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1年以内に車が3台廃車になった私がアメリカの自動車保険について話す

みなさんこんにちは。
アメリカのとうふはおいしくないと思うとうふです。

本日はアメリカの自動車保険事情をお話ししたいと思います。

早速ですが、
1年間で3台も車を廃車にしている人と出会ったことはありますか?

”この記事を見つけたあなたはラッキーかもしれませんよ?(・∀・)ニヤニヤ”

いやぁ…思い出しただけでももう病みそうです(笑)
ちなみに最後に廃車になったのはつい数週間前です。

廃車理由

それではせっかくなので時系列で説明していきたいと思います。

2022年10月 シボレー Tahoe 
→修理が終わった直後の帰り道、道の真ん中で車が燃える。

2023年4月   ヒュンダイ Sonata 
→8時間のロードトリップ中、高速道路の真ん中でいきなり止まる。
出荷時からの不良品であることが判明しその場で廃車

2023年7月   日産 Juke 
→大雨の影響で浸水。約4ftまで浸水したため即廃車

という感じです。

自動車保険の種類


まずはザックリ保険の種類を大まかに説明したいと思います!

大きく分けて2つに分けられます

Liability
必要最低限の保険です。
自分に責任がある場合の事故の、相手の医療費や車の修理代を払う掛け金のみです。自責の 事故で自分が怪我をしたり、車の修理が必要だった時の保険料は支払われません。
相手に責任のある事故で自分が怪我をしたり車が損傷した場合もカバーはされないので、相手の保険会社と自分で(もしくは弁護士を雇って)交渉する事になります。
フルカバレッジに比べたら断然安いです。安いという理由で私の周囲の友達もこの保険プランで運転している人が多いです。

Full Coverage 
自分に責任のある事故でも、自然災害でも、相手が無保険でもなんでもカバーされる保険です。事故をしたときもすべて面倒を見てくれます。

参照:http://www.xn--ccks5nkbz150dj5j.net/americanlife/car_insurance.html 


現在とうふ家ではフルカバレッジを使っています。
車種やメーカーの理由によって値段が変わってきます。
私は、毎月250-300ドルくらいを支払っています。日本の保険に比べたら高いかもしれませんが、正直これなら支払い可能圏内です!
私たちは以前ライアビリティも利用していました。月々約110ドルほどでした。なので100ドル前後多く支払っていることになります。

とうふ的にはどっちなの?!


断然、FULL COVERAGE です!!!!

この意見は揺らぎません!!
1年間で3台も廃車になって、どちらのサービスも受けたうえでの意見です。

1台目と2代目の車はライアビリティでした。
1台目は、道の真ん中で炎上したのにもかかわらず800ドル程度しか保険が降りませんでした。2台目に関しては、まったくサービスが受けられませんでした。高速の真ん中でポツンと取り残されて、その後の処理はすべて自分たちで行いました。

正直、辛かったです
誰も助けてくれないし、全て自分たちで処理しないといけないし…


この経験から、私たち夫婦は絶対にフルカバレッジ以外は選択肢にない!!

という結論になり、3台目の日産Jukeはフルカバレッジでした。
Tagの費用も、保険の金額も高くなりましたが、安心にお金は変えられません。実際に、購入してから3か月後に洪水被害にあい廃車になりましたがその際は廃車認定やその後のサポートがとてもスムーズでした。保険のエージェントに話しても協力的でしたし、現在乗っているプリウスを購入する際もとてもスムーズでした。もちろん安心安全丈夫な日本車です!
(ちなみにプリウスのあだ名はANZENにしました…)ボソッ

何度も、フルカバレッジで良かったぁ(号泣)

と言うほどの安心感です。
何なら、3か月支払った保険の支払い以上のベネフィットがあったほどです。
わたしたち夫婦があまりにも車にご縁がなさすぎる事もあって現在の金額やサービスにとても満足しています。

なので、私は 絶対にフルカバレッジ! と思います。

何が起きてもおかしくない

タイトルにもありますが、アメリカ、異国の生活では何が起きてもおかしくないです。

車検の義務がない問題
日本のように車検の義務がありません。
なので、アメリカ人の中には壊れて動かなくなるほど使い、車検絶対通らないだろう!という車を使っている人が多いです。
そんな車があふれています。

道端や高速道路の真ん中に、
タイヤが落ちていたり、
車の部品が転がっていたり
(かなり大きいものも落ちています)
なんて日常茶飯事です。

自然災害問題

とうふも経験しましたがアメリカには予測が出来ないような大きな自然災害が各地で起きています。

ハリケーン
竜巻
落雷
山火事
etc…

朝起きたら車が水につかっていることが実際にとうふの目の前でおきたんです!!!なので、いつ被害にあうかなんて中々予測できないのです。

・信じきれない修理業者問題

え?!プロでしょ?!と思うかもしれませんが、プロでも修理の詰めが甘く余計に車の調子が悪くなったりもします。
私たちの、シボレーTahoeも実際に修理をしてもらった直後にエンジンから発火して廃車になっています。アメリカ人の男性は車にある程度詳しい傾向にあるのは修理代を浮かせることと、そして信用ならない修理業者に極力頼まないようにするためだととうふは思っています。

自動車学校に行かなくても免許が取得できる

アメリカでは30ドル程度の受験費用を支払い筆記とスキル試験に合格すればだれでも免許を取得できます。また、14歳から仮免許を取得し運転することもできるのです。また、移民大国のアメリカでは色んな国から来た人であふれており、自動車や交通ルールが発達していない国からくる人が運転していることも少なくありません。なので、日本のように自動車学校に高いお金を払って運転について学ぶことがほとんどないので、運転スキルも様々です。なので、これこそ、いつ追突されるかわからないし、いつ事故に巻き込まれるかわかりません!相手が無保険のケースもあります。

どう?説得力あるでしょ?


はい。いかがだったでしょうか?
私が経験した3台廃車の経験からアメリカの自動車事情について少しでも参考になれば幸いです。これから車を購入する予定の方や、現在Liabilityの方はぜひ少し高くても、自分や家族を守るためにフルカバレッジにすることを検討してみてください(^▽^)/
安いからと、安いプランに入って最終的にはフルカバレッジの支払い以上の支払いを強いられるかもしれません…

それではまた次回!!!





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