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【無人駅日記】第7回 学駅(吉野川市川島町) 山と吉野川に囲まれた町並みを歩き、春を満喫
「無人駅日記」の第7回目は、吉野川市川島町学のJR徳島線・学駅を訪れました。徳島駅から普通列車で1時間弱。木造の駅舎は、屋根の上にやぐらが設けられ、桜のマークが施されているのが特徴です。
学駅と言えば「合格祈願きっぷ」が有名です。駅の入場券が「入学」と印字されるため縁起が良く、入場券5枚とお守り袋のセットは、「5(ご)入学」の語呂合わせから、合格祈願のために県内外で人気があります。無人のため
全国屈指の秘境駅として鉄道愛好家らに愛される坪尻駅(三好市池田町西山)
徳島自動車道・井川池田インターチェンジから国道192号経由で三好大橋を渡り、県道5号を北へ車で約10分。徳島県と香川県の県境にある猪ノ鼻峠に近づくと、「坪尻駅」の道路看板が見えてきた。
駅は標高272㍍、幹線道路や集落から離れた、鮎苦谷川の谷底に位置している。県道から駅に向かう道は、道路看板から30㍍ほど離れた地点にあるガードレールの間から入る。入り口のすぐ左側は崖になっていて、転落しそうで
人を集め、就農を支える 農業の『関わりしろ』に期待する芝橋宏治さん 【my life-私はこの道を見つけた-】
阿波市阿波町で「環境再生型農業」に取り組む「阿波ツクヨミファーム」の芝橋宏治さん(42)。農薬や化学肥料を使わず、土壌を耕さない農法で野菜や果物、米、ハーブなど100品種以上を栽培し、電子商取引(EC)サイトで全国に販売している。年間1万件ほどの注文が入っているという。また、就農希望者に向けた滞在費無料の農業研修・体験プログラムも行い、都市部や海外から人が集まっている。
環境再生型農業は、農
【徳島に乾杯 クラフトビール➄】自然をもっと楽しくするビール 「PADDLE BREW」(美馬市)
「人を自然の中に連れ出すようなビールを造りたい」。徳島県美馬市の山あいにある「PADDLE BREW(パドルブリュー)」の代表、新居拓也さん(37)は、ビールを通して人と自然を近づけることを目指し、日々醸造に取り組む。
森と川に囲まれた自宅の小さな納屋を改装して醸造所を構え、実際に飲み比べて選んだ穴吹川上流の水をビール造りに使用。2022年6月のオープンからこれまでに15種類を販売し、それぞ
【須見千次郎の釣魚大全】④鳴門海峡の鳴門鯛を鯛ラバで攻略 ゲスト・佐々木洋三さん
鳴門海峡の潮流でもまれたブランドマダイ「鳴門鯛」を釣るため、7月上旬に鳴門市の亀浦漁港で遊漁船「つるぎ」に乗り込みました。釣りに使うのは、「鯛カブラ」と呼ばれる漁具から派生した和製ルアー「鯛ラバ」です。鯛ラバは海底に落として巻くだけの簡単な操作で、百魚の王・マダイが釣れる優れものです。鯛ラバゲームの第一人者として知られる大手釣り具メーカー・シマノのアドバイザーで、ルアー工房「FISHING LA
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