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この冬、スキレットが活躍する。

この間スキレットを買いました。先日の鉄板ナポリタンのときにおはなししたとおり、その出会いはまさにひとめぼれ。

今回はそんなスキレットを使ってつくる、第2弾メニュー。

これです。


🍳もうひとつのハンバーグ

ハンバーグ。そもそも基本は、焼き系のお肉料理です。

でも、煮込みハンバーグや、ビーフシチューをからめるようにして仕上げるビーフシチューハンバーグみたいな、もうひとつのスタイル、煮込み系バリエーションも人気ですよね。

そんなスタイルの共通点は、たっぷりのソース。ソースをかけるというより、ソースの中にハンバーグをいれるという感じです。

そもそも、あのデミグラスソースってのは相当おいしい。お肉と香味野菜の旨味、ワインのコク、フォンドボーの深み、煮込んだすべてが一体になった複雑味が、洋食ならではの魅力を引き立てる絶品ソースです。

そんなデミグラスソースをこの間仕込んだばかりで、このとき我が家の冷凍庫には、作り置きストックがたっぷり存在していました。そこにやってきたスキレット。もう、これは止まりません。

ぐつぐついわせてやる。

🔥ハンバーグをぐつぐつさせよう

食卓でもぐつぐついうソースの中で踊らせよう、レッツダンス・ハンバーグ。

ちなみに偶然、ハンバーグも作り置き冷凍が冷凍庫にあるので、役者が揃った感がすごすぎる。長い旅の果てに、ようやくスキレットという最後の仲間にめぐり逢った八犬士…みたいな壮大なドラマ感さえ覚えはじめています。

🍳付け合せはもやしに目玉

まずはスキレットにオリーブオイルを敷いて温めるところからスタートです。

煙が出てきたら弱火に落として、もやしを一面に広げます。このまま混ぜたりせず、底になった面に焼色がついたら、天地返しする要領で両面じっくり焼いていきます。

じっくり焼いたら、もやしを橋に寄せて空いたところにオリーブオイル。ごく弱火にしているので、もやしが焦げたりする心配はしなくてOK。

卵をぽとりと割り入れます。おお、焼けてゆく。焼けてゆくぞ。

鉄板の上で白身が固まって、目玉焼きになっていくこの姿、たまらないビジュアルです。

🍳ハンバーグ登場

そして解凍しておいたハンバーグ投入。ついでにソーセージにも登場願います。

もし、作り置きのハンバーグがなくて、ハンバーグも1からつくるよというときは、ハンバーグは焼いてからいれるのが基本。このスキレット内で生のタネから焼き上げるのは、もやしや卵もここで仕上げる今回のスタイルでは、ちょっと厳しいですね。

ハンバーグといえば、チーズトッピングも魅力。蓋をして少し蒸し焼きにします。

そしていよいよ、デミグラスソース。

どうでしょう、この感じ。

🍳鉄板ハンバーグ完成

おおお、ソースがぐつぐついってます。

仕上げにもやしの上に千切りキャベツをたっぷり載せました。

そしてサウザンドレッシング。刻みパセリを振ると、彩りもよしです。

この、焼いたもやしの上に生キャベツを載せるスタイルですが、たまにいくお肉料理が売りの定食屋さんで知りました。そのお店では、熱々の鉄板で、ハンバーグとかしょうが焼きとかを提供する際に、付け合せがこの形で添えられています。

食べはじめはキャベツを生野菜として楽しんで、食べ進めるにつれ、鉄板の熱とキャベツの間で蒸し焼きになったもやしが顔を出すという、味変が楽しめるという、進化してゆく付け合せです。

最後にソースにバターを1片。ソースにバターが溶けると、一気にコクがマシマシ。

やけどしないよう、慎重にひと口めをぱくり。ぐつぐついうソースの中から救い出したハンバーグはもちろん熱々ではふはふ。

🔥この冬、活躍まちがいなし

スキレット、ほんと買ってよかった。こんなスタイルのハンバーグは、洋食屋さんとかで外食しないと出会えないと思っていましたが、これがあればいつでも我が家で楽しめます。

実際、ソースがぐつぐついうくらい熱々なのはすこしの間でしたが、料理の保温効果自体は、スキレット自体の余熱もあって、ふつうのお皿に盛るのとは段違いです。

それになんといっても、このビジュアルですからね。魅力が過ぎます。クリスマスのディナーにもいいかもしれません。このところ、急に冷え込みが強くなってきましたし、ね。

なんだかこの冬、スキレットが活躍する予感でいっぱいです。

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