#創作大賞2024

私のおばあちゃんは近所でも怖いと評判！
しつけにも とても厳しくて 来客がある時は

《正座して三つ指ついてご挨拶》を
徹底してて子供の頃はそれが当たり前でした。

おばあちゃんが亡くなった今も
『ちゃんとしなさい』とおばあちゃんの
声が空から聞こえてくるようです。

だから学校でも日常生活でも仕事でも

《ちゃんとしなきゃ》私が嫌なんです。

自分に厳しいと
家族にも同じ事を求めてしまい

自分の思い通り 期待通りに動いてくれないと
イライラ、プンプンしたりいつも怒ってました。

それがエスカレートすると

私の思い通りにならない世界に

ガッカリして、
私の人生はこんなはずではない！と心が折れた。

自分で自分の首を絞めていることに気づかず
何とも生きづらかった。

私の根っこにはこんな気持ちがあるでの

ヨガ講師として働き始めてから2年目くらいまでは『ちゃんとしなきゃ』に苦しめられました。

ヨガのレッスンで
ひと言でも間違うと…もうダメだ
終わりだ！！と幕をおろし、
出来ない自分にガッカリした。

また別な時には、
ヨガのレッスンの流れを途中で忘れてしまい咄嗟に閃いたレッスンの流れに変えた時も私が予定していた事と違う…とひどく落ち込んだ。

今の私なら『そんな事で悩む必要ないじゃん』と自分に言ってあげたい。

・ひと言ふた言の言い私は間違った！と思っても生徒さんからしたら分からない。

・途中で咄嗟に閃いた流れにしても私はそれはそれですごいじゃん！！と自分を褒めてあげたい。

そんな風に思えるようになったのは…

ある日、ある言い間違いをした時に

生徒さんがドッと笑ってくれたんです！！

それを恥ずかしい…と昔の私は思ったけど、

間違いを笑いに変えると
　　　　　　私も笑顔！生徒さんも笑顔！

なんて素晴らしいんだ！！と
思ってしまったんです。

その日から私はレッスン前に
自分の失敗談や嬉しかった事、有り難かったことを小話として生徒さんと話すようになりました。

今では『先生のレッスン前のお話がいつも楽しみなんです！』と嬉しいお言葉も。

真面目や真剣さも 忘れないけど

笑いは人の心と心を繋いでくれる…

これもヨガなのかなと感じてます。

私はヨガを一生、学び続けるし、
自分の楽しみとしてやり続けますが

ヨガだけでも色んな資格があるし、

ヨガの為に資格を取り出したらキリがない。

ただの紙 集めにもなりかねない。

難易度が高いポーズができる。
たくさん資格を持っている。
ヨガ歴がめちゃくちゃ長い。
高い指導技術を持っている。
モデルさんのように美しい。

どれも魅力的だけど…

やっぱり最後は《人となり》に

人は心を惹きつけられる。

今日もたくさん笑ったし、たくさんおしゃべり
できたヨガクラス。楽しかった。

笑いのスキルは仕事だけではなく

どんな場面でも役立つと思います。

真面目で、完璧主義で、
白黒ハッキリさせないと気が済まない私のような人には笑いのスキルを！！

それでは今日も心穏やかに

ポジティブでありますように。