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ゆで卵ハードボイルド

ゆで卵を茹でるとき、悩ましいのは茹で加減だ。
半熟か、固茹でか。
時間が、決め手だ。
7分か、8分か、茹で時間のたった1分の差が今日の気分を上げたり下げたりすることになる。
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沸騰手前のぽこぽこと気泡が出るくらいになったら、卵を二個そっと入れる。
今日は7分とする。タイマーをセット。こればかりは勘に頼らない。
ときどき動かすのは、君を、じゃない、黄身を気遣うからだ。
ピ、ピ、ピ。時間だ。
一個取り出す。流水で冷ましながら、殻をトントントンと小さく割っていく。
するりと殻が剥け、白く滑らかな素肌が現れる。ドキドキ。
つるりと綺麗に向けると、安堵と喜びに一呼吸。ふうう。(なんだか雰囲気が?)
硬さを確かめる。むにむに。いい感じ。(あらまあ)
さて、皆は忘れているかもしれないが、もう一個茹でている卵がある。
これはハードボイルで良いので、10から12分くらい茹でる。
こちらも流水で殻を剥く。
そして、俺のハードボイルドな時間は終わった。
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ハードボイルド小説って、あれ、独り言ずっとしゃべっているみたいで、主人公おしゃべりな人よね。
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さて。私が卵を茹でる時、こんな風に二つ三つ卵を茹で、時間差をつけてハードボイルドを作るようにしています。
緩め半熟はラーメンなど、固め半熟はお弁当に、超固めは卵サンド用にしています。
せっかく茹でるのだから熱を有効に利用しているわけです。
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そんなこんなでできたゆで卵。
俺の料理写真をみてくれ。

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