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みんな成功しない前提で生きてるの?

仕事を辞めてほぼ半年が経ちます。

貯金の半分を使ったところでイラストレーターのコースを取り始め、現在勉強中です。


最近、わたしのカナダの移民申請を担当してくれた弁護士から連絡があり、友人として何か手伝えることがあればなんでも相談してくれとの事だった。
わたしは、もし政府から何か経済的に補助をもらえるのであれば、と聞いてみた。

昨日、弁護士と電話をしたのだけれど、やはり彼は頭が良い人間で、合理的であり、お金をセーブ&稼ぐ手段から話は進んでいった。


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わたしが今取っているコースは、イラストレーターの基礎&応用、特定のデザインの仕方を学ぶことができ、それに関連するスキル(iPadや水彩画)、ビジネス、著作権、仕事の契約までのヒントなど、もうそれを(遅かれ早かれ)仕事としてやっていく前提でモチベーションを保ちながらのコースだ。
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そんなわたしに、まずは何でイラストレーターのサブスクを自分で払わせられているのかとか、フォトショップは学ぶのかとか、インテリアデザインには興味あるか、あのお店で働いている日本人の子と組んでオンラインで物を売ったらどうか等のアドバイスのようなものをたくさんくれた。

もちろん政府からの補助をもらえるようには働きかけてくれるようだが、かなり難しいとの事。
政府のお金だけでは暮らしていけないよと。


うん。それは分かっている。
わたしはもう明日食べるお金がないわけではないのです。今、コースを取って勉強していて仕事をしていないからもし貰えるものがあれば貰いたい。もし補助があれば精神的に少し余裕ができる、そんな感覚だったわたし。

でも弁護士は、政府のお金はフルで貰えても15万円程度、でなければ7〜8万、貧困層のような生活をしないといけなくなるんだよと。

もう既に意思疎通ができていない。相手も何か思い込みがあるし、わたしも上記の言葉を発したところで捉え方が違うのがわかった。


「結局のところ、アートとかデザインの仕事はそれだけで生活していくことって困難だから」


それは知っている。でも、やってみないとわからない。
特に今、SNSがここまで発達した現在、誰だって誰かに見つけてもらって何かしら仕事を得ることだって不可能ではない。どのくらい時間がかかるかもわからない。1年か、2年か、でも2ヶ月かもしれない。Who knows?

デザインなんて何にでもできる。どこかの企業と契約できなくとも、自分で商品にプリントして売れるかもしれない。

そのマインド無しで誰が何を成し遂げられる?


もう一人、友人が「仕事見つけるの難しいから早めに動いたほうがいいよ」

結局、デザインの勉強をしてもそれ以外のフィールドで働くんでしょ?という前提。

わたしはがっかりしたとともに、豆腐メンタルががっつりえぐられた。
人のせいにしているのはわかっているけど、やっぱり傷つくしモチベーションがガクンと下がってしまった。

その後、限りなくポジティブな彼とラインをしたら、もうついて行けない。彼は今まで努力して働いてきた結果の収入と地位があって家族もいて、保険なり待遇なりがVIPであり、好きなように生きている。それを見て「わたしなんて、、」と思ってしまった。


それでも同じコースを取っている人たちとのコミュニティのZOOMに参加して話を聞くだけでも少し救われる。一人じゃない、みんな同じ道を通って、そこを越えるまではちょっと長くて辛いけれど、それでもこなしていくのみ。

ちょっと弱音を吐いてしまったし、先週肘を打撲して以来ずっと落ち込んでいる。でも大丈夫と言い聞かせて前に進みます。

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