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生活者の声から素敵な映画イベントが生まれました

Insight TechでCEOをしている伊藤友博です。

昨年から実施している「Cinema Voice」プロジェクト。

昨年、不満買取センターの会員から寄せられた1.7万件の「映画」「映画祭」への期待から素敵な映画イベントが生まれました。

見えてきた映画・映画祭にまつわるインサイト

昨年、不満買取センターの会員1.7万人から寄せられた不満・期待をAIで解析し、浮かび上がってきたのは4つの特徴的な要素でした。

①「映画を観たい」というだけではなく、「作品の深いところに触れたい」インサイト
②「同じような考えを持つ人たちとのつながりや語らいの場を得たい」「コミュニティを作っていきたい」インサイト
③「映画と同じようなシーンで食事をしたい」「同じ衣装を着てみたい」といった、「映画とリアルな体験を結びつけたい」インサイト
そして、最も具体的だった意見が、4つ目の
④「家族、特に子どもと映画を観たい」 というインサイト

Cinema Voiceをご一緒している株式会社パシフィックボイスが開催されるSSFF & ASIA 2022では、この調査から得られた結果を2022年のイベント設計に活用しました。

特に注目したのは「Family & Memory」子供と気軽に楽しめ思い出になる映画イベントがあったらいいのに、という気持ちへの回答です。

Family & Memory 家族で映画祭を楽しみたい

生活者からは、小さな子供を連れて映画を見に行くことのハードルの高さが指摘されており、屋外など、周囲を気にしなくてもよい鑑賞環境が欲しいなどの声が寄せられていました。

今回企画された【SSFF & ASIA 2022キッズプログラム】は、このような声を反映したイベントとして企画され、不満買取センターに届く生活者の声を、解決策として共創する一例となりました。

■【SSFF & ASIA 2022 キッズプログラム】

~ショートフィルムだからこそ成しえる親子の映画時間づくり~

1作品数分~10分以下のショートフィルムは集中力が続きにくい子どもにも適度な長さ。日本、カナダ、ドイツ、ニュージーランド、スイス、アメリカ、香港、イギリス、韓国、ポーランドと世界各国の作品は、ほとんどがノンダイアローグなので字幕を読む必要もありません。

①会場内は暗くしすぎず、②ベビーカー置き場の設置や、③MCからの呼びかけで子どもが声を出しても構わない雰囲気づくりを行い、④出入り自由な映画空間で親子さんを迎えます。また、⑤ショートフィルムの作り手がQ&Aに登壇、⑥子どもの質問に回答する特別なコミュニケーションの場も作り、映画祭ならではの親子での学びの場所を提供します。

SSFF &ASIA 2022 キッズプログラム上映日程
■日時:6月17日(金)13:30-15:20 / 6月18日(土)11:20-13:10
■会場:iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
■料金:無料
※チケット予約受付中
https://shortshorts.org/2022/program/program_cat/kids/page/2/
■プログラム詳細ページ

※6月20日(月)まで映画祭オンライン会場でも配信中

まとめ

不満買取センターの会員の皆さんから寄せられた「映画」「映画祭」への不満・期待の声。そこから改めて「映画」というものは人々の生活や人生において重要な役割を果たしていることに気が付かされました。映画は私たちの「日々の迷い」、「人生の岐路」、「家族との思い出」にそっと寄り添い日々に彩を与え、背中をそっと押してくれる存在であることが炙り出されたのです。

そんな「映画」「映画祭」への不満・期待のうち、「家族や子供で気兼ねなく楽しんで思い出としたい」という願望をかなえる映画祭イベントが【SSFF & ASIA キッズプログラム】です。このイベントは不満買取センターの会員の皆さんの声から生まれたものであり、「映画」「映画祭」をさらに身近に感じられ、親子の学びを提供するものです。是非ご参加ください。

このイベントが皆さん、そしてご家族の映画ライフをより豊かにするものになることを願ってやみません。


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