カバードアグレッションの4回目です。
今日はカバードアグレッションの原因について書いていきたいと思います。
生まれつきそうなりやすい気質を持っている方もいますが、どちらかというと後天的な理由でカバードアグレッションになる方も多いと感じています。

原因1. 他人を攻撃すること、マウントすることで自分を守っている

カバードアグレッションは、本当は自分に自信がないからこそ、他人を責め立てることをします。自信がないのを自覚してる場合も、してない場合もありますが、いずれにせよ自信が無い方が多いです。
自分はもっと有能だと認識するために、相手を無能だと攻め立てて自分が優位に立とうとします。。

原因2. 人間不信で他人を信頼できない

過去に強いトラウマを持っていると、容易に人の言うことを信じることができなくなります。素直になるのが難しくなります。
トラウマが理由で他人を信用できなくなった結果、常に被害妄想的な考えを持っているので、自分を守るために攻撃的になっている可能性があります。

原因3. 自己中心的で相手を思いやる気持ちがない

自分が一番という考え方をしている場合は、周りの人を見下すようになってしまい、相手に優しくしようという気持ちがなくなってしまいます。
例えば、職場で作業の方法PCの使い方などが分からない人がいても、自力で解決するべきと考え、無視するもしくはできないことを責めるような発言をすることもあります。

原因4. 承認欲求が非常に強い

自分は価値のある人間だと思い込み、マウントを取ることで自尊心を保とうとして、良い人ぶっている事が多いのもカバードアグレッションの特徴です。
周囲から称賛されたいという気持ちが強く、そのためなら手段を選ばない場合も多いです。できないことをできると無理のある嘘をついたり、周囲の評価を下げるような言動で自分を高めようとします。

原因5. ストレスを発散したい

神経質な性格でストレスが溜まりやすい傾向がカバードアグレッションにはあります。こういう方は他人を攻撃することで、気持ちがスッキリします。
大声で怒鳴って自分の意見が通れば、晴れやかな気分になることを覚えてしまった人はしばしばこの方法をとったりします。
心にたまったモヤモヤを周囲に向けて爆発させ、自分の気持ちを落ち着かせていると思われますが、周りからしたらいい迷惑です。

カバードアグレッションの原因を挙げてみました。
思いつく人はいましたでしょうか。