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自己肯定感の教科書③瞬発型トレーニング

今回紹介するのは、お待たせいたしました実際に自己肯定感を上げることができる瞬発型のトレーニングです。

本書では24個挙げられていたのですがその中でも今すぐにでもできそうな9個を紹介していきたいと思います。

前提として、自己肯定感が低くなっているときは物事への評価がネガティブになる。しかしそれは一時的なものに過ぎない。だから、瞬発型から始めるのが最も有効である。


<①両手を上げるポーズ>

両手を上げて「やったー!」のポーズ。このポーズは自己肯定感の低い時にはものすごく有効。

感情が「快」の状態になり、1日のスタートが上向きになる。血流が良くなり恐怖を感じる時に出るコルチゾールの分泌量が減り、勇気が湧くときに分泌されるテストステロンが上昇する。



<②鏡の自分にポジティブに>

人間は愛しい人やものを見る時には肯定的側面から、嫌いな人やものを見る時は否定的側面から見てしまう。

それは鏡の中の自分にも同様なことが言える。鏡の中の自分にもポジティブな言葉をかけてあげましょう。

「私って意外とイケてる!」「今日もいい感じ」といったような自分にポジティブな肯定語を伝えることで潜在意識が変化してくる。


<③好きな絵やポスターを飾る>

家を出るときには最後に、家に帰ってきときには最初に行く場所が玄関である。

その玄関は自己肯定感が上下しやすい。そのため玄関から見える位置に自分の好きな絵、ポスターを飾っておくとよい。

好きな絵やポスター絵を見るだけで「快」のスイッチを入れることができる。


<④少し歩く>

仕事で行き詰ったとき、デスクワークが続いて自己肯定感が下がっていると感じたときは少し散歩するとよい。

人は歩くことによって脳からセロトニンという物質が分泌され爽快感を生み出す。

不安解消や多幸感にもつながり、悩んでいたことも小さくなる。


<⑤「私っていい人」と思って挨拶>

返報性の原理を使って人から認めてもらえないという思い込みを捨てる。

返報性の原理とは人は他人から何かしらの施しを受けたときにお返しをしなければと思うこと。

挨拶をして嫌がられることはないし返そうと思う。その際に「私ってなんていい人なんだろう」と思いながら挨拶をすると対人関係にもプラスに働く。


<⑥仕事のデスクに好きな物を置く>

パーソナルスペースである自分のデスクに目で見て落ち着くもの、クスッと笑えるものを置くと安心感を生み不安を遠ざけることができ、自己受容感、自己信頼感を回復させることができる。

また、手触りが良かったり好きな香りがついているものだとなおよい。


<⑦仮眠をとる>

睡眠不足は自己肯定感を低下させる。逆に寝不足を解消するすることができれば自己肯定感は勝手に上昇する。

仕事の休憩中などにも15~20分目を閉じてうとつとと休憩をとる。その効果は夜の3時間の睡眠に匹敵すると言われており、脳をクリアにできる。


<⑧セルフハグ>

セルフハグをすることでセロトニン(心の安らぎ)、エンドルフィン(多幸感)、オキシトシン(愛情)の3大神経伝達物質が分泌される。

8秒間思い切り抱きしめ、自分を褒めると自分を受け入れることができ、自己肯定感を高めることができる。


<⑨自分で決めて楽しく実行する>

休日を無理のない範囲で買い物、旅行、スポーツなどの計画を立て、楽しく実行する。

「1日中ボーっとする」などの計画でもよい。重要なのは自分が立てた計画を実行すること。

新しいことにチャレンジしている人ほど自己肯定感は高い。


<まとめ>

本日は自己肯定感を高めるための瞬発型のトレーニングを紹介していきました。

もちろん今日紹介したことをすべてやる必要はありません。この中から自分に合うものを2,3個選んでやったり、この中にない場合は本を買って残りの15個を調べるのも良いと思います。

自己肯定感を高めるには、瞬発型から始めて積み重ねていくことが大切です。できなくてもまたそこから始めればいいだけの話なので自分のペースでゆっくりと始めていきましょう。



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