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CMに翻弄されて得た気付き

「三原色」ってありますよね。
YOASOBIの歌ではなく、普通に「光の三原色」と「色の三原色」で、それぞれ異なる三つの配色の話です。

光の三原色はR(赤(Red))、G(緑(Green))、B(青(Blue))を指します。(中略)三色の色を加えていくと白になります。

色材の三原色はY(黄色(Yellow))、M(赤紫(magenta))、C(青緑(cyan))を指します。(中略)この3つの色を加えていくと黒になります。

「色の三原色」より引用


先日のこと。
電車でぼーっと立っていた時に、車内に設置されている小さな液晶モニターを眺めていたら、何かのイベントのCMが流れたんです。
その映像の一番最後に大写しになったのが、色の三原色に緑を足した四色を塗り重ねて黒っぽくなったところに、そのイベントの名称が白文字で書かれたロゴでした。

それを見た時に印象的だったのが、白文字のイベント名ではなく、その背景の塗り重ねられた黒っぽい色合いでして。
「なんでそんなに暗い配色にしたんだろう?」
という疑問が湧いたんです。
光の三原色にして明るくすれば、もっと華やかな雰囲気を視覚的に伝えられそうなのに。

暗い配色、混ぜると真っ黒という状態を
・濃度が増す=良いこと
・濁って澱む=悪いこと
と、どう解釈するかの違いなのかな。

しかし私個人の好みで言えば黒は好きな色だけど、不特定多数の人が見るCMで、それもイベントの宣伝に使う色かと言われたら違う気もする。
広告に携わるような人だったら、この暗い配色を用いた理由もピンと来たりするんだろうか。

なんてことをぼんやり考えていたら、電車が最寄り駅に着いてしまい。
ホームでスマホを取り出して、noteの下書きに「描くよりも照らしたい」という一文だけをメモして帰宅しました。
(そして数日を経た今振り返っています)


正直なところ、そのイベントの名前や詳細は全く覚えていません。
ただ、記憶に残った上にそこから思考を巡らしたのは確かだし、次に同じCMを見たら覚えてしまいそうです。
そういう意味では、広告効果抜群とも言えるのかな。

電車の中で本を読むのも好きなんですが、たまにぼんやりつり革につかまって立っていると、取り留めもなくこういうことを考えます。
そしてそこから、思考が広がるきっかけを得られることもある。
混んでない電車限定ではありますが、敢えてぼんやりするのも悪くないものです。

週明け月曜日ですね。
今日も良い日になりますように🙆‍♀



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