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SEO対策と「私の文章」の折り合い


推し様のポストに驚かされた!

好きジャンルの情報収集にのみ使っている、旧Twitterを眺めていた時のこと。

台湾遠征中の推し様の投稿を何気なく読むと、どうも現地で食べた料理が美味しかったようで。「調べたら面白い記事を見つけた」と書いていたんです。

で、貼ってあったリンクのURLを見てみれば。
そこにあったのは、毎度おなじみ「note.com」の文字列。

noteの記事を紹介されている!?
企業サイトや他の個人ブログではなく!!

実質「推し×推し」と言っても過言ではない光景を前に、驚きと喜びでわたわたしつつ。
試しに、その料理名でググってみたんですね。

確かに、推し様が紹介していたnoteの記事が、一番上に出てきました。
ガチで「一番上」です。
食べログよりもWikipediaよりも上に、noteの記事が燦然と表示されている。

そんな光景を生み出す記事を書かれたクリエイターさんに、一気に尊敬の念が募りました。



noteはSEOに強いらしい(参考記事)

「SEO」という言葉、いつの間に市民権を得たんだろう……と若干置き去りの感覚もあります。このアカウントを始めるまでは「セオ??」ぐらいの認識でしたし。

けれど、noteを始めてひと月ほど経った頃。
たまたま以下のらす@心理さんの記事に出会ったんです。

記事タイトルに「SEO(Google検索結果)」と書いてくださっている親切さに頭が下がりますね。

当時の私(セオ呼ばわり)はまだ、始めてひと月足らずのぴよぴよなひよこです。だから「初心者向け」の解説が本当にありがたかった。

概要から活かし方まで、ものすごく参考になりました。
こちらの記事を知ってからは、記事の内容次第ではありますが、機能としての「見出し」や「目次」を積極的に使うよう心がけています。



なんのために書いているのか?

しかし、です。
私だけかもしれませんが、最近はSEO対策について考えると、必然的に「何のために書いているのか?」という問いへたどり着きます。
(ぴよぴよのひよこを脱した証、なら有り難いんですが)

本気でGoogle検索結果の上位を狙うなら。
自分の言葉で語れるニッチな話題に狙いを定め、簡潔かつ内容が明確なタイトルを全力で考え、「神は細部に宿る」の勢いで見出しの文言にもこだわり抜いて。
その上で本文も本気で取り組んだ記事なら、noteのドメインパワーの力を借りれば、いけそうな気もする。

でも。
書きたいのって、そういう文章だっけ?

一度ぐらいなら、腰を据えて挑むのはアリかもしれない。
少なくとも「読んでくれる人のために書く」の境地を涅槃に等しいと感じる以上、そこを本気で目指すといつか確実に潰れる。

エッセイとか、心象風景とか。
見出しに括られない気ままな文章に、読み書き問わず惹かれるし。

そうやって考えるとSEO対策って、客観視の最たるものと言えるのかも。
あまりにも突き詰めすぎると「私の文章」とか「私が書く理由」からどんどん遠ざかる。
過ぎたるは猶及ばざるが如し、を地で行くに等しい。

様々なSEO対策を優先することで「書く目的」から迷子になるようなら、早めに引き返す判断が大切かもしれません。
と、ストレングスファインダーの資質「原点思考」持ちとしても思う次第です。

理想は、自分の言葉で思うままに綴った文章で、結果的にSEO対策の条件も叶っていて検索上位に表示される……という境地。
推し様が見つけたnoteの記事を書かれたクリエイターさんも、多分そういう人だったはず。
そこを目指して精進したいものです。



おわりに:余談のようなもの

本記事は、以下『マンダラチャートと抽選アプリで遊んでみた』にて導き出されたお題「文章とSEO対策」をもとに書きました。

根が天邪鬼なので、ルーレットが当たった直後は「SEO対策の外側にある文章こそが面白いんだ!」という主張100%でいこう、と強気に考えていました。

しかし、もうひとつのお題を先に書いたことで、その間に推し様がnote.comの記事を紹介するという嬉しい出来事が起きてしまい。
結果、方針転換したことで今回の内容になりました。

書くことにとどまらず、巡り合わせの妙味を堪能できる経験が出来たと思います。
なんでもやってみるものですね。

お読みいただき、ありがとうございました。


#66日ライラン16日目


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