13歳からのアート思考 読書レビュー
みなさんはアートを見るときにどのようなことを思ってみていますか?
実はその時の思考というのが、これから激動の時代を生き抜く皆様の転機になり得るかもしれません。
人生100年時代に突入し、終身雇用が崩壊。ライフシフトが騒がれている昨今。
私たちは、自らの力で生き抜く知恵やスキルを身につけなければなりません。
そんなときに役立つかもしれないものがアート思考です。
アート思考とは、「自分なりの答えを探し出す思考」という風に捕らえさせていただきます。
私たちは、アートを見るときに「表現の花」の部分にしか、目を当てられていません。
実は、その背景も含めてアートだったりするのです。
そもそもアートの見方とは、正解があるものではありません。
アートをみたときに、その背景まで想像し、自分の感性で答えを見出す。
ある小学校教師が
雪が溶けたら○○になる。という穴埋め問題を出題しました。
そしてとある生徒が、雪が溶けたら春になると回答し、なんと、その国語の教師はその回答に対して×をつけたのです。
個人的には感性の豊かな素晴らしい回答かなと思ったのですが、、
このように、凝り固まった思考では、現代社会を幸せに生き抜くことは難しいのかもしれません。
自分なりの「関心の種」を植え
↓
その種から「探究の根」を伸ばし
↓
自分だけの「表現の花」を咲かせる
正解は皆さんの近くにあるのかも知れませんね。
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