6/10 マンガレシピの再現

 昨日の夜ごはんは、ひやむぎにした。

 買い物に出たら、旦那さん共々なんだかひどく疲れてしまって、帰ってきてから台所に立ってあれやらこれやらする元気がなかった。し、昼ごはんを3時のおやつみたいな遅い時間にとってしまったのもあって、21時過ぎの時点でもまだそんなにおなかがすいていなかったので、夜は軽めにすませよう、ということになった。それでも、しばらくぐだぐだと過ごしていたら、23時頃、やっとおなかも空いてきて。台所には、先週末に買ってきたなすが2本。そろそろしなしなしてきていて、できれば今日明日で消費してしまいたい。加えて、梅雨入りして、夜はひやむぎを食べるには少し肌寒い。

 こんな条件が揃って。ぴーんと、ひらめいた。「ついに、アレにチャレンジしてみるときがきた……!」と。

 アレとは。憧れのマンガごはん、『3月のライオン』12巻の『ひやあつそうめん』! あっつあつの具沢山つけ汁に、ひえっひえのそうめんをつけて食べて、ひやあつひやあつの無限ループが止まらない……という魅力的が過ぎる1品。もう、マンガの描写がおいしそうでおいしそうで、いつかつくってみる、と心に決めていた。

 作り方はマンガに詳しく掲載されているので、それを参考に。分量は適当。鍋に、ごま油たらーり、チューブの生姜がなくなりかけていたので思い切って全部使うくらいのつもりで7cmくらい。熱している間に皿洗いしたら、熱し過ぎた……。豚こま肉1パック(170g)を入れて……さっき加熱し過ぎた生姜が撥ねて熱かった。肉の色が変わるくらいまで炒めたら、なす2本と玉ねぎ大きめ1個を1.5cm角くらいに切ったものをどさーっと入れる。マンガではしめじも入れていたけれど、鍋がいっぱいになっていたので、今回は割愛。しばらく炒めて(というか、かき混ぜて)いたら、嵩が大分減ってきて、玉ねぎにも火が通って透けてきたので、ティファールで沸かした400ccくらいの熱湯を投入。4倍濃縮のめんつゆ200ccくらいもいれて混ぜる(ひやむぎで薄まるだろうと思って、結構濃いめ)。つけ汁、完成! これに、旦那さんが茹でたひやむぎを合わせて食べる。(余談だけれども、以前わたしが茹でたひやむぎは、旦那さんのお眼鏡にかなわず。それ以来ひやむぎを茹でるのは旦那さんの仕事になっている。どうやら、わたしが茹で途中にびっくり水をいれるのが悪いらしく、食感がだめになるらしい)

 これが! 本当においしかった。旦那さんに作り方を聞かれるくらいおいしかった。ひやむぎおいしいし、お肉おいしいしなすおいしいし玉ねぎおいしかった(語彙力)。つけ汁は最終的に全部飲んだ。

 夏のそうめんやひやむぎは、どうもそれだけで食べて「栄養が足りない」ってかんじがしがちだけれども、これはお肉に野菜にとたっぷり食べられるし、つけ汁があったかいので元気が出る。気に入った。この夏何度もつくって食べると思う。

 マンガ飯、マンガにおいしいごはんに、1粒で2度おいしい。しあわせ。ドラマの『きのう何食べた?』でやってた『ツナとトマトのぶっかけそうめん』も近いうちに試したい。マンガ版だと何巻だ? 読み直しだ。

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