2024年 3月29日 金曜日 徒然日記 俳句と自分…無意識と意識の狭間…

おはようございます、皆さん。徒然日記のお時間です。今日もここから、じっくり、ゆっくり、そして丁寧に綴っていきたいと思います。どうぞ最後までお付き合い下さい…

今日は天候崩れるみたいですね。まぁ、昼頃には回復するみたいですが。桜の咲くのが待ち遠しいです。

さて、何書こうかなぁ…

昨日はプレバトで俳句の春光戦を見ました。優勝はキスマイの千賀君でした。言葉を生業としているので、やはり注目して見ていました。
お題は「桜」で、

出郷の 車窓を叩く 飛花落花

という、綺麗な俳句でした。因みに花とは一般的に、俳句では桜を指します。
自分も一時期ですが、俳句に凝っていた時がありました。より綺麗な句を、より共感できる句をと目指して、とにかくたくさん詠んでいました。

ところが、ある時「実体験を詠んだ方がいいんじゃない?」という痛いアドバイスを受け、全く詠めなくなりました…自分の句は想像でしかなかったので…
かと言ってロクな人生経験があるわけでもないので、ホント痛いところつかれました…

嗚呼、あんなに楽しく詠んでいたのに…

それでもたまにですが、いい句が思い浮かぶ時もありました、ごく稀ですが…

米を研ぐ 母の指先 あかぎれて

とか、結構気に入っています。まぁ、冬に詠んだ句ですが。あとは

うす塩の 秋刀魚焼きたる 母の背よ

なんてのも詠みました。なんか母親の事ばかり詠んでいますが…一番身近にあり、よく見ているので詠みやすいんですね。

今、夏に向けて取ってある句があるんですが、

生を受け 恥を知りては 桜桃忌

というものがあります。桜桃忌とは太宰治の事を指します。
「人間失格」の出だし、「恥の多い生涯を送って来ました」からインスピレーションを受けて詠みました。評価は分かりませんが、結構気に入っている句です。

嗚呼、俳句って考えすぎてもダメだし、浅はかすぎてもダメなんですよね。
軽い気持ちで詠めたらなぁって思います。

考えすぎるのは、文章を書く上でも天敵ですね。
考えすぎず、かと言って浅はかな考えの文章もいけません…

俳句を詠むように書けたらいいのかもしれませんね。意識と無意識の狭間にいい言葉が浮かんでいる気がします。

かと言って、やはり自分にとっては5・7・5というのは短過ぎる気がします。
詩人の谷川俊太郎さんも同じようなことを言っていました。詩でさえ短いと感じるのですから、やはり5・7・5に思いを乗せ切ることは難しいことですね。

何て事を書いていたら丁度いい文章量。余裕があったら俳句、また詠んでみたいなと思う今日この頃でした…

追伸
今日の一曲…桑田佳祐 君への手紙


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