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正月のベスト書籍は「インターネット的」

正月に読んだベスト書籍は糸井重里さんの「インターネット的」
2001年に出版された本とは思えない。

どれもこれも本質を突いていて、今でも通用する言葉が並んでいます。

・情報はたくさん出した人のところに集まる
・お金がなくても何度でも実験ができる
・実力以下に評価されているものを探す
・どう書くかより、どんなものを書くか

AI,ロボティクスの時代だからこそ、「人間的なコンテンツ」が求めらえる時代になってくると感じています。

インターネットの機能と価値を使い分ける

糸井さんが書かれているインターネット的を自分なりに解釈してみます。

・インターネットの機能=リンクとシェア
・インターネットの価値=くだらなさを含めた人間の遊び感覚の広がり

インターネットの素晴らしさは、くだらなさを含めた人間の遊び感覚が、リンクとシェアという2大機能をもって広がることにある。

Twitterはセルフブランディングツールとして活用用途が広がっているけれど、くだらなさを含めた人間の遊び感覚の広がりも大切にしたいし、この人間らしさがあるコンテンツが結果的に拡散されることに繋がるのだと思う。

情報が溢れる中で、選ばれるコンテンツとは何か?

この問いに対するヒントが、「インターネット的」には詰め込まれています。

インターネット黎明期に書かれた本を読み返そう

そういえば、インターネットの世界に興味をもったのは、梅田さんのウェブ進化論を読んだことからだったな。

クリス・アンダーソンの「FREE フリー」は、コンテンツとビジネスモデルの関係性について書かれています。

インターネット黎明期の本に立ち返ることで、これから起こる変化を理解するヒントが得られる可能性は高まりそうです。

未来を予測しながらも、いつも本質に立ち返ることを大切にしていきたい。

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