いて発表しようと思い、少しずつ書いては消し、書いては消し、というのをあてもなく続けていたのですが、あてもないと、続かないものです(笑)。 絶対に出版でき

          2020年3月15日 第94号 いろいろ書く

          2019年11月11日 第93号 朝、思いついた

          片野朋起です。 小説の新作を書き出せそう。何文字くらい書こうか。

          2019年11月11日 第93号 朝、思いついた

          2019年11月10日 第92号 快適な移動

          金曜日と土曜日は九州に出張して、日曜日は静岡に日帰りで遊びに行きました。 「吉塚うなぎ」に行きたいと、以前から思っていまして、今回の出張のタイミングで隙間時間に行くことができました。おいしかったですね。随所で話題になるお店らしいです。味もさることながら、高級感や店の佇まいが名店らしさを演出しています。 静岡に遊びに行って、そういえばここも鰻が有名だぞと思い出しました。さわやか、というハンバーグ屋さん、一度行ってみたいのですが、いつ行っても、満員で大行列なんですよ。どうやら

          2019年11月10日 第92号 快適な移動

          2019年11月7日 第91号 ぼんやりとした不安

          小説構想中。まだ、うすぼんやりとしていますが。 突然、冬らしい気候になってきました。気候と書こうと思ったのに、機構が最初の変換で出てきました。普段、こんな漢字を使うっけな…。 平日、わたしは会社勤めをしています。エンジニアで、開発系の業務です。ルーティンワークは特にないので、毎日なにをするのか、なにをすべきか、自分で考える必要があります。これはこれで、苦手な人もいるかもしれないですね。わたしは、こういうの働き方が向いているのかなと感じます。人それぞれ、自分にあった働き方を

          2019年11月7日 第91号 ぼんやりとした不安

          2019年11月6日 第90号 つかいよう

          片野朋起です。 どこにいても、ある一定数は、嫌いな人間で現れるものです。嫌いといってもいくつかタイプがあるかと思います。なんか苦手、考えが合わない、といったものから、生理的に無理、顔が気持ち悪い、など、人格に及ばないところまで気に入らなくなってしまう者みたいです。 バカとハサミは使いよう、なんて言葉は死語ですが、実際、どんな人にも使えるところ、バカなりに役に立つ部分、というものが、どうやらあるみたいです。どうしようもない奴だけど、これをやらしたら上手、というのが、誰しもあ

          2019年11月6日 第90号 つかいよう