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発達障害グレーゾーン ストラテラ服用日記63日目

80mg増量して39日
定期的に腕から頭まで、鳥肌というかゾワゾワする感覚、感動した時とか震え上がったときの感覚が襲ってくるのが、自分の中のストラテラ(アトモキセチン)の副作用なんだけど、普通は勝手に何分かに1回、不意に訪れるのだけど、最近はちょっと感動するようなことがあると、警戒する猫のように、毛が立つようになった。

鳥肌立ちやすくなった。
こんな効果も出てくるんだなと、なんか得心したw

前の日記にも書いたことがありますが、昔住んでいた地方都市では発達障害グレーゾーンには薬は処方してもらえず、あんまり参考にならないアドバイスをもらっただけで終わってしまった。

もう、そこでは諦めて瞑想とか食事や運動などで脳の機能を回復させようとしていた。

実際に6年前はその方法で何とか乗り切れて、しばらくはその方法で社会との折り合いをつけながら何とか仕事をしていた。

最近は歳を重ねるにつれて、会社の役職は上になってきた。
責任を持って、判断してやらなければいけないことも増えてきた。
そういった責任感が増えた中で、上司からたびたび叱責されるようになりプレッシャーを受けて、メンタルクリニックに行くようになった。

少なくとも叱責される要因は、発達障害の特性にあったと思っていたので比較的薬を出してくれそうなクリニックを選んで診察を受けることにし、
自己申告で発達障害のグレーゾーンと認めてもらって薬を処方してもらえるようになった。(簡単なアンケートとテストはした)

ストラテラ(アトモキセチン)を飲むことで、覿面ではないにしろ改善効果を感じることができたので、グレーゾーンとはいえADHDの傾向があったのだと再認識した。

ある程度は改善したが、全てまるっとおさまった訳ではなく、グレーゾーンの中でも定型寄りになった程度の話なので、やはり仕事で叱責されることは多い。

グレーゾーンの場合は、診断が下るわけではないのでどうにか定型の社会の中で生き抜く術を身に付けないといけないのが辛いところだ。

辛さは、定型でもグレーゾーンでも発達障害でも一緒なんだろうけどね。

定型は定型で辛いのだろうし、発達障害だけが特別辛いわけではないと思う。
思うけど、やっぱり現代の日本社会はかなり生きづらい環境にあると思う。

定型と呼ばれる人の中にも少なからず発達障害の要素はあって、発達障害と診断される人の中にも定型発達の要素はあって、それらの割合で定型・グレーゾーン・発達障害に分けられるのだろうけど、明確な境界線は無い。

WAISやCAARSなどのテストはあるにしても、はっきりとした境界線は誰にも分からないし、そのこと自体には意味がない。

突き詰めてしまえば、発達障害という診断自体にも意味はないと思う。

生きづらや困りごとさえなければ、問題は起きないからだ。

自由に楽しく生きられるのであれば、特性は長所でありその人にとってなくてはならないものになるはずた。


それを阻んでいる大きな原因は、社会とか環境にあるのだと思う。
繰り返しになるが、グレーゾーンは定型と同じ環境で戦わなくてはならない(クローズ就労の方もそうだ)。
毎日、自分の社会不適応に打ちひしがれながら就労するわけだ。

工夫して何とかカバーできる特性もあれば、色々工夫してもどうにもならない特性もある。

定型と同じレベルを求められて、出来ないと叱責され、出来るのは当然。

そりゃ二次障害になるよなぁ。

気にしない・メンタルダメージを受けないような訓練をすれば二次障害は避けられるのかもしれないけど、楽しく生きられるかはもっともっと突き抜ける必要がある。

叱責されてもミスしても凹まないメンタルを作って、本当の自分の人生を生きたいなぁ。

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