徳島新聞

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地方紙「徳島新聞」の公式noteです。徳島新聞は地元徳島に根ざし、事件・事 故、政治、経済、教育、スポーツなどの速報・ニュースをはじめ、暮らしと仕事に 役立つ情報を幅広くお届けしています。

マガジン

  • 無人駅日記~メディア編集部が行く!~

    徳島新聞メディア編集部の記者が、徳島県内の各路線から無人駅をピックアップし、その周辺を散策してみました。駅と地域の魅力を紹介します。

  • my life -私はこの道を見つけた-

    「あ、こんな生き方あったんだ」。自分の進んでいく道を見つけ、活躍している人に会いに行きました。

  • 阿波踊り有名連の歴史と魅力に迫る!

    400年以上の歴史を持つ阿波踊りでは踊りのグループを「連」と呼ぶ。特に技術に優れ、特色あふれる群舞を見せる徳島県内の「有名連」から7連をピックアップ。たどってきた歴史と、築き上げた独自のスタイルを紹介する。

  • FC徳島ってどんなチーム??

    サッカーの四国リーグで戦うFC徳島の記事をまとめています。サッカー知識ほぼゼロながらファンとなった記者が、チームの話題や魅力を発信していきます。

  • 徳島に乾杯 クラフトビール

    小規模醸造所で素材や製法にこだわって作られる「クラフトビール」。地元の特産品を素材に使うなど、個性的で多種多様な味わいが魅力です。徳島県内のブリュワリーを巡りました。

最近の記事

【無人駅日記】第7回 学駅(吉野川市川島町) 山と吉野川に囲まれた町並みを歩き、春を満喫

 「無人駅日記」の第7回目は、吉野川市川島町学のJR徳島線・学駅を訪れました。徳島駅から普通列車で1時間弱。木造の駅舎は、屋根の上にやぐらが設けられ、桜のマークが施されているのが特徴です。  学駅と言えば「合格祈願きっぷ」が有名です。駅の入場券が「入学」と印字されるため縁起が良く、入場券5枚とお守り袋のセットは、「5(ご)入学」の語呂合わせから、合格祈願のために県内外で人気があります。無人のため、駅で買えるのは臨時販売が行われる年始の約1週間だけ。普段は徳島駅や阿南駅、阿波

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    • 全国屈指の秘境駅として鉄道愛好家らに愛される坪尻駅(三好市池田町西山)

       徳島自動車道・井川池田インターチェンジから国道192号経由で三好大橋を渡り、県道5号を北へ車で約10分。徳島県と香川県の県境にある猪ノ鼻峠に近づくと、「坪尻駅」の道路看板が見えてきた。  駅は標高272㍍、幹線道路や集落から離れた、鮎苦谷川の谷底に位置している。県道から駅に向かう道は、道路看板から30㍍ほど離れた地点にあるガードレールの間から入る。入り口のすぐ左側は崖になっていて、転落しそうでなかなか怖い。しかも道の中央に背の高い雑草が行く手を阻むように生えており、ここが

      • 人を集め、就農を支える 農業の『関わりしろ』に期待する芝橋宏治さん 【my life-私はこの道を見つけた-】

         阿波市阿波町で「環境再生型農業」に取り組む「阿波ツクヨミファーム」の芝橋宏治さん(42)。農薬や化学肥料を使わず、土壌を耕さない農法で野菜や果物、米、ハーブなど100品種以上を栽培し、電子商取引(EC)サイトで全国に販売している。年間1万件ほどの注文が入っているという。また、就農希望者に向けた滞在費無料の農業研修・体験プログラムも行い、都市部や海外から人が集まっている。  環境再生型農業は、農地の土壌を健康に保ち、自然環境の回復につなげるのを目指す。芝橋さんはおよそ60ア

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        • 阿波踊り有名連の歴史と魅力に迫る!(第7回)「苔作」

           苔作は、1968年にわずか11人で結成された。かつて活動していた徳島の阿波踊り連「小六連」をルーツとし、踊り好きなメンバーがお盆前に集まって踊り出したのが始まりとされる。名称は「苔が生えるまで共に踊り続けよう 一生を 棒に悔いなし 阿波踊り」との思いに由来する。6代目連長の山下惇也さんら連員は現在24人を数える。 阿波踊りの異端  結成時、本番直前で鳴り物の鉦を用意できず、思いつきでフライパンを打楽器代わりにガンガン叩いたのが、「苔作調」と呼ばれる独特の鳴り物の発祥だと

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          阿波踊り有名連の歴史と魅力に迫る!(第6回)「菊水連」

           菊水連は、徳島市内の鉄工所社長が1970年の「大阪万博」を機に阿波踊りを盛り上げようと、阿波踊り連「苔作」出身の踊り子らに呼び掛けて翌71年に誕生した。南北朝時代の武将・楠木正成の「我に勝ち、味方に勝ち、敵に勝つ」という言葉をモットーに、楠木家紋(菊の花が流水の上に浮かび出た文様)を名称と衣装に取り入れた。就任40年になる2代目連長の丸山副武さん率いる連員数は現在約80人を数える。 2枚うちわのダイナミックな男踊り  阿波踊り本来のゆっくりした「正調阿波ぞめき」ではなく

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          阿波踊り有名連の歴史と魅力に迫る!(第6回)「菊水連」

          【無人駅日記】第6回 見能林駅(阿南市見能林町) 田んぼが広がる町をゆっくり散策 フラワーアレンジメントに挑戦!

           「無人駅日記」第6回目に訪れたのは、JR牟岐線・見能林駅(阿南市見能林町)です。市の中心部にある阿南駅から一つ南に位置しています。周辺に見能林小学校や阿南中学校、阿南工業高等専門学校といった学校があり、到着した昼過ぎにはチャイム音が響いていました。

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          【FC徳島】➈チームを最も知る存在 Jリーグや海外でのプレー経験持ち信頼厚く DF石川雅博選手

           FC徳島で最年長のDF石川雅博選手(33)=つるぎ町出身=は、チームの歴史を一番長く知る存在だ。2023年シーズンで在籍8年。徳島ヴォルティスなどのJリーグやシンガポール1部リーグでプレーした経験を持ち、他の選手からの信頼も厚い。  チームの良いも悪いも見てきた。加入した2016年は、前身のチームが県リーグから昇格して四国リーグに再び参戦。徳島市の企業が運営面での支援を決めて「FC徳島セレステ」(18年からFC徳島)に名称を改め、JFL入りを目指して選手を補強した。しかし

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          阿波踊り有名連の歴史と魅力に迫る!(第5回)「無双連」

           無双連は、1976年、阿波踊りの正調三大主流の一角「のんき調」の生みの親・天野悦太郎さんの薫陶を受けた2代目連長・服部欣二郎さんらが「のんき連」を飛び出し、前身となる「天正連」を結成した。程なく、阿波踊りが時代と共に変化する中でも伝統を守り「他に二つとない踊りを見せる」という気概を持って「無双連」へ改名。その服部さんが提唱した正統派の踊りを守り続けながら、4代目連長の岸大輔さんが率いる約70人の連員が踊りの練習に汗を流している。 男踊りは「侍」をイメージ  男踊りと女着

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          阿波踊り有名連の歴史と魅力に迫る!(第5回)「無双連」

          【FC徳島】➇「プロになることが当たり前だと思っていた」 もがき成長しながら道を模索中 MF近藤蔵波選手

           「プロになることが当たり前だと思っていた」。FC徳島に2023年シーズンから加入したMF近藤蔵波(くらば)選手(21)=徳島市出身=は、セレッソ大阪の下部組織で活躍し、U-15日本代表に選ばれた経歴を持つ。自身が思い描いていたプロとは違う道を進む今、成長ややりがいを感じつつ、迷いながら将来の道を模索している。  日韓ワールドカップが開かれた2002年に生まれた近藤選手は、物心がついた頃からサッカーボールに触れていた。家の中にたくさんのボールがあり、「今思ったら恥ずかしいけ

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          阿波踊り有名連の歴史と魅力に迫る!(第4回)「のんき連」

           のんき連は、1925年に設立された最も歴史ある連として知られる。徳島市佐古地区の鍛冶職人が集まって結成したのが始まりとされ、浴衣の「市松模様と柳」は結成以来変わらぬシンボル。9代目連長の近藤雅人さんをはじめ連員は現在約100人を数える。 踊りを楽しむのが信条  阿波踊りの正調三大主流の一角、「のんき調」と呼ばれる特徴的な踊りの元祖である。戦後間もない頃に在籍した故・天野悦太郎さんが確立したこの「のんき調」は、背筋をピンと伸ばし、つま先を立てて、低く落とした腰をぶらさず、

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          【無人駅日記】第5回 海部駅(海陽町奥浦) 潮風吹く漁師町で地元グルメを食べ歩き

           「無人駅日記」第5回目は、JR牟岐線を南に少し越え、海陽町奥浦の阿佐海岸鉄道阿佐東線・海部駅に訪れました。海部駅は、阿波海南駅でJRから阿佐鉄のDMV(デュアル・モード・ビークル)に乗り換え、鉄道区間の2番目の駅。1日平均の乗車人数は3人です。

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          【FC徳島】➆悔しさ味わいながらも前を向き続ける 強い精神力が武器のサイドバック DF高畠淳也選手

           「後ろには誰もいなくて、前だけに世界があるっていうのが楽しい。景色が一番いい」。FC徳島のDF高畠淳也選手(26)=徳島市出身=は、自身が務めるサイドバックの魅力をこう話す。徳島北高時代に監督の勧めでFWからコンバートし、FC徳島でもそのポジションでチームに貢献している。サッカーにかける思いは人一倍強く、大学卒業後にオーストラリアのセミプロクラブでプレーした経験も持つ。  サッカーを始めたのは8歳の時。兄の影響で地元の沖洲FCに入り、城東中時代は徳島FCリベリモ(徳島市)

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          【須見千次郎の釣魚大全】⑤鯛ラバで鳴門海峡の鳴門鯛を攻略 ゲスト・佐々木洋三さん

           和製ルアー「鯛ラバ」で鳴門鯛を狙う佐々木洋三さん。佐々木さんは鯛ラバフィッシングの第一人者で、大手釣り具メーカー・シマノのアドバイザーやルアー工房「FISHING LABO さゝ木」の代表として知られています。

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          【徳島に乾杯 クラフトビール➄】自然をもっと楽しくするビール 「PADDLE BREW」(美馬市)

           「人を自然の中に連れ出すようなビールを造りたい」。徳島県美馬市の山あいにある「PADDLE BREW(パドルブリュー)」の代表、新居拓也さん(37)は、ビールを通して人と自然を近づけることを目指し、日々醸造に取り組む。  森と川に囲まれた自宅の小さな納屋を改装して醸造所を構え、実際に飲み比べて選んだ穴吹川上流の水をビール造りに使用。2022年6月のオープンからこれまでに15種類を販売し、それぞれ自然の中で楽しめるシチュエーションを紹介している。  現在販売中のビールは3

          【徳島に乾杯 クラフトビール➄】自然をもっと楽しくするビール 「PADDLE BREW」(美馬市)

          【FC徳島】➅サッカー一家で育ちプロ目指す 「こころちゃん」と職場で慕われる好青年 MF南野心選手

           FC徳島でボランチとして攻守の要を担うMF南野心選手(25)。徳島県板野町出身で、大学卒業後に入団して3年目の2023年シーズン、主力として活躍する。サッカー一家に育ち、「純粋にサッカーが好き」とプロを目指して努力を重ねる。職場の美摩病院(吉野川市)では「こころちゃん」と患者や職員から慕われ、優しい笑顔をのぞかせる。  22年シーズンは左膝のけがでサッカーがほとんどできない状態だった。高校2年の冬にも右膝を手術しており、大きなけがをするのは2度目。休んだ1年は選手として痛

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          【須見千次郎の釣魚大全】④鳴門海峡の鳴門鯛を鯛ラバで攻略 ゲスト・佐々木洋三さん

           鳴門海峡の潮流でもまれたブランドマダイ「鳴門鯛」を釣るため、7月上旬に鳴門市の亀浦漁港で遊漁船「つるぎ」に乗り込みました。釣りに使うのは、「鯛カブラ」と呼ばれる漁具から派生した和製ルアー「鯛ラバ」です。鯛ラバは海底に落として巻くだけの簡単な操作で、百魚の王・マダイが釣れる優れものです。鯛ラバゲームの第一人者として知られる大手釣り具メーカー・シマノのアドバイザーで、ルアー工房「FISHING LABO さゝ木」代表の佐々木洋三さんをゲストに招き、間口は広いが奥の深い鯛ラバ釣り

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          【須見千次郎の釣魚大全】④鳴門海峡の鳴門鯛を鯛ラバで攻…