【読書感想文 #5】 子育て○✕図鑑
かなり間があきましたが、読書感想文第5弾です!
本屋さんで見つけて、思わず買ってしまいました。YouTubeでもお世話になっているてぃ先生の本です。
とても読みやすく、ためになる内容満載でした!
概要
YouTubeで子育てに関するノウハウを発信されているてぃ先生による子育てハウツー本。紹介されている方法は経験則だけでなく、脳科学や心理学など科学的根拠に基づいている。
上記にあるように「子どもがもっと喜ぶ子育て」「家族みんなが幸せになる子育て」を目指す上で「こうした方が子どもは喜んで行動しそう」というアドバイスがまとめられている。
印象に残った内容
①名前を呼ぶときに「大好きな」「大事な」とつける
子どもの「自己肯定感」を高める良い方法とのこと。子どもが3歳、4歳と大きくなってくると、お片付けができたから良い子、というように、条件つきで認められることが増える。そうなると、赤ちゃんのときのような無条件の愛情を感じにくくなり、「自己肯定感」が育ちにくくなるらしい。
今までを振り返ると、上の子にはまさにそのような対応をしていたと思う。できるようになったことをほめることは多いけれど、何でもないときに愛情を伝えることはあまりしていなかった。
「自己肯定感」が高い子の方がいろんなことにチャレンジしてみようという気持ちになりやすく、仮に失敗しても素早く立ち直ってまたチャレンジできるようになるらしいので、この方法はぜひ試してみようと思った。
②「ママがいい!」には同意する
下の子が生まれて、赤ちゃん返りがひどくなってきたので、ぜひ参考にしようと思った。今までは「お父さんでも良いでしょ?」と言ってしまっていたが、「そうだよね。お母さんのこと大好きだもんね。」と言って、同意してあげる方がママ離れは解決しやすくなるらしい。
子どもがママを求めるのは、ママとの信頼関係がしっかりできている証拠であり、子どもの成長という観点ではとても良いことらしい。
パパが嫌いという訳ではなく、ママに安心を求めたい時期というだけ。それなのに、「パパでも良いでしょ?」なんて言うと、子どもは「自分の気持ちを誰もわかってくれない!」とますます不安になってしまい、もっとママを求めるようになってしまうとのこと。
子どもの気持ちに同意することで、自分の気持ちをわかってもらえるという安心感を持たせてあげることが大切らしい。
③いい行動をすぐほめる
1週間くらい実践してみて、なんとなく効果が出始めているのではないかと思っている方法。
スーパーや図書館など走ってほしくないところに行ったとき、「ちゃんとお父さんの近くでゆっくり歩けてすごいね。」と伝えるようにしたところ、全くと言っていいほど走らなくなった気がする。
子どもの行動にはいくつかの理由があり、そのうちの1つに「それをすることで大人が自分に注目してくれる/自分を認めてくれる」というものがあるらしい。子どものよくない行動理由が上記に該当する場合、「叱られること = 注目されること」になり、それをうれしいと感じている可能性があるため、何度叱っても繰り返すことがある。
よって、「叱られる行動よりも、正しい行動、いい行動をしたほうが、ママやパパがポジティブに注目してくれるから、そっちの方がいい。」とわかってもらうことが大切とのこと。
この方法はぜひ習慣化できるようにしていきたいと思った。
これから
本で紹介されたスゴ技を実践する
この本を定期的に読みなおす
以上です!
この本には、今回紹介したようなスゴ技が全部で40個書かれており、どれもためになるものばかりでした。
さらに、すべてのスゴ技が簡単に実践できるものなので、読んだその日から子育てに取り入れることができます。
もちろん、この本にある方法を取り入れても、今抱えている子育ての悩みがすぐに解決するということはないと思いますが、効果が期待できそうだなという方法もたくさんあり、めっちゃ付箋貼りました。笑
子育てされている方には強くお勧めしたい本です!
気になった方はぜひ読んでみてください!
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