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夢見る母は、ちょっとしたことで迷っちゃうんです。


わたしは

わたしは 母として

娘を幸せにできてるんだろうか?



私のしてることは

自分のことしか考えてないのかな?
自分勝手なことなのかな?


気軽な気持ちでかけた
ボランティアの見学の電話

電話口で言われた

会ったこともない人からの言葉は

私を責めるものでも傷つけるものでもなくて
むしろ私を気遣ってのものだったんだろうけど


その言葉のせいで
もうずっとずっとぐるぐる考えてしまうので


書くことで整理しようと思います。



以前、こちらの記事で

お店づくりのステップの方法を模索していること、
自分が本当にやりたいことについて考えた末、社会福祉協議会へ相談に行ってみたことについて
ちらっと書きました。

そこで、
ちょうど今住んでいる地域の近くで
古民家を拠点に、こども食堂をはじめとした 地域の皆の居場所づくりをされている方々がいて、

ここであれば
「お菓子づくりや料理を通じたボランティアがしたい」
「地域福祉に携わりたい」
という私の主訴に近いのではないかとのことで紹介してもらいました。


少し日を置いてから代表者の方へお電話を差し上げ、

7月8月は、
私のパートの予定が合わなかったり、
夏休みの特別版でバタバタしているのと、通常の子ども食堂の様子を見て欲しいからとのことで

9月の見学を勧められました。



そして先日改めてお電話をしたところ、

並行してされている別の事業でバタバタしているけど日にちだけ決めましょうかと、
一度は見学の日が決まりました。

まだボランティアするって決まってないし、見学だけでしたから、子ども同伴をお願いしてみました。

年齢を聞かれたので、二歳ですと答えました。

詳細についてまた連絡が来ることになり、
お昼過ぎに代表者の方からお電話がありました。


するとそのお電話で、
「(私にボランティアに来て貰うのは)やっぱり難しいと思うんです。」
と言われました。

「ボランティアすることになったら、子どもさんと一緒に来られるんですか?」

「いえ、その時には、どうにか預けて、と考えています。」
作業内容的に子ども同伴は難しいし、なにより私も本気でしたかったから、
子どもには申し訳ないけど、預けてる間にボランティアしたいと思ってた。


実際にボランティアするとなったら、
時間は15:00〜19:00。
時間、初めて聞いた。(と、正直思った。)

「お仕事のときは保育園に行ってるんですよね?
私も保育士をしてたからわかるんですけど、
子どもさんまだ小さいし、
これぐらいの時間ってお父さんもまだ帰っていないし、預けるって言ったって難しいと思うんです。」


そして、

「〇〇の事業のことで、いっぱいいっぱいで。
普通に飲食店みたいなことになってしまっていて。
地域福祉って難しいなって思います。」

と、代表者の方は続けた。


小さい子どもの母である私は、
この事業に見合った戦力ではないんだな と察した。


なので、
「私は週に何度もお手伝いができるわけではないので、
そのくらいの頻度でもご迷惑でないところを探してみます。」
と言った。


なんだかあまりにもいつもバタバタされているので、

「頑張ってください。」

と言ってみた。
悔しかったけど。
心を込めれた自信が無い。


うーん今書き出してみると、私が甘いのかな?

でもね、仕事を探している訳ではないし。


いやいや今回私がこんなにも考えちゃってるのはそこじゃなくて、

私はこの会ったこともない人から言われた言葉を

「そんな小さい子どもを預けてまでボランティアするんですか」
っていうふうに受け取ってしまってる
 っていうとこなんですよ。

保育士さんされてたから、
保育園に預けてボランティアに行くことを良く思わなかったんだろうか とか。


あと、今までの仕事柄 顔を合わせて話をすることをとても大切にしてきた私にとって

会ってもくれなかった ということへのショック。

これは完全に私のこだわりの押し付けだってのもわかってるつもり…わかりたいけど!(笑)


確かにこども食堂は遅い時間だったけど、
こども達に限らず他にもいくつか居場所づくりの活動をされていたので、
何かでお手伝いができたらいいなって思ってたんだけどなぁ。

まさか電話で断られるとは。

向こうは忙しい、私は小さい子がいる、というお互いの条件のなかで、
時間をとってわざわざ会ってお話するまでのメリットが無いと判断されたのかな。


まぁでも書き出してみると、
これもまた私の一方的な思いだなぁ。
めんどくさい性格だなぁ。


新しいことに挑戦してるときって、
不安。
これでいいのか、このままでいいのか、ふとしたときに迷っちゃう。欲張りで、娘のためにも生きたいし、自分の楽しいことや惹かれることを仕事にしていきたい私は、なおさら。

そんなときだから、
「小さい子がいるから無理です」っていう言葉が、けっこう こたえた。


それはただ時間帯の問題で、
娘と私のためを思ったことなんだけど、

しばらくは、

小さな娘を預けてまで、お金にもならないボランティア活動をするってどうなの?

っていう、自問自答の、引き金になる。なり続ける。しばらくは。


地域福祉の現場と、繋がってたかった。
笑顔で、気持ちで、ふれあいで、人と人とが繋がる場所だったから、

将来、自分でそういう居場所を作りたいから、
根幹を忘れないように、
何かの形で携わりたかった。

今色々カフェの開業本を読んでみてるけど、
お店づくりにはお店づくりのノウハウがあって、

重なる部分もあるけど
やっぱり地域の居場所づくりには居場所づくりのノウハウがあるから、

実際に自分も体験しながら、それらを忘れないようにしたい(そしてまだまだこれから学ぶこともたくさんある)っていう思いがある。


そんなことを今日もずっと考えてたら、
いつもは娘と一緒に言葉通り泥のように寝ちゃうのに、
なんだかもう眠れなくて、

隣には舌を出してよだれ垂らして寝てる娘がいて、
私とおんなじ横向きの寝相で、

冒頭の

わたしは
わたしは 母として
娘を幸せにできてるんだろうか?

私のしてることは
自分のことしか考えてないのかな?

とまぁここまでの大げさな自問自答に至っているわけです。


でも心の底では諦めてない自分がいる。

お金にはならないけど、
それだけじゃない何かを得られる、
それがボランティア活動です。


目の前の人のために自分のできることを一生懸命していたら、
いつのまにか自分もとってもあったかい気持ちをもらってる。


そのことに感動する学生たちも、たくさん見てきたなぁ。(余談)


ボランティアの現場も、たしかに、人手不足です。皆さん忙しくされてる。

でももう私は仕事じゃなくて、
今度はボランティアする側なので。

無理なく、自分のできる範囲ですることも、
ボランティアにとって大切な条件なので、

むすめとの時間を優先しつつ、
月に1〜2回でもいいよって言ってくれるところがあれば、行ってみたいなって思います。



書き出してみると、
「な〜んだ 私が考え過ぎなだけじゃ〜ん」
と、ちょっとは思えたような気がします(まわりくどい)

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