【気まぐれエッセイ】過眠は、取り返しがつく自殺のようなもの
過激なタイトル、すいません。
私は生まれてこの方32年、死にたいと想ったことは一度もない。辛いことがあっても、どれほど虚しさを覚えても、生きていたいと思ってきた。
むしろ、「いつか自分や自分の大切な人たちが死んでしまう」ということが、32年の人生で、最も強烈に悩んだことだ。
ただ、「取り返しさえつくのであれば、すべてをシャットダウンしたい」という気持ちにはよくなる。わりと頻繁にね。
その術が、過眠だ。
目覚めればまた、人生が動き出す。
命は、ありがたく続いていく。
だけど、眠っている間はありとあらゆる苦悩から解放されていられる。
こんなに都合のいい方法ってあるだろうか。
オーバーに聞こえるかもしれないけど、本当に便利な方はだと思うんだよね。
悩むと眠れなくなってしまうタイプの方には、使えない方法ではあるけれど……。
私は過眠という取り返しのつく自殺によって、幾度となく希望と意欲を取り戻してきた。
厨二病発症か?というくらい、かっこつけて、とても、とても重く書いてみたけれど、これって俗に言う「嫌なことは寝たら忘れる」っていうやつかも 笑
だからさ、死にたくなったら、線路じゃなくて、ベッドにダイブしよう。
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