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2020/1~3月 デザイナーが経営陣や他業種メンバーと会話する時に読む本いろいろ

2020年初めから読んだ本の紹介です。
noteにのっけるんだ、と思って机に読んだものを置いていたら、
3ヶ月が経ち、机の面積40%くらいが本になってきたのでそろそろ消化します。

Twitterで読書をするようになるには、自分に関連・興味があるものじゃないと続かない的なことをねこが諭してくれている漫画があったような気がするのですが、まさにそうなのでむちゃくちゃ仕事に関連しています。

毎月10冊読む予定だったのに3ヶ月で20冊だし、それをまとめているのでおろろ長いです。ひまでひまで黒綿棒で耳くそをみて楽しむこともやった後の人が読んでもらえると。
※黒綿棒耳かきは楽しいからやったほうがいいです。

1〜3月何を思うて読書したか

年末ひらやまはあることに気付きました。
株式会社BLAMのメンバー・経営陣(8割が元or現デジタルマーケター)と話す時、明らかに共通言語が少ないように思いました。
お互い伝えるつもりがない、というよりはお互いの持っている言葉が違いすぎてて通わない、という感覚。
理解するつもりがない、というよりは単純にお互いを知らないだけ。
言語化したいけど相手の住む世界がわからないから例え話も膨らまない。


それでデザイナー側が(経営陣側も)同じ世界線ちゃうわ、わかることなんてないわ、となったらお互いのいい脳ミソを交換することもなく終わってしまう。


もったいないが死ぬほど嫌いのひらやまは打開せねば!と一念発起した、
そんな3ヶ月の読書録です。
経営陣やメンバーと心通わせ、ブランディングやデザインを推し進めたい。
みたいな人は参考になるかもです。
やってみて共通言語増えたら実際よくアイデア参考にされるので、ひらやまよりももっともっとデザイナーらしい方が踏み込んだら最強なのではと思います。


まず読むべき、と代表の杉生に教えてもらって読んだ本。
最初頭に入らなさすぎて美容院で寝ないように注意してもらいながら読みました。数々のリスクやフレームワークについて書かれていてはまり出すとはやいですし経営陣との共通言語ぐっと増えます。デザイナーさんだったら、プロトタイプを作成する時に活かせるかと。また、こんな胃がちぎれそうなリスクの中事業をやっていると思うとお金は意識しなくちゃだし、代表の顔を見るだけで涙目になります(たまに、心の中で)


これも必読書だと言われて読みました。あまりにも最初眠くて、場所を変えジムのスタジオレッスン(ZUMBA)を待つ緊張感の中で読みました。企業家だけでなく、SOの話等、社員として得られる特権を知らずにいたので危うく損するところでした。お金は大事やなあ。


東大読書で関連する本は何冊か見た方がいいと書いてあったので並行して読みました。上記2冊をさらっているような形で、ああ、それ知ってる、有名よねハイハイwと自己肯定感を上げさせてもらえる本でした。
例が豊富で、あのサービスってそうなの!!ってなるので読みやすいです。
事業計画書をチャレンジで書いてみた時に必死に読んだので寝ていないです。必要となればバチバチに頭に入るのが〜人間です。


市場を理解するには決算書がはやいと言われて、いざ数字を見てもあぁんん?としか思わなかったので付け焼き刃ながら読んだ本です。
とにかく時間がなかったので頭への浸透度はすごかったです。さすが100分でわかる本。あわせて属する企業の競合(上場企業)みると、楽しさ倍増で関連本何冊か買ってしまいました。


なんとなーく経営陣が話すことがわかってきたので、自分の興味分野にいよいよ突入です。デザインで企業価値・社内のモチベーションをあげられる実際の成功例(その中の苦悩も含む)がことこまやかにのせられていて大変参考になりました。デザインだって利益を創出できるものであると確信しました(時価総額という視点ももらえた Yeah!)。信じることからはじめようって漫画やドラマで何度だって教えられてるのに難しいですね。


メンバーの心をつかむことをしたいなと思いLP改善提案のために役立てる言葉がほしいなと読み返し。
心理学で伝えると、自身で起こっていることだから頭の中で思い浮かべてもらいやすくなりますし、その思い浮かべる何かが言語化されることで説得力や安心感も得られるのでコミュニケーションの上でとても役立ちます。


とか偉そうに物申すほど基礎があるわけじゃねーだろと脳内で協議され、偉そうな奴じゃない!偉い人になりたいんだ!と決意改めフォントについて読みました。(往復も読書の上で大事だと思っている...)どこがどう違うかをほんとーう事細かく書かれており、また何用で作られたかも書かれているのでとても重宝しています。この本を読む前にとなりのヘルベチカ読むとフォントの想像膨らみやすいですよ。この本も辞典的に使用しています。


とか偉そうに...Part2です。ジャケ買いです。
私的にツボな配色が多かったですし、実例での配色例なので展開方法もあってわかりやすいです。いい青色ないかな〜どんな使われ方しているのかな〜と近所のお洒落カフェにふらっと立ち寄る感じでよく見ます。結果、単色じゃなく配色がかっこいいということに毎回気付かされ、スッピンで来る場所じゃなかったと凹むので注意してください。奮い立たされますね。


これも何度も読んでいるのですが...LPはゴールがあるものですから...いけてるいけていない以上の理論がないと説得もできないので...自分のやりたいことを実現するためにはまず相手にベネフィットがないとだめなので...読むのです...
ベネフィットの話は山本高史さんの伝える本で書いてあるので「なんで私の意見聞いてもらえないの!!ぷんぷん!!」となる人は読むといいかもです。(かつて関大に忍び込み授業を聞きにいきました。


私の脳の恋人(怖)は、佐藤雅彦さんと小霜和也さんなので買わないという選択肢がないので読みました(耳の恋人は、星野源さんです)、
Twitterで対象である杉生にもアピールをし、もちろん買ってもらいました。社長だけでなく、分断されすぎてそもそも私は何をする役割の人だ?という人も読んだ方が会社のためによかかと思われます。題名の通りなのでマーケティングに興味ある方はよむとよかです。(熱狂的すぎて言葉足らず...)


ここでようやく半分きました


売れてそうだったので買いました。タッチポイントの量の大事さが身に染みますね。D2Cってなんか意識高い人から聞くけどなんやねん、基本うがった見方をしてしまう嫌な人間ですが、読むと使いたくなります(ミーハー)
うちはもっとサービスが売れて&知られて欲しいんや...尽力したいんや...それにはブランドとデザイン力はこの先必須なんや...とカイジの圧倒的感謝の涙くらい心の中で泣きました。デザイナーというよりも意思決定するみなさんが読みますように!!


noteにてこの本のフォントについて書いた記事があり、それがおったまげるくらいよかったので買いました。これがULSSASや...(後で出てくるよ)
書く前にいろんな文章の役割を整えてくれた本でした。文章については、本屋さんでアルバイトしていた時に、「言葉を扱う仕事やからしっかりしい!」と怒られていたので書き方はどうすべきかわかるのですが、読みたい/読みたくない、書きたい/書きたくない、の線引きはここで書いていることにあるのかなと思いました。
ちなみにこの投稿も、数ヶ月前の状況の自分がおすすめしてほしかったジャンルの本が、世の中であまり書かれていなかったので自分で回収してすごい勢いで書いています。


右端のアイコンがおそらく5歳さんなのですが、Twitterでよく拝見していて、ウォーリー的気分でみつけられたことに興奮し買いました。人々が買う理由って本当予測不可能ですね。ですが題名の通り「僕らはSNSでモノを買う」でした。
ULSSASはここで出てきたワードです。フォロワー重視のしんどい世の中かと思っていましたが、質が大事ということが書いていて安心します。一度意識高い飲み会でフォロワー何人?と言われたときは吐き気がとまりませんでした。気負いせず誠意をもってやってこー.................


君へのアドアイスと言っている様に、私へぐさっときました。お礼言いたい。Thank you. デザインの料金の考え方 や、ただただかっこよくリブランディングすればいいってもんじゃないよという失敗実例(そんなんまじで恐怖やわ...)、最後のロゴデザイン製作のヒント31(なぜ30におさめられなかったのかと考えると全部大事なことがわかる)とても参考になりました。何度も立ち返ってあなたのアドバイスを読みますね。


お前...なんか変えようとしてるやろ!というのが本を読んだ順で書いているのでものすごくわかりやすいですね。
なぜ?がわからない本を基本読みたくないので、作る際に参考になると思います。決めうちのロゴではなく、会社の変化に柔軟に対応にできるロゴたちがいっぱいのっています。好き。


お前..完全に変える気やな...がわかってしまう流れなのですが、ロジックといいう心地いい(私にとって)言葉の通り、理念やコンセプトを元に落とし込んでロゴが作られているのをわんさかみれるものです。その想いをこう落とし込むのか...とひらやまモットーである神は細部に宿るを体現しているものばかりでうっとりします。成田国際空港と一風堂が好きになりました。


私としたことが...最高のテーマで書かれている小霜さんの本を読み逃していたことに気付き代官山蔦屋書店で見つけた際には少し自分の不甲斐なさに泣きそうになりました(怖)同時にいいタイミングで出会えたのでやっぱり運命かと思いました(本怖)
小霜さんの好きなところは、必ずなんで?を踏み込んでくれるところです。大学生の時にコピーライターを目指していた時があり、見ていた作品集・書籍は、言葉自体に圧倒もされるし美しいと感じるけどここに至った背景がみえないものが多いと思っていて。その中で欲しい ほしい ホシイを読んだときは痺れ散らかしたのが始まりです。
ちなみに宣伝会議の講師だったコニタンが、小霜さんの弟子と聞いたときは心ときめき倒れそうになりました。あかん、また関係ない思い出話で埋まってまったが読むといいです...。コピーの価値観が変わるはず...。(軽くとらえている場合は)


ベンチャー企業にお勤めのブランディングをどうのこうのとしたい方や任命されたみなさんは一度読むとおさらいやとりこぼしがないので安心です。関学の日本史の入試問題みたいに細かいところまで書いてくれています。(関学出身です)
筆者が白黒プリントであることをすごく気にされていて、この発売にいたるまでにどんな苦悩が...という視点でみてもらえるのも楽しいかと思います。本の楽しみ方はいっぱいあっていいですよね。


あの、ここで急にはさみますが実はPMもやっていまして。。。(やらしい)
本当に形から主義なのが丸わかりの動機なのですが、我らのJIRAが10名以下で無料提供になるニュースがあり、ふんわりしていたスクラム開発を勉強し直し実践するために読みました。
実際に動くプロジェクトを元に、スクラム開発の運用方法をわかりやすく漫画で書いています。リリースに向けて...なので差込タスクが少なそうなので実際のサービス運用で参考になるものを探したいと思います。
1年半ぶりのJIRAはそれにしても最高ですよ...


昨日読み終わった最後の本です。
サービスデザインをきちんと知らずにサービスの物事を動かすと、よく考えずによかれと思って公表したデザインが、わっけわからーんサービスを世の中に生まれさせ、やがて民達の不満となり、世界が終わる。という危機感にせまられ学びました。ツール本来の使い方のおさらいや新たな発見もありました。知るのは簡単でやるのが大変なのがサービスデザイン...これからや...


以上になります。疲れすぎました。
途中恐ろしい愛を見たかと思いますが、これがファンベースで言いたかった熱狂かと思います。
今月からは毎月10冊以上、月初に必ず投稿します。

それでは...


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