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非鉄板文化圏だとソースに対する郷愁がそもそも育たない。個性的ではない中濃ソース、という西の人が忌み嫌うか「そんなん知らん」と一蹴するソースを補助的に使うに過ぎなくなってしまう紙魚(しみ)ったれにはなりたくなくて、いろんな知識を研鑽する。

本来の本命『ナナメの夕暮れ』は確保して、つまみも買って
帰って来たが、実質本命の新刊2冊は見つからず。
 まあ難易度は高めか。

2023/04/27
芳文社 まんがタイムKRコミックス
城下町のダンデライオン(7) 春日歩 990
ISBN
9784832274570

2023/04/28
小学館 ビッグ コミックス〔スペシャル〕
テツぼん(33) 永松潔/高橋遠州 748
ISBN
9784098618095

そうして先日の酒商たかので買った「貴」を開けて呑んで
寝て起きたので本来は南樽市場とたかのの角打ちの話を
書けばいいのですが、若干機が熟していないような。

 ここはぺぺぺとしたものをドアマットに使いつつ、
こんな知識の研鑽をする話などを交えて一つの記事に。
全く当人には関係のない時事からひょんな一曲。

まあせまいほう持たないので携帯ペイなんて使うのは
まずありえないし、ぺぺぺも囲い込みモードに突入する
らしいのでますます縁はないですが。

なんでこの世の中はぺぺぺに優しすぎて、
つべにあっさり「ぺ・ぺ・ぺのペ」があるんか。

歌っているのはVAL Projectの二人か。
『トルーパー』の生き残りでかつては(この曲の頃は)
西村智博、後にゲームを制作している頃には改名して
西村朋紘。林原めぐみや小森まなみのラジオを聴いて
育った世代なのでやはり「OMO(おも)さん」って
呼ばれ方のイメージが強い。
 で、もう一人はTAKADA BANDやナレーションでも
名を馳せてるのに『銀魂』のせいで「マダオ」と詠んだ方
が知名度が高い立木文彦。


この二人に亡くなった辻谷耕史さんと玉川紗己子(当時)
を加えた四人がVAL Project。
 この四人を軸に西村、辻谷両名が脚本を書いてリリース
したSS/PS/PCソフトが「My Dream~On Airが待てなくて」
(日本クリエイト)

https://seesaawiki.jp/game-staffroll/d/MyDream%A1%C1OnAir%A4%AC%C2%D4%A4%C6%A4%CA%A4%AF%A4%C6%A1%C1

TARAKOに主題歌歌わせたり、シグマ・セブンがキャストの
協力してあり、声優がセレクト出来て田中真弓に萌えキャラ
やらせることも出来るゲーム(で先輩格のレアキャラに
野沢雅子さんなんかも出てくるの)はこれです。

 ってことでこの曲を紹介したくて、どうでもいい時事を
ドアマットに使ったと。


そういえば、から。ここから本題。
『江戸前エルフ』4話の釘宮理恵エルフことヨルデが
ソースの匂いでホームシックになる、って場面がありましたが。

【江戸前エルフ】第4話 感想 西のエルフ、東に襲来!

第4話「古今東西エルフ合戦」

『あ…あんな…いつの間にかな…向日葵おらんようになっててな…』
『そ…そんでな…この通りめっちゃソースのいいにおいするやん?うちホームシックになってもうてん…』
(うん…間違いなくエルダ関係だなこの子は…ってことは…)
 @Arkxv2
ソースの匂いww
2023/04/29 02:30:54
 @main_trigger
そっちの理由で泣いてんのかい!
2023/04/29 02:30:51
 @11111ew
間違いねえだろwww
2023/04/29 02:30:55

【江戸前エルフ】第4話 感想 西のエルフ、東に襲来!:あにこ便

以前リトさんに対するコメントでもしたように、非鉄板
文化圏だとソースに対する郷愁がそもそも育たない。
逆に現在自粛中のマルちゃんの3食焼きそばについてる
ソースで味は十分、という舌に育ちがち。


北海道・東北の焼きそば文化はとみに鉄板文化の影響が
低い店が多く、よほどの専門店でもない限り、鉄板では
なくフライパンで調理してしまうケースが殆んど、という
点でも非鉄板文化圏だとソース文化は育ちにくく、あっても
味があまり個性的ではない中濃ソース、という西の人が
忌み嫌うか「そんなん知らん」と一蹴するソースを補助的
に使うに過ぎなくなってしまうわけで。

 焼きそば用のソースがある西日本と、ソースを利かせる
タイプがほぼなく、逆に海鮮や塩をベースにした焼きそば
が散見されるのも北海道・東北の特徴ではあると。

(一番の問題は以前も書いたけど、ベルト地帯から外れて
いた文化である上に、北の製鉄の中心だった室蘭が大口に
偏りすぎて、食文化では室蘭やきとりくらいしか産めなかった
一方で、焼き型、鋳型の中心が南部鉄器と南部せんべいの
八戸に集中していたからこそ、この偏差が生まれたのかと)

 その分ソースに毒されなかった分、米味噌や醤油ベースの
味付け調味料とたれ文化が以上進化しているのもこれらの
地域の特徴といえるのかと。
 米味噌系の調味料ではやはりカネサのみそチャップとか。

料理する人だと顆粒の味噌になる「パラミソ」を使うと
違ってくるとは思うが、流石に私はそこまでの腕はないんで。
 みそチャップと桃屋のきざみしょうがを合わせたら
しょうが味噌の美味しいヤツになるんで、これならおでんも食える
かもしれないけど(なので基本からしとかつけたがるおでんは
アウトなんですが。よく青森か姫路に行かなきゃおでん
は食わねえ、と日々言っている)。

醤油ベースの味付け調味料は北海道だとキッコーマンの
「めんみ」、日本海側で勢力を持つ「創味のつゆ」、
山形の芋煮などには欠かせない二代勢力「味マルジュウ」と
「うまいたれ」なんかが代表例かな。山形でデカめのイオン
ばかりに拉致されて、「うまいたれ」買えなかったのは
キツかったなあ。

だから「めんつゆ」が嫌いで鞘師出てるのに「めんつゆひとり飯」
に拒絶反応がでるのは仕方のないことなので。

でもやはり「だしソース」が東北市場狙わないのは勿体ない。
 横手焼きそばなんか無個性なソースに大量のだしを1から
沸かしてメインのソース焼きそばに使ってたりするけど、
「だしソース」で十分事足りるようにも思うんだけどな。

そんなこんなでいろんな知識を研鑽する、でした。

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